[GMCD] 真・女神転生 デビルサマナー サウンド・ファイル

1995年にSSで発売されたRPG「真・女神転生 デビルサマナー」(以下、デビサマ)のOSTとアレンジ盤がセットになったアルバム「真・女神転生 デビルサマナー サウンド・ファイル」を先日入手したので、一通り聴いてみました。
CD2枚組で、1枚目にオリジナル音源、2枚目に「魔界召喚LIVE~悪魔咆哮!~」と銘打たれたアレンジ盤を収録。
1枚目が40曲収録で、再生時間は約70分。
2枚目が8曲収録で、再生時間は約40分。

ちなみに、デビサマは未プレイです。
というか、無印だけでなくデビサマ系統の作品は、「ソウルハッカーズ」も含めて、実は一作もプレイしたことがありません。
真・女神転生のナンバリングタイトルは何作品かプレイしているし、ペルソナシリーズならほぼ全作品プレイしているのですが。
なんというか、こう、「いつかプレイしよう!」という気持ちはあるけれど、機を逃しまくっていたら未プレイのまま現在に至ってしまっていた、みたいな。

そんな自分が何故このOSTを入手したのかと言えば、理由は3つ。
1つ目は、これまで聴いたことのある真・女神転生シリーズのBGMが、どれもわりと好みだったから。
2つ目は、ふらっと立ち寄った中古CDショップで、それほど高値ではなかった本作品が目に留まったから。
3つ目は、「デビルサマナー」という作品の名前と評判は昔から耳にしていて、ゲーム好き&ゲーム音楽好き的にフラグが立ったから。

2つ目に関して言えば、少なくともAmaz〇nの中古価格よりも安値でした。
むしろ、今さっきAmaz〇nで中古価格を見て、「あれ、こんなに高かったっけ?」と驚いているくらいです。

そんなわけで、事前情報まるで無しな状態で本作品を一通り聴いてみました。
率直に言って、自分はこのアルバム好きです。
2枚目のアレンジ曲は、曲によって好き嫌いのバラつきを感じたけれど、1枚目は総じて好みです。
派手さはないけれど、どことなく大人っぽいスマートさや、スタイリッシュな格好良さを感じました。

特に、ドラムやベースの低音隊が奏でるドコドコしたリズムが、すこぶるツボでした。
「シド・デイビス」や「会話・バトル」、「ボスバトル」のような疾走感のある曲は言うに及ばず。
それ以外の「自宅」や「丸瀬不動産」のようなアットホーム(?)な曲でも、「異界ダンジョン1」のような勇ましい曲でも、「スタッフロール」のようなほんのり切ない曲でも、味わいのある低音がとても好きです。
その一方で、低音部分はほとんどないけれど、「タイトル」や「笠置山」、「安全地帯」のような不思議な雰囲気の曲も好みでした。

どの曲も醸し出す空気感がすごくメガテンっぽいので、真・女神転生の曲が好きならば未プレイでもたぶん好きになれるのではないかと。
特に真1の曲が好きな方にオススメです。

個人的には、「異界ダンジョン」の名を持つ曲が、大体どれも好みでした。
曲名からしてダンジョンBGMだと思うけれど、これは飽きずに聴いていられる気がします。
中でも「異界ダンジョン(アストラル界)」の、パンを左右に大きく振られる電子音が印象的でお気に入りです。クセになる面白さを感じました。
また、「ホテル業魔殿」のパイプオルガンもたまりません。
荘厳な雰囲気がいかにも異世界っぽくて、生演奏で聴きたくなります。
あと、意外とツボったのが「中華街」。
曲名に偽りありまくるほどに「中華」っぽさはあまり感じられなかったのですが、この曲のベースとパーカッションの刻みがとても好きです。

そういえば、本作を作業用BGMとして垂れ流しながら聴いていたのですが、突然聴き覚えのある曲が流れたのにはびっくりしました。
「ゲーム未プレイなのに、この曲どこかで聴いたことがあるぞ!? なんで??」と思ったら、「葛葉探偵事務所」でした。
曲名を見て、なるほど納得。ペルソナ2でがっつり聴いたなぁ・・・と、懐かしさを覚えました。
ちなみに、「葛葉探偵事務所」もとても好きです。ペルソナ2で初めて聴いた時から好きです。

2枚目のアレンジバージョンについてですが、これは「魔界召喚LIVE~悪魔咆哮!~」という名前の通り、とてもライブっぽい音源になっています。
ライブを模した作りにしたのか、それとも実際のライブ音源を収録したものかは、わかりませんが。
歓声まで入っていて、ユニークな構成になっています。

とはいえ、ゲーム未プレイ民からすると、原曲がどれかわからないくらいに強いアレンジが加えられている気がします。
曲名も曲の雰囲気も全然違うので、どの曲も、まるで新曲を聴いているような気分になりました。
特に曲の雰囲気。オリジナル版の雰囲気とは違い、現代のバンド風にアレンジされていて、文字通りライブ感たっぷりです。
全く予備知識なく頭から聴いていたから、1枚目から2枚目へ変わった途端に急に雰囲気が変わって、正直驚きました。

あまりの変わりっぷりに、耳に馴染むまで少し時間がかかりました。
何度か聴くと「これって、原曲はアレだったのか」となるのですが、そこに辿り着くまでが結構長かったです。
今にして思えば、1枚目を繰り返し聴いてオリジナルを耳に覚えさせてから、2枚目を聴いた方が良かったかもしれません。

スマート&スタイリッシュな原曲が、この2枚目では全体的にロックテイストに変わっています。
どの曲もライブ感がとても強くて、聴く方のテンションをグッと押し上げてくるノリの良さを感じました。
ライブハウスで盛り上がりたくなる曲ばかりです。
もっとも、スタンディング形式のライブコンサートって、自分は少々苦手だったりするのですが。
# 最近、楽しみ方を感覚的に知って、少しだけ苦手意識が払拭されたけれど。

2枚目のアレンジ盤の中で一番のお気に入りは「魔界彷徨」。
5拍子で奏でられるエキゾチックなドコドコ感が、心底たまりません。
初めて聴いたときから、「あ、これ好きだ」となりました。
ラストの合成音声のような声も含めて、すごく好きです。
1枚目と2枚目を通して聴いても、これが一番好きな曲かもしれません。

というわけで。
真・女神転生のサウンド好きとしては、とても楽しいアルバムでした。
「あ、この曲好きだわ」「あれもいいね」ばかりが揃っていました。
それでいて、デビサマのオリジナル音源とアレンジバージョンが一挙両得で楽しめて、お得感もあります。
ゲーム未プレイでも、初期のメガテンサウンドが好みとマッチした方にはオススメです。おそらく、サウンドだけでも十分楽しめると思います。

[ゲームRev] DEEMO

スマホアプリに端を発するリズムアクションゲーム「DEEMO」のSwitch版を、この年末年始にかけて一通りプレイしてみました。
4周しないと全曲解禁されないらしいので、とりあえず4周プレイ。
4周目が終わった時点での総プレイ時間は、正確なところは不明ですが、1日1~2時間前後×14日ほどなので、20~30時間ではないかと。

ちなみに、これまで発表/移植された「DEEMO」のうち、PS Vita版の「DEEMO~ラスト・リサイタル~」は2015年にクリア済み。
それ以外のオリジナル版および移植版は未プレイです。
Vita版は、今も好きな曲だけ時折気分転換にプレイする程度には、とても気に入っています。
特に「ANiMA」(Easy)と「Suspenseful Third Day」(Normal)は、プレイ回数が100を超えてるのではないかというくらいプレイしまくっています。
とはいえ、曲が好きでもアクションはド下手なので、Full Comboは稀なのですが。
All Charming? なにそれ美味しいの?(すっとぼけ

改めてSwitch版をプレイしようと思ったのは、追加DLC分をあらかじめ含んだ実装であることと、2019~20年にかけてのセールでDL版が安くなっていたためでした。

そんなわけで、今回のエントリは、Vita版と比較した感想がメインになると思います。

システム的には、Vita版と大きな差はないです。
リズムゲームとしての基本システムは変わっていません。
画面上部から流れてくるノートに合わせてタイミング良くタップ or ボタン押下する形は、Switch版でも踏襲。
アドベンチャーパートのシナリオも、Vita版とほとんど同じです。

Vita版とSwitch版の違いを挙げるとすれば、主に次の点でしょうか。

・タップ操作とボタン操作のどちらでもプレイ可。
・音ゲーパートはVita版以上に細かい設定ができる。
・Book(楽曲のまとまり)内から別のBookへの移動が可能。
・楽曲数が膨大。
・全楽曲を解禁させるには、アドベンチャーパートを4周する必要がある。

タップ操作でプレイする場合は、Switch Liteだとコントローラ部が邪魔になるかもしれません。
Switch本体を机の上に置いて、ピアノを弾くように五指でプレイするスタイルなら問題なくできそうですが。
自分は無印Switchを所有しているので、両側のコントローラを外して両手持ち親指タップ操作でプレイしていました。

Switch版の「DEEMO」は、スマホ版で言うところのVer.3.3で発売されているそうです(本稿執筆当時、今後アップデートされる可能性あり)。
Vita版と大きく異なる点は、Ver.3.3までの全ての楽曲が1パッケージ内に実装されていること。
Vita版のプリインストール楽曲だけでなく、追加コンテンツである有料楽曲まで、Ver.3.3でプレイできるものは全て含まれています(一部コラボ楽曲を除く)。
Switch版を買い切ってしまえば、追加コスト無しで、Ver.3.3までの全楽曲をプレイすることができます。

Ver.3.3までの全楽曲が実装されているため、楽曲数が本当に膨大です。
公式によると、200を超えるとか。
シナリオを4周する中で、3分の2ほどの楽曲は難易度問わずで最低1回はプレイしたのですが、逆に言えば3分の1ほどがまだ未プレイです。
あまりに膨大過ぎて、途中で力尽きました。
音ゲーはアクションゲームの一種(シューティングゲームっぽさもあるけど)なので、何時間もぶっ続けプレイできるほど自分のHPは高くないのです。
でも、時間をかけて少しずつプレイしてみたいとは思っています。
全体的に曲が良いし、ひょっとしたら未プレイ楽曲の中に自分の好みド直球の楽曲があるかもしれないので。

Vita版では専らプリインストール楽曲ばかりプレイしていたので、有料追加楽曲はこれまで全くプレイしたことがありませんでした。
今回のSwitch版で初めて追加楽曲にも触れたのですが、なんというか、好みの楽曲とそうではない楽曲の差がすごく激しかった印象です。
Vita版のプリインストール楽曲でも多少はそういう面がありましたが、追加楽曲の場合はより一層それを強く感じました。
それも、楽曲単位というよりは、Book単位で好き嫌いが分かれました。
まぁ、個人の好みの問題だから仕方ないのですが。

自分の好みの傾向が、オーケストラ調の壮大な曲やファンタジー系の幻想的な曲なので、そういう雰囲気の曲にはすごい勢いでハマりました。
初回プレイにもかかわらず、ハマる曲はハマるもので、「なにこれ出だしから超格好良いじゃん激好みじゃんうひょーっ!!」とテンション爆上がり。
シナリオを進めることを優先していたため、そういうハマった楽曲も1回しかプレイしていないのですが、繰り返しプレイしたいと思えた曲がいくつもありました。

その一方で、当然イマイチ自分に合わない曲もあるわけで。
明る過ぎる曲やゴリゴリのテクノ曲がどうしても苦手で、一曲完走するだけでひどい疲れを感じるほどでした。
そういった苦手な曲も、シナリオを進めるために頑張って挑戦してみましたが、苦手なものはどうやっても苦手っぽいです。
こればかりは好みの問題だからなぁ、どうしようもない。

楽曲的な好みの差だけでなく、譜面的な楽しい/楽しくないの差も激しかったです。
譜面的にすごく楽しくプレイできるものもあれば、逆に楽しくない譜面もあって。
楽曲は好みではなくても、譜面的に楽しければ、再プレイしてもいいかなと思えたものもあります。
逆に、楽曲は好みでも、ノートの出現タイミングのテンポが悪くて楽しくない譜面だったり、Lv以上の鬼畜譜面だったりすると、もういいかと思ってしまったり。
音ゲーでは楽曲だけでなく譜面も重要な要素なのだなと、強く感じました。

それだけに、楽曲の好みと譜面の楽しさが合致すると、めちゃくちゃ楽しいです。
「これは何回でもプレイしたい!」と挑戦する気概が自然と湧いてきます。
また、フルコンできたときの達成感が半端ないです。
そのあたりは、Vita版と変わりません。楽しい曲は何回プレイしても楽しいです。

今のところ、CrankyさんのBookがどれも好みでした。スルメプレイ確定です。
他にもBook単位で好みのものがあったのですが、基本1回しかプレイしていないからどれがどれだか分からなくなっています。
アイコンイラストはなんとなく覚えているので、それを手掛かりに探してみるしかないか。

アドベンチャーパートについてですが、リズムゲームを繰り返して木を成長させるシステムは変わっていません。
ただ、1周目は木の成長速度がかなり早く、わりとあっさりクリアできます。
が、2周目以降はなかなか上がらなくなります。
過去の記録を更新すると一気に上がります。フルコンすると、さらに倍ぐらいガッと上がります。
その一方で、記録更新できないと、ほとんど上がりません。
初回プレイ時はほぼ無条件で記録更新と見なされるので、同じ曲を何回もプレイするより、次から次へと新しい曲をプレイした方が、木をスムーズに成長させることができます。
その影響もあって、各曲1回ずつしかプレイしていないのですが。

アドベンチャーパートを4周しないと全楽曲が解禁されない作りになっているので、とりあえず4周しました。
が、2周目以降は多少台詞の違いがあっても、概ね1周目と同じ流れなので、さすがに4周目になると飽きてきました。
本作が元来スマホ用のゲームで、薄く長くプレイされる想定で設計されていると思うので、一気に4周もプレイされることは想定外なのでしょう。
まぁ、そう考えると、やむを得ないのかなとも思います。スマホとコンシューマーでは、そもそもプレイスタイルが異なるし。

アドベンチャーパートを4周して、ひとまずシナリオ面で一段落ついたので、今後はちまちまリズムゲームを楽しもうかと。
好みの差はあるものの、全体的に楽曲がとても良いし、リズムゲームとしても楽しいので、これから未プレイ楽曲を消化しつつ、プレイして楽しい楽曲を気分転換にプレイし続けていこうと思います。
ピアノの音色が好きで音ゲーに抵抗がなければ、1パッケージで膨大な数の楽曲をプレイできるSwitch版はかなりオススメです。

[GMCD] DEMON GAZE ORIGINAL SOUNDTRACK

2013年にPS Vita用ソフトとして発売されたDRPG「デモンゲイズ」のOSTを、最近ひょんな拍子に入手して、一通り聴いてみました。
収録曲数は、CD2枚組で全31曲。
再生時間は、トータルで92分ほどです。

ゲームの方は、Global Edition版ではない完全無印版をプレイしたことがあるのですが、途中で詰みました。
ラストダンジョンまではなんとか自力で到達できたのですが、そのダンジョンに何回も挑んでも全滅するを繰り返す始末。
「え? なんで??」と思って攻略サイトを調べてみたら、今のPT編成ではどうやってもクリアできないことが判明。
攻略するためにはあるクラスのキャラの所持スキルがほぼ必須だけど、そのクラスのキャラを全然育てていなくて。
今さら一からキャラを育てる元気も湧かなくて、「あ、これダメだ…」と心が折れました。
そんなわけで、クリアはしていません。むしろ、DRPGに対する苦手意識が強化されたトラウマ作品とも言えます。
たぶん、戦略・戦術を必要とするハクスラ系RPGが、自分には合わないのだと思います。面白さを見出す前に、疲れてしまうみたいです。

ちなみに、「デモンゲイズ2」のGE版はクリアしました。
2は、最終的にLvを上げて物理で叩けばなんとかなったので。
「こんな俺でも、やればできるじゃないか」とDRPGに対する苦手意識を薄めてくれたのは、デモゲ2でした。

そんな個人的にはトラウマゲームでもある「デモンゲイズ」(無印)ですが、BGMの良さはプレイしていたときから気になっていました。
ふとした拍子に耳に入ってくる曲が、妙に格好良いな、と。
ただ、ゲームをプレイしたタイミングが遅過ぎて、OSTの存在を知ったときには既に売り切れ・廃盤。
ゲーム音楽あるあるだし、これまでにも似たような経験を散々していたこともあって、「……まぁ、仕方ないか」とさっくり入手を諦めていました。

そんなある日、ふらっと中古CDショップで物色していたら、このOSTと「デモンゲイズ2」初回限定版の特典CDを発見。
価格的にも手の届かない高さではなかったので、迷わず購入しました。

そんな流れで聴いてみたデモゲのOSTでしたが、聴き込むほどに良さがじんわり浸透してくる作品でした。
最初こそは「あー、そういえば、こんな曲だったような気がする…」という感じの、薄い反応しか湧いてこなかったです。
それが、再生回数を重ねるに従って細かい旋律や表現が耳に留まるようになり、「あ、この曲のこの部分、超絶格好良くないか!?」と前のめり気味に聴くように。
今では、中古とはいえこのOSTに巡り合えた奇跡に感謝しています。
本当に、入手できて良かった……自分をあのタイミングで中古CDショップに向かわせた直観力に感謝。

全体的な曲調は、バンドサウンドとオーケストラの中間みたいな、いかにもなゲーム音楽。
こう言っては何ですが、純粋に”ゲーム音楽”している感じです。
熱いバトル曲や荘厳なダンジョン曲、穏やかなノクターン調の曲もあれば切ないバラード調の曲もあるという、シチュエーションに合わせたような様々な曲が揃っています。
ただ、あくまでもBGM用途だからか、メロディラインが明確で形のはっきりしている曲が多いものの、尖った部分はあまりなく、すごくBGMに徹している感じです。
そのためか、耳に馴染むまで少々時間がかかりました。

とはいえ、だからこそ、ゲーム音楽好きとして心に刺さったような気がします。
全体的に漂うのは、すっきりした明るい格好良さ。
上手い言葉が見つからないのですが、爽やかな後味とキレの良さを感じました。
その爽やかさのためか、どの曲も抵抗感なくスッを耳に入ってきます。
そして、普通に格好良いです。うん、普通に格好良い(大事なry

曲は、ゲーム収録音源をまるっとそのまま収録してるわけではなさそうです。
数年前のOSTではスタンダードだったフェードアウトで曲を終わらせる形ではなく、曲として完結するようにコーダ(結尾部)が付いています。
確か、ゲーム収録音源はコーダはなく、そのままループする形だったかと。
とすれば、このOSTのために、コーダの部分を書き下ろされたのでしょうか。
OST版の方が曲として完結しているため、なんとなく聴きやすくなっているような気がします。

デモンゲイズシリーズのBGMの最大の特徴は、VOCALOIDのIAが多用されている点でしょうか。
OSTの約半分で使用されているのではないか、というくらい、あちこちでIAの歌声を聴きます。
自分はVOCALOIDの歌声にそれほど強い抵抗を感じないタイプ(ただし、使われ方次第)なのであまり気にならなかったのですが、ゲーム発売当時、この多用っぷりには賛否両論あった模様。
確かに、VOCALOIDとはいえ、かなり際立って機械的な歌声です。
おそらく、デモンをイメージして、わざとあまり調教していないのではないかと思うのですが。
ただ、VOCALOIDの歌声が苦手な方は注意した方が良いかもしれません。

個人的に最も気に入った曲は「王のエデン」。
こういう重厚で荘厳な曲に弱いのです。
コーラスとオルガンの組み合わせとか、格好良くならないわけがないです。うっすら聴こえるドラムの刻みもすごく良いです。
というか、この曲が流れるダンジョンまで辿り着いて「ずっと聴いていたいくらい曲はめっちゃ好みなのに、先進めないのはなんでだー! でも、この曲のためにOST欲しいー!!」といろいろな意味でジタバタしていたので、この曲はいろいろ思い入れが深いです。
ようやくこの曲をエンドレスで聴けて、たいへん満足しています。

次点で、「機械仕掛けの罠」。
主旋律が好みというのもあるのですが、ベースの動きがすごく昔のゲーム音楽っぽくて、そこはかとない懐かしさを覚えました。
すごくパキパキした音がピョコピョコ上下動しているあたりが、なんだかとても懐かしいです。
FCやGBの頃のベース音って、こういう8ビートや16ビートでピコピコした動きをしていたような印象が強くて、その頃を思い出しました。
ちなみに、この曲を聴いていてふっと脳裏に浮かんだゲームはウィザードリィでした。
いやまぁ、ウィズも実はさほどプレイしたことがないのですが、何故かふっと記憶の引き出しから出てきたのがウィズでした。なんでだ。

なお、同じことを「瞳の宿命」でも感じました。
低音でもぞもぞ動いてるピョコピョコ感、すごく好きです。

「未踏の魔城」もすこぶる好みです。
ほぼ純粋なオケ調で、重みと厚みの感じられる勇壮な音の響きが好みド直球でした。
こんなん、惚れないわけがないです。端的に言えば、格好良いです。
これと「王のエデン」は、生オケで聴きたいです。どこかの楽団で演奏してくれないかな(いつもの他力本願

確か戦闘曲だったと思うのですが、「愛を知らない天使」と「青き狩人」もすこぶる格好良いです。
戦闘曲らしい熱さの溢れる曲です。これ、たぎるなぁ。
「愛を知らない天使」のエレギとIAの掛け合いとか、「青き狩人」のIAと弦とエレギが交互に主旋律を奏でるところとか、格好良いの塊です。
あと、リズム隊(ドラムやベース)がとても良い仕事をしています。なんかツボりました。
ところで、「愛を知らない天使」のイントロは、ゲーム収録版にはなかった(イントロ無しで、すぐに曲本編に突入していた)ような気がするのですが……記憶違いかな?

この2曲の戦闘曲と「瞳の宿命」の3曲をメドレーにして、架空言語(いわゆるハナモゲラ語)だった歌詞を日本語に戻したものが、「闇を束ねし者」です。
セットリストの位置的に、おそらくラストバトル曲でしょうか。
ゲームプレイ時はラストバトルまで到達できなかったので、ゲーム内でこの曲は聴けていません。
そのため、各戦闘曲の歌詞はハナモゲラ語がデフォルトだと認識していました。
が、実は日本語歌詞があったことにまず驚きました。
逆に、ハナモゲラ語でIAに歌わせたことの方が、すごいことのように思います。あのハナモゲラ語、どこから出てきたのだろう。「闇を束ねし者」の日本語歌詞のアナグラムが、各戦闘曲の歌詞なのかな?
とまぁ、真っ先に歌詞に驚いたのですが、格好良い曲が3曲もメドレーになっているので、曲自体もとても格好良いです。
というか、格好良さの塊のような3曲が揃って、熱く格好良くならないわけがありません。
ラストバトル(だと思う)に相応しい熱さたっぷりの曲になっています。

ついでに、この場を借りて、デモゲ1のOSTと同時に入手したデモゲ2の特典CDについても軽く感想を記します。

デモンゲイズ2の特典CD「BEST SELECTION DEMONGAZE MUSIC」には、文字通りデモンゲイズ1と2のBGMを一部セレクトして収録されています。
デモンゲイズ2の歌曲である「マグナスタリカ」3バージョンと、「スタリカ」のOP用短縮バージョンも入っています。

この「マグナスタリカ」の「序」と「急」が、すこぶる格好良いです。
ゲームプレイ時に「なにこれ超格好良いんだけど! サントラは!? サントラはないのか!!?」とクリア直後にOSTを探すキッカケになった曲であり、「初回限定」の四文字で表された高い壁を前に挫折を味わった曲でもあります。
まさか、ここでまた会えるなんて……巡り合わせって不思議なものだな。

そして、やはり2曲とも、今改めて聴いてみてもすごく格好良いです。
ゴシックぽさの漂う重量感のある女性ボーカル曲です。色で表すなら、焦茶色。
2曲とも90秒程度と短いながらも、その短い尺の中に格好良さが凝縮されています。
特に、低音がたまりません。
存在するならば、フルバージョンが聴きたい曲でもあります。フルになるとどうなるのか、すごく気になります。

というわけで。
ゲームプレイ以来久しぶりに聴いた「デモンゲイズ」のBGMでしたが、聴き込めば聴き込むほど格好良さに痺れるOSTでした。
純粋にゲーム音楽っぽさがあるので、ゲームプレイした上で聴いた方が楽しめると思います。
が、主旋律がはっきりしている分、曲として独り立ちしているので、ゲーム未プレイでも意外といけるかもしれません。
オケサウンドとロックサウンド、両方とも好きな方にはオススメです。

[GMCD] WILD ARMS the Vth Vanguard ORIGINAL SCORE Vol.1/Vol.2

2006年にPS2で発売されたRPG「ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード」(以下、WA5)のOST「WILD ARMS the Vth Vanguard ORIGINAL SCORE Vol.1」と同名の「Vol.2」を同時に入手したので、まとめて一通り聴いてみました。
収録曲数は、Vol.1がCD3枚組で54曲、Vol.2もCD3枚組で51曲。
再生時間は、Vol.1が約2時間40分、Vol.2が約2時間55分。
2巻合わせると5時間30分を超えるほどの大ボリュームです。
なぜ2巻に分けられているのかは、一通り聴き終わった今でも謎ですが。

なお、WA5は未プレイです。
WAシリーズのゲームは2, 3, WA:Fのみプレイ済み。OSTは1~4とWA:F、ミリメモを所持しています。
シリーズ作品を全く知らないわけではないけれど、濃いファンというほどでもない、といったところです。

そんな自分がこのOSTに手を出したのは、WAシリーズのBGMが全体的に好きだから。
中でも、WA:FのOSTは一番聴き込んでいます。
一番最初にプレイしたWAシリーズ作品がWA:Fであり、初めて触れたWA:FのBGMの良さに惚れ込み、クリア直後にOSTを買いに走った記憶があります。
なるけみちこさんの曲を意識して聴くようになったのも、WA:Fからでした。

そのなるけみちこさんですが、WA5には一切参加されていません。
確かWA4制作途中に体調不良で倒れられて、WA5開発中もそれが継続していたのではなかったかと。
そのため、WA5のメインコンポーザーは、WA4でなるけさんに代わって途中から参加された甲田雅人さん。
そして、もう一人、Element Gardenの上松範康さんも参加されています。

いわゆる「なるけ節」が本作にはほぼ全くないので、これまでのWAシリーズとはなんとなく雰囲気が異なっているような印象を抱きました。
ぶっちゃけてしまうと、WAっぽくないです。
なんかこう、渡り鳥たちが世界各地を渡り歩く風情というか旅情感というか冒険心というかノスタルジックさというか、そういう要素が少し弱い感じがしました。
あの言葉ではなんとも表し難い独特な雰囲気が「なるけ節」だったのかと、今更ながらに実感しています。
「いなくなってみて初めて分かる」というヤツです。

ただ、WAっぽさを求めなければ、曲自体はすこぶる好みでした。ものすごく良曲が揃っています。
特に、上松さんがとても良い仕事をされていて。
作業用BGMとして垂れ流しながら聴いていて、「やっば、この曲、超絶格好良い……」が連発。
耳と心にグサグサ刺さってくる曲がとても多かったです。

上松さんの曲は、壮大な曲調と熱くたぎる展開のものが多くて、中二心を良い感じにくすぐってきます。
曲の雰囲気としては、「FINAL FANTASY ブレイブエクスヴィアス」(以下、FFBE)にかなり近いです。
「Terrible - monster Attacking Crew!」のループに入る直前の展開が、特にそれっぽかったです。
まぁ、よくよく考えてみたらFFBEの楽曲も上松さんが手掛けられているので、それはそうだろうと納得なのですが。
きっと、FFBEの楽曲が好きで、WAっぽさを強く求めていない方であれば、同じようにグサグサ刺さるのではないかと。

とはいえ、過去のWAシリーズの楽曲を意識されている様子も、曲の端々から窺えます。
口笛とか、ティンホイッスルとか、アコースティックギターとか、カスタネットとか。
曲順と曲名的にOPムービーかタイトル曲っぽい「the Vth Vanguard」が、まさにそれ。
また、「明日への道は、君の後に続く」のようなバンドセッションぽい躍動感に満ちた曲からも、過去作リスペクトを感じました。

それと、ほんの一部楽曲では、過去のWAシリーズ曲が使用されています。
と言っても、WA2の「どんなときでも、ひとりじゃない」と「バトル・ナイトブレイザー」の2曲の特殊アレンジだけですが。

全体的にはオーケストラ調の楽曲が多め。時々ロックだったりテクノだったりもします。
オケ調のゲーム音楽が好きな身としては、「これ、生演奏で聴きたくなるヤツ!」と地団駄を踏みたくなるほどに、どれもとても格好良いです。
「超えていくのは昨日の自分」、「天路歴程」、「世界の広さを知ってなお…」、「切り札、それさえも前哨」あたりは、オケで聴きたいと強く感じました。
このあたりの楽曲を演奏するコンサートが行ける範囲内であったら、全力で行く調整をします。ええ、それはもう全力で。

数々の良曲の中で、最も印象に強く残った曲は「嘆きの大地を渡りゆく」。
ティンホイッスル(かな?)とカスタネットが織り成すノスタルジックさ、そしてその後に続く壮大なオーケストラの調べに、胸が詰まる思いがしました。
切なさもありつつ前向きさも感じるような、そんな寂静感。
初めて聴いたときから、「あ、これ好き」と直感で思いました。

ノスタルジックと言えば、「憎しみに踊るMuzzle」もすごく印象的でした。
アコギとカスタネットとハンドクラップ(?)があまりにも格好良くて、聴く度に思わず身体でリズムを刻んでしまいます。
そんなリズム隊に合わせて切なげに奏でられる主旋律も、心底たまりません。
なにこれ、すごく格好良い。一発で惚れるヤツだ。

少し変わった曲としては、「Emergency Sign」が妙に耳に残りました。
バックでウィーンウィーンと唸ってる電子音が、すごく印象的で。
それがどうやら自分の変なツボにハマったみたいで、なんとなく好きです。

同じく変わり種ですが、「学究の徒なればこそ」も耳に残りやすい曲です。
終始チャコポコ鳴っているマリンバっぽい音色と、ベースなどの低音との掛け合いが、なんだかとてもツボでした。
曲から醸し出される不思議な雰囲気も、自分の好みにハマりました。

いかにもバトル曲っぽい曲の中では、慟哭系オケテクノトランスな「ペルセフォネ IPCC_3927(:Battle)」に自分のツボを強く押されました。
スタイリッシュでとても格好良い曲です。
こういう曲調に一時期ドハマりしていた影響のためか、自分はオケテクノやオケトランスにも弱いです。

他にも、想定以上にたくさんの良曲が揃っていました。
特にこれという強い理由もなく、単にWAシリーズのOSTだからという理由だけで入手したものだったけれど、これは良い買い物でした。

というわけで。
WA5のOSTは、WAらしさを求めると肩透かしを食らうかもしれませんが、曲自体はとても格好良いものばかりで、個人的にはすこぶる満足しました。
きっとゲームプレイ済みの方が楽しめると思いますが、楽曲の自己主張がそこそこ強いので、ゲーム未プレイでも十分聴けるかと。
FFBEの楽曲を手掛けられている上松さんの作風が好みであれば、聴いて損はないと思います。

[雑記] 2019年もろもろ振り返ってみる

2019/12/31(火) 07:43:02 | カテゴリ:雑記
2019年も残すところあとわずかとなりましたので、年末恒例の1年間振り返り記事を投下します。
今年も前フリのネタがないので、昨年同様にサクッと本題に入ります。

今年の振り返り(本記事)は、例年以上に長いです。
おかしいな、こんな長文になる予定ではなかったのに。

なお、本記事内のリンクは、公式サイトなどの外部サイトではなく、例外を除いてほぼ全て過去記事に繋がっていますので、踏む際にはご注意ください。

■ゲームこの一年
今年クリアして当ブログに感想を投下したゲームは、全部で19本。昨年より増えました。
短時間でクリアできる低価格帯のゲームもプレイしているからでしょうか。
しかも、PS初期の作品からわりと最近の作品まで、フルプライスからインディーズまで、興味が向いたら手当たり次第にプレイしていた感があります。
ちなみに、プレイし始めたものの途中で詰んだ作品や、自分には合わなかった作品など、ブログに感想を投下しなかったものもあるので、実際にプレイしたゲームはもう少し多いです。
スマホゲームも含めると更に増えます。

今年は、春先にプレイした「死印」(2017年発売)にどっぷり浸かった1年間でした。
以前からチラチラと名前だけは見かけていて気になっていたタイトルで、いつぞやにPS StoreでVita版500円セールをしていたときに購入。
そのままダウンロードリストの中で塩漬け状態になっていたのを、今年の春に発掘して、軽い気持ちで一歩を踏み出してみたら、クリアする頃には頭の天辺までずっぽり沼に浸かっていました。いやはや、びっくり。底なし沼だったよ。
で、気が付けばDLC(ボイスドラマ「九条館の日常」含む)を全て購入し、初回特典欲しさにPS4限定版を探し出して入手し、ついうっかりSteam版を購入し、ひょんな拍子にSwitch版(パケ版)を入手し、「死印」のBGMが収録されている「EXP SOUND BOX 2017」やアクキーなどのグッズを公式オンラインショップから取り寄せ、ノベライズを探して書店巡りをし、夏に開催されたアンテナショップに足を運び、本編とは異なるパラレルストーリーのボイスドラマ「青き終焉」を全巻×2セット購入し、コミカライズ(デジタル配信版)も全巻購入し、コミカライズ書籍化CFに5桁投資した上に別途2冊購入して布教活動し、現在進行形の続編CFに最高額を突っ込むに至っています。来月には、Switch版(DL版)も購入予定です。
わかってた、ヲタはハマると財布の紐が緩くなるどころか、紐の概念がなくなるって……だが、悔いはないっ!(キリッ
推しは推せるときに推しておかないと次が無くなることを、経験上知っているので。過去に、それでどんだけ涙を飲んだことか……ッ!
パラレルストーリーのボイスドラマ「死印 青き終焉」も自分の好みド直球で、たいへん面白く楽しめました。本編同様に、めちゃくちゃ好きです。大好きです。
# 当ブログに投下したアホみたいに長い感想はこちら → 第1, 2章(+アンテナショップ)第3章第4章
そんなわけで、公式からの燃料投下が続く限り、来年も積極的に支援という名のお布施をしていく所存です。
続編「シビトマギレ」もすごく楽しみです。発売はまだまだ先(2021年夏予定)になりますが、当面の生きる目標にします。
ちなみに、最推しは八敷さん(主人公)です。なんなんだ、あのイケボで儚げで全部自分で抱え込んじゃう系の少しズレてる天然ボケ中年。性癖ドストライクじゃないか。放っておけるわけがない!

「死印」の姉妹作にあたる「NG」もクリア済みです。
「死印」をクリアした直後にVita版を購入し、その後、初回特典目当てでPS4限定版も購入しました。巷で噂の「うまいコーヒーの淹れ方」をどうしても聞きたかったんだ。仕方なかったんだ…!
なお、プレイした直後はまだ、公式オンラインショップに「NG」のOSTが残っていたので、そちらもゲット済みです。

「死印」の衝撃があまりにも強くて、相対的に他のゲームの印象が薄くなってしまっているのですが、今年プレイしたゲームは全体的に当たりが良かったです。
「OCTOPATH TRAVELER」(2018年発売)も、今年プレイした作品でした。
懐かしさと新しさが見事に融合したビジュアルやシステム、魅力的なキャラクターとシナリオ、めちゃくちゃ良過ぎるBGMと、良いところを上げたらキリがないほど神がかった作品でした。
これは、昨年発売するや否や評価がうなぎ上り、評判が評判を呼び一気に拡散されたのも納得です。ゲーム的に非の打ちどころがありません。すごい作品でした。
クリアしてからかれこれ数ヶ月経ちますが、隠しボスを打破したときの半端ない達成感は今でも強く残っています。
ちなみに、お気に入りはサイラス先生です。PTには、ずっとサイラス先生とテリオンが常駐していました。

「テイルズ オブ ヴェスペリア」のREMASTER版(2019年発売)も、今年クリアした作品の中でも思い入れの強いものです。
というか、無印版を7, 8周プレイしている上に10年以上情報を追い続けているくらい好きな作品なので、思い入れが強くならないはずがなかったです。
REMASTER版になっても、やっぱり面白かったです。そして、TOVという作品がとても好きだということを再認識しました。
久しぶりにプレイしましたが、物語も戦闘もとても面白いです。無印版を飽きるほどプレイしているにも関わらず、REMASTER版も飽きずに一気にクリアしました。
ちなみに、最推しはおっさんです。過去も現在も全部まとめて”おっさん”が好きです。
あと、うちのフレンは、ショパンコスがデフォです。「トラスティベル」も好きなので、そこは譲れません。

友人からのプッシュを受けてプレイした「真・女神転生」のPSP版無印ifも、思いの外楽しかったです。
もはやレトロゲームに含まれそうなくらい古い作品ですが、PSP版はいろいろ調整されているからか、今プレイしても十分に楽しめる難易度です。
とはいえ、ストーリー進行はかなり攻略サイトに依存していましたが。特にif。
操作性に慣れるまで多少の時間は必要でしたが、慣れてくるとものすごく楽しくなります。
また、終末的世界観がすこぶる自分の好みに合致。これで面白くないとか、あり得ませんでした。
友人がプッシュしてきた理由は、クリアしてなんとなく分かったような気がします。
なお、PSP版はVitaでもプレイできます。というか、Vitaでプレイしました。

古い作品といえば、「伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」(2019年配信開始)も古き良き時代の懐かしさ溢れるミステリーADVでした。
FC時代のコマンド選択型ADVって、実はそれほどプレイしたことがあるわけではないのですが、黒画面と白文字、粗いドットのグラフィックにコマンドリストという画面構成の時点で、懐かしさが満載でした。画面ショットを一目見て「昔、雑誌でよく見たヤツだ!」という雰囲気を感じ、それだけで興味を持っていかれました。
そして、実際プレイしてみたら2時間ドラマのようなシナリオで、そこにも懐かしさがいっぱい。
全体的に懐かしさの塊のような作品でした。
でも、その懐かしさが面白くもあって、楽しかったです。
続編の制作が決定しているようなので、そちらも配信が開始されたらプレイしてみたいです。

本当に、今年はいろいろなゲームに手を出したなぁ。RPGとADVばかりなのは相変わらずだけど。
来年も、たくさんの面白いゲームに出会えるといいな。

■ゲーム音楽CDこの一年
今年、ブログに感想を投下したゲーム関連のアルバム(サントラ、アレンジ盤どちらも含む)は、全部で33本。
昨年のおよそ1.6倍に増えました。
PC作業中とか読書中とかDIY中とか、耳をあまり使わない作業をしている最中は、ひたすらゲーム音楽のアルバムを垂れ流していました。
また、ゲーム音楽もゲーム同様に、古い作品から新しい作品まで、気になったものを手当たり次第に聴いていた気がします。

なお、ゲーム本体の初回限定特典として付属していたOSTや、聴いてみたものの感想を書かなかったものもあるので、実際に聴いたゲーム関連のアルバムはもう少し多いです。

今年聴いたアルバムの中で個人的ベストを挙げるなら……あー、どれだろう?
「これ好きー!」というものが同レベルでいくつも並んでいて、1本に絞るのが難しいです。
強いて挙げるなら、「Symphonic Tale: The Rune of Beginning (Music from Suikoden II)」(邦題:交響組曲「始まりの紋章」(「幻想水滸伝Ⅱ」より))でしょうか。
オーケストラアレンジアルバムを制作するために、クラウドファンディングで資金調達するという新しい試みが為された点も含めて、印象深い作品です。
ようやく完成したアルバムが今年手元に届いて早速聴いてみたところ、想定以上に素晴らしい出来になっていて感動しました。CF支援作がこうして素敵な形になると、いろいろこう感慨深いものがあります。
自分はそれほど根強い幻水ファンではなく、1, 2のOSTを全て収集するほど熱狂的なファンである友人の影響でOSTを一通り聴いたことがある程度だったのですが、今回のこのアルバムで「幻水2の曲って格好良いな」とその良さを再認識しました。
なお、前述の幻水1, 2ファンである友人にこのアルバムを聴かせたところ、「あ、これ超良い、買う」という即答が返ってきました。

今年は、FF14のアルバムを一気にまとめて聴いた1年でもありました。
年明け早々に正月気分のノリと勢いで買った「FINAL FANTASY XIV - THE BEST」を皮切りに、「BEFORE THE FALL」「THE FAR EDGE OF FATE」「STORMBLOOD」「HEAVENSWARD」、そして今年発売の最新OST「SHADOWBRINGERS」と、ものすごい勢いで聴きまくりました。ベスト盤を聴いたら全ての楽曲を聴きたくなった結果の賜物です。
# 「BEFORE METEOR」と「A REALM REBORN」は、数年前に聴き込み済み。
FF14の楽曲、本当に格好良い曲ばかりで、1枚手を出したら止まらなくなりました。
また、過去作品の曲のアレンジがちらほら散りばめられている点も、FFシリーズ好きにはたまりません。
FF14自体は、今から飛び込むには勇気がいる&MMORPGがあまり得意ではないコミュ障ということもあって、非ヒカセン(FF14未プレイヤー)を貫いているのですが、OSTは今後も買っていきたい所存です。

「OCTOPATH TRAVELER」のアレンジアルバム「Break & Boost」も、今年聴いたアルバムの中では印象が強いです。
元々、オクトラのOSTが大好きだったのですが、このアレンジアルバムもとても素敵な作品になっています。
シンプルだけど格好良い。アコースティックとロックの2つのテイストが楽しめるお得感。
オクトラのBGM好きには、ぜひ聴いてほしい作品です。

それと、上の方でゲーム本編については散々書きまくりましたが、「死印」のBGMを含む「EXP SOUND BOX 2017」も全体的にかなり好きです。
「死印」の曲はもちろんのこと、他のゲームタイトルの曲もツボを突かれることが多かったです。
その後にとあるところで幸運にも巡り会えた「剣の街の異邦人」のOSTも良曲揃いでしたし。
たぶん、神保直明さんの作風が自分の好みと合致しているのだと思います。
ちなみに、もはや入手不可能だろうと思っていた「デモンゲイズ」(無印)のOSTと「デモンゲイズ2」初回限定特典CDもふとした拍子に見つけてしまい、「ふおおぉぉぉ!!」と喜び勇んで入手して、現在積みアルバムのキューに溜まっています。来年早々には聴いてみようかと。すごく楽しみ。
あ、この記事執筆現在、エクスペリエンス社代表のTwitterで「死印」と「NG」のサントラ再販本数のアンケートが実施されているので、少しでも気になった方はこの機会ぜひ(宣伝)。
現時点で〆切まであと2日なので、迷っている方はすぐにでも投票をお願いします。
というか、この機会を逃したらこのサントラを入手できる機会はもうないと思われるので、ゲーム音楽好きはぜひとも買って聴いてみてほしいです。ゲーム音楽好きであれば、「後で買えばいいだろうと思っていたら、半年後に廃盤になってた(泣」というゲーム音楽あるあるを経験されている方も多いでしょう。後悔する前にぜひっ! というか、もう普通に頼みますっ!!

他にも「ランス10」のOST、「Caligula -カリギュラ-」のセルフカバーアルバム「ostinato」、旧スクウェア作品のアコースティックアレンジアルバム「SQUARE ENIX ACOUSTIC ARRANGEMENTS」「鬼ノ哭ク邦」のOST「LOST SPHEAR」のOSTと、多くの良作に出会えた1年でした。
来年はどんなゲーム音楽に出会えるのか、今から楽しみです。
引き続き、新譜も旧譜も気になったものは聴いていこうと思います。

とりあえず、今積んでるアルバムを聴き倒そう(10枚ほど積んでる)。

■ゲーム音楽コンサートこの一年
今年、足を運んで感想をブログに投下したゲーム音楽系コンサートは、プロアマ問わずで18件。
去年とほぼ変わりなく、月1~2回のペースでコンサートに行っています。
コンサートには行ったものの感想を投下しなかったものもあるので、実際に行った数はもう少し多いです。

今年開催されたオフィシャルなコンサートで最も印象に残っているのは、「CHRONO CROSS」20周年記念ライブコンサートの東京公演
オールスタンディングのバンド形式という、自分の苦手なスタイルのコンサートだったのですが、苦手意識を180度引っくり返されたほどめちゃくちゃ楽しかったです。ここまで華麗に引っくり返されるとは、正直思いもしませんでした。
まだツアー最終公演が終わっていないので詳細は書けませんが、演奏者のみなさんの楽しそうな熱意に絆されて、一緒になって音楽を楽しめました。あの一体感はすごかったです。参加できたことが奇跡だけど、あの楽しさも奇跡的です。
スタンディング形式のバンドサウンドへの苦手意識が完全に消えたわけではないのですが、このコンサートのおかげで「100%苦手」から「モノによる」程度まで緩和されたような気がします。

ここ数年の恒例行事となっている「逆転裁判」シリーズのオーケストラコンサートも、今年のものはすごく楽しかった印象が残っています。
「大逆転裁判2」の楽曲が加わったり、アレンジに多少手を加えられていたりと、過去のコンサートとは異なる切り口がいくつか見られました。
まぁ、あの盛大なネタバレ演出については、もう少し配慮があっても良かったような気もしますが、試みとしては面白かったです。
こちらは、コンサートの模様を収録したアルバムが発売されているので、「逆転」シリーズが好きでオーケストラが苦手でない方には聴いてほしいです。

それと、「OCTOPATH TRAVELER」のコンサート「OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond」(オクトラBBB)も外せません。
コンサートに先駆けて発売されたアレンジアルバムはもとより、このコンサートのために新規アレンジされた曲も素晴らしくて。
最近発売されたコンサート円盤を鑑賞しながら、「熱い…良き…!」と悦に浸っています。
キャラクターメドレーでゲームプレイ時の記憶に思いを馳せ、戦闘曲で熱くたぎり、本当にもう、楽しかった思い出でいっぱいです。

オフィシャルな演奏会とは少々方向性が異なりますが、NHKの「シンフォニック・ゲーマーズ4」公開録画もすごく楽しかったです。
今年は例年に比べるとややマイナーなタイトルが揃っていたのですが、それがまたゲーム好き&ゲーム音楽好きにはたまらないもので。
加えて、迫力のある演奏に納得の編曲、飽きさせない演出、軽妙なトークの掛け合いと、どこを切り取っても豪華で素晴らしくて、NHKの本気が半端なく発揮されていました。NHKすごい。さすがは天下のNHK様。
この模様は12月30日深夜(12月31日未明)にBSプレミアムでOAされたそうですが、BS入らないので悔し涙を流しています。見たい、見たいよ……。

アマチュア(セミプロ含む)の楽団のコンサートで特に強く印象に残っているものは、甲乙つけがたいものが3つ、同列に並んでいます。
1つ目は、FF14の企画オケ「光のオーケストラ」(通称、ヒカオケ)。
2つ目は、「NieR:Automata」の企画オケ「モント・トレーネン・フィルハルモニカー演奏会2019」(通称、月オケ)。
3つ目は、「LIVE A LIVE」の企画オケ「オディオーケストラ」(通称、オディオケ)。
一つのゲームタイトルに的を絞ったことにより、その作品好きの奏者が勢揃い。
その総力を結集させたときの熱意が、本当に凄まじかったです。
ステージからだけでなく観客側からの熱意もあって、どのコンサートでも強い一体感があり、それがとても心地よかったです。
また、最近のアマチュア企画オケは演奏技術力も総じて高くて、あちこちで振り込めない詐欺に遭っています。
これだから、ゲーム音楽のコンサート鑑賞が止められません。

ここに挙げたコンサートの他にも、たくさんの楽しいコンサートがありました。
例年のことながら、大好きなゲーム音楽の演奏会を企画し開催していただけて、本当に感謝の念に絶えません。
いつもいつも、ありがとうございます。
来年も引き続き、面白そうなコンサートへは可能な範囲で積極的に足を運びたいです。

■その他この一年
今年一年、ガチでゲームとゲーム音楽に明け暮れたので、それ以外の出来事があまりなかったりするのですが。
あ、でも、「ミュージカル『青春鉄道』」のライブ(鉄ライ)がとても楽しかった記憶が強く残っています。
東京公演は平日にも関わらず全3公演全通したのですが、3回とも楽しくて。
3回では足りないくらい、もっと楽しみたいと思ったほどです。
円盤も当然、予約済みです。すごく楽しみ!

5月の「ミュージカル『青春鉄道』」スピンオフも面白くて、5回ほど通いました。
西の軍団にはそれほど強い興味はなかったのですが、このスピンオフで一気に興味が高まりました。
あと、スピンオフのおかげで、路線名とキャラの見分けが付くようになりました。
# 原作をかれこれ10年以上読み続けているのに、これまで西池、西新、ひなちゃん以外のキャラの見分けが付かなかったのです。。。

鉄道ついでに。
今年はいくつかの観光列車に乗りに行ったのも、良い思い出です。
あの特別感、楽しいですね。クセになりそうです。


というわけで。
今年も当ブログを閲覧していただき、ありがとうございました。
ブログの拍手、Twitterのリツイートやいいねなどの反応も、非常に嬉しいです。嬉しさの余り、反応がある度に「あああぁぁぁありがとうございますぅぅぅぅ!!」と心の中で全力で小躍りしています。
お礼を言う場を用意していなくて表に出せずにいるのですが、いつもものすごく励みになっています。
来年も、ゲーム&ゲーム音楽を中心に雑多な活動をマイペースに続けていこうと思うので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。



そういえば、来年4月に、うちのブログが開設15周年を迎えます。
個人ブログを細々と続けて早15年、思えば遠くに来たもんだ。
今のところ特別企画は完全な白紙状態なのですが(何か企画してしまうと、それだけで燃え尽き症候群になりそうで怖い)、期間限定の質問箱設置ならアリかなと思いつつ、とはいえただのしがない感想書きの端くれに質問したいことなんて多分ないよなぁとも思いつつ。
まぁ、そんなゆるーい感じで、来年も続けていこうと思います。