[GMCD] ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック

Switch用のRPGで発売された「ゼノブレイド2」のOST(通常盤)を一通り聴きました。
収録曲数は、CD5枚組で全105曲。

ちなみに、ゼノブレイド2自体はまだ未プレイです。
ゲーム自体の評判が良いし、Switchは持っているので、いつかプレイしたいゲームの一つなのですが。
小耳に挟んだ噂によると、やり始めたらものすごい時間ドロボウっぽいため、積みゲーがいくつもある今手を出すのは危険かなと、自分を抑えています。
そうこうしてると、新たにプレイしたいゲームが増えてどんどん後回しになっていくのも、目に見えているのですが。
いや、いつかプレイする、絶対に。

ゲームは未プレイなのですが、ゲームと同様に曲の評判も良いので、先にOSTを予約購入してしまいました。
ゲームのOSTは気が付くと廃盤になっているケースが多いので、買えるうちに買っておかないと後悔が大きいので。

そんなわけで、OSTを先行して聴いてみました。

聴いてみた印象としては、「最近の正統派ゲーム音楽っぽい」でした。
「最近の」というのは、オーケストラだったりバンドサウンドだったりと、豊かな音色で奏でられる曲ばかりだから。
「正統派」というのは、自己主張が強くなく、あくまでゲームを盛り立てる裏方に徹してるから。
ゲーム未プレイの自分にとっては、めっちゃ聴き応えがあるわけではないけれど、耳当たりはとても良い、という感じです。
きっと、これ、ゲームプレイしたら印象が化けるパターンと思われます。
なんて書いてたら、ゲームやりたくなってきた。プレイしてから、改めて聴き直したい。

曲調は、とにかく様々です。
ロックテイストもあれば、チップチューン(ピコピコ音)もあるし、オーケストラもあれば、ケルト音楽のような民族音楽っぽいのもあります。
勇ましい曲だったり鬱屈した曲だったり、シリアスだったりコミカルだったりと、そういう点でも「正統派ゲーム音楽」という感じがしました。

個人的には「トリゴの街」がとてもケルト風で、民族音楽好きとしてはかなりツボでした。
ぜひ、4, 5人ぐらいのアンサンブルの生演奏で聴きたいです。グラスを片手に聴き惚れたいです。
ちなみに、グラスの中身はソフトドリンクで(アルコールが1滴も飲めないので)。

オーケストラな曲は、曲によっては打ち込みではなく演奏収録でしょうか。
音の振動というか揺らぎというか、そういうところがすごくリアルな感じがしました。

それと、おそらくフィールドや街の曲だと思うのですが、昼と夜のアレンジ違いがあることも魅力の一つです。
活発な昼バージョンと、穏やかな夜バージョンが、並んで収録されているところがちらほらあります。
主旋律は同じで、テンポと伴奏の違いで昼と夜を表現しています。
はっきりと違う曲とわかるけれど、でもはっきりとアレンジ違いとわかる、その匙加減が絶妙でした。

収録曲のうち、後半へ行けば行くほど、ツボな楽曲が多かったです。
特に中盤の「Counterattack」から、急加速した感じがします。
というか、「Counterattack」のテーマ曲感が半端ないので、この曲はゲーム未プレイでもこれ単体で十分聴けます。
めっちゃ格好良い曲です。たぎります。
その次の「さらに名を冠する者たち」も、似た感じの熱い曲で、とても好きです。

他にも「Battle in the Skies Above」も好きです。
全体的に作業を邪魔しない良曲が多くて、OSTを流しながら作業をしていて、ふと集中力が切れたときに耳に入ってきて「あ、この曲良いな」ということが多かったです。
そういう意味でも、BGMとして正しいというか、正統派な感じです。

というわけで、ゼノブレイド2のOSTを一通り聴いてみたのですが、ゲームの方が気になったOSTでした。
ゲームプレイしたら、きっとかなり印象が変わりそうな気がしますし、もっとツボにハマりそうな気がします。
いつか時間を見つけてゲームをプレイした後、OSTを改めてじっくり聴きたいです。

[GMEV] 第5回 プレイング浜渦演奏会

7月21日(土)に、作曲家・浜渦正志氏の楽曲を演奏する団体「プレイング浜渦」(以下、プレ浜)の第5回演奏会が開催されたので、行ってきました。
会場は、仙川フィックスホール。
14:30に開演し、17:35頃に終演しました。

■5回目にして初参加dでした
プレ浜の演奏会に足を運ぶのは、今回が初めてです。
存在自体は随分前から知っていましたが、なかなか行けずに今日に至ってしまいました。
これまで行けなかった理由の半分以上は、別件と被っていたから。
残りは、「懇親会」の3文字に壁を感じていたからです。

プレ浜の演奏会の特徴の一つとして、希望すれば演奏会の後に開催される懇親会に参加することができる点が挙げられます。
事前予約時に申込みが必要ですが、これは他の演奏会にはあまりないユニークな企画ではないかと。
ただ、個人的には懇親会にあまり興味がなく、むしろ「懇親会」の3文字から「懇親会に参加しないとダメなのかな、場の雰囲気的に半強制だったりするのかな、暗に『内輪向けの演奏会』って示してるのかな」という不安を感じていました。

とはいえ、一度も演奏会に行かずに先入観だけでそう思い込むのはフェアじゃないと思い直し、物は試しと今回演奏会に予約申込してみました。
今回のプログラムがオールFF13だったので、FF好きとしても興味がありましたし。

ちなみに、今回行ったのは演奏会だけで、懇親会は不参加です。
予約の時点で懇親会枠が埋まっていたので、否応なしに演奏会オンリーでした。
なんというか、不安とか感じる以前の問題で、むしろ、すっきりさっぱりバッサリ切り落とされて、逆に不安を感じずに済みました。

■多様なユニット、多様なアレンジ
ユニークと言えば、演奏形式もユニークでした。
プレ浜のメンバーが銘々にユニットを組んで、各ユニットごとに1~2曲(メドレー含む)ずつ演奏しては入れ替わる形式です。
そのため、演奏者によっては1度しか登場されなかったり、複数ユニット掛け持ちで何度も登場されたりもします。

楽器構成はユニットごとに様々。
リコーダーメインのアンサンブルだったり、ピアノソロだったり、リズム隊メインだったり、金管アンサンブルだったりと、実に多種多様。
ピアノ+フルート+トランペットという面白い組み合わせもありました。
ユニットの多様性故にそれぞれ面白い特徴があって、ユニットが変わる度にどんなハーモニーになるんだろうとワクワクが止まりませんでした。

その一方で、編成的にピアノが大活躍していて、ピアノソロの演奏が結構多かった印象もあります。
ただ、一口にピアノソロと言っても、演奏者によって随分色が違うことを、今回の演奏会でも感じました。
繊細な演奏だったり、力強さが迸っていたり、その違いを感じるのも面白かったです。

ユニットごとに編成が異なるため、アレンジも様々です。
ピアノソロの場合はピアノコレクションズの譜面をそのまま演奏されたケースが多々ありましたが、それ以外は今回の演奏会のためにアレンジされたそうです。
原曲をなるべくそのまま落とし込んだものもありましたが、楽器が限られているため、原曲からやや趣の異なるものもありました。
ただ、それぞれにアレンジャーさんの独自色や解釈の違いが感じられて、それはそれでとても興味深かったです。

1つ共通して言えることは、どのアレンジも曲への情熱がとても強いこと。
真っ正面から曲に向き合って、曲や参加メンバーさんたちと会話しながら丁寧に構築していったような、そんな気概に感じました。

■度肝を抜かれるほどめっちゃハイレベルな演奏
会場のホールは小さな方で、観客が100名入ったかどうかという程度。
ステージも10人乗ったらギュウギュウに感じるくらいの大きさです。
開演前や休憩時間には、ホールやロビーのあちこちから「今回もありがとうございます」や「あ、来てたんですねー」という声が聞こえていました。
受付や司会進行も手作り感があって、全体的にアットホームな空気感でした。

が、そんな空気感に反するかのように、演奏がめちゃくちゃガチでした。
どのユニットもものすごく上手くて、びっくりしました。
無料の演奏会で、こんなに高品質な演奏で、え、本当にお金払わなくていいの? と思わざるを得ないレベルの上手さです。

正直、開演するまで甘く見ていました。
変拍子の半端ない浜渦サウンドは演奏が難しいことで有名なので、多少音が不安定だったりズレていたりしても、曲として成立してれば楽しめるかな、ぐらいの気持ちでいました。
それを、見事に良い方向へと裏切ってくれたのが今回の演奏会です。
これほど鮮やかに演奏しきってみせるとは、思いもしませんでした。プレ浜、すごい。

曲間の奏者インタビューによると、プロ(セミプロ?)の方もいらした一方で、プレ浜に加入して初めて楽器演奏したという方もいらしたようです。
リコーダーやカスタネットのような小中学校の音楽でお馴染みの楽器でも、それを感じさせないとても魅力的な演奏に仕上がっているのが、とにかくすごかったです。
演奏経験の年数を問わず、どのユニットもレベルの高い素敵な演奏に昇華されていました。

そして、アレンジもそうでしたが、実際に演奏された方々からも曲への情熱をひしひしと感じました。
なんかこう、演奏しきってみせるという意気込みと、演奏することの歓びが、ハーモニーの中に感じたというか。
そういう想いの強さは、プロとかアマとか関係ないんだなぁ、と実感しました。

■オールFF13プログラム
というわけで、今回のプレ浜のプログラムはFINAL FANTASY XIII(FF13)の楽曲のみで構成されていました。
FF13だけの演奏会どころか、FF13がメインで取り上げられる演奏会ですら初体験なので、終演後にものすごいFF13充になりました。
FF12と13は、単発で演奏されることはあってもメインで演奏されることは滅多にないので、今回の演奏会はとても嬉しかったです。
勢い余って、終演後にFF13をやり直したくなりました。
まぁ、積みゲーがたっぷりあって自制しないと社会的にヤバいので、さすがに我慢しましたが。

特に、FF13のメインテーマ(「サンレス水郷」で有名なあの主題)と「閃光」を、これでもかっ!というほどに聴けて幸せです。
いろいろな角度から、あんなにたっぷり聴けるなんて、念願叶った気分。

それにしても、「サンレス水郷」の大人気っぷりは、目を見張るものはあります。
第1部で立て続けに出てくるので、開演前にプログラムを眺めながら「みんな『サンレス水郷』好き過ぎだろ」と心の中でツッコミを入れたくらいです。
まぁ、自分も大好きなので、演奏できるものなら真っ先にしてみたい曲の筆頭ですが。

他にも「この曲をこの編成で演奏するとは!」と驚いたものもあって、FF13の楽曲の意外な可能性を垣間見た気がします。
アレンジ次第で、もっといろいろ出来そうな気がしましたし、もっといろいろ聴いてみたいと思いました。

■演奏者側と観客の距離感について
ここまで褒めちぎってきましたが、やはり最後まで気になったのは”場の空気感”でした。
良く言えば「アットホーム」で微笑ましいのですが、悪く言えば「内輪向け」で壁を感じることも。
観客数がそれほど多くない中で、開演前からスタッフの方と観客の方が親しく挨拶されている現場にかなりの頻度で遭遇すると、なんとなく疎外感というか場違い感のようなものを感じてしまい。
自分はここにいていいのかと、不安になることが多々ありました。
まぁ、演奏が始まってしまえば、あまり気にならなくなりましたが。

そういう「内輪向け」感が強かったためか、「演奏会」というよりも「発表会」というニュアンスの方が強かったです。

ただ、プレ浜のスタイルはこういうものなんだ!、ということであれば、それを貫き通してほしいとも思います。
そこに価値を見出し、率先して中に入って行こうとする方もいると思うので。

ついでなので、要望をもう1つ。
あの堅い椅子で演奏時間3時間強は、さすがに辛かったです。主に腰とお尻的な意味で。
自分がもう若くないからかもしれませんが、2時間30分を越えたあたりから指数関数的に疲労度が増したような気がします。

そういえば、観客席にいらした方で、ネックストラップを首から下げていたので関係者と思うのですが、演奏中に結構物音を立てていらしたのがちょっと気になりました。
身じろぎの際の衣擦れ程度ならともかく、演奏中にパンフレットをバサバサしたり、ビニール袋をガサガサしたりというようなことが何度もあって、さすがにどうなんだろうと思いました。
団体的にこういった行為を黙認しているのかどうかにもよるのですが、関係者証を身に付けている以上、団のイメージにも繋がりそうな気がします。
多少の物音なら気にしないから気軽に鑑賞してよ、ということであるなら、そういうことで承知するのですが。

■演奏以外のアレコレについて
まず、配布されたパンフレットがものすごく美麗です。
表紙もプログラム面も凝っていて、デザインとか色味とか、超絶自分好み。
しかも、同じ絵柄のクリアファイル付きです。
日常使いも可能なデザインという素敵仕様が素晴らしいです。
無料のコンサートなのに、こんなに素敵なクリアファイルをもらっていいのでしょうか、というレベルのすごいお土産です。ありがとうございます。
ついでに、同じ絵柄のステッカーも配布されていたので、一緒にいただきました。

それと、受付横に飾られていたFF13関連の書籍や、ポスターなどの展示。
「こんなにいろいろな書籍があったのか、一堂に集まるとすごいな」という迫力と、「このポスター、どっから入手してきたの?」という驚きに、目が点になりました。

演奏以外の演出も、手抜かり無しの全力モード。
どこもかしこも浜渦サウンドを披露できる喜びに満ちていて、本当に頭が下がります。
また、受付付近は外に近いこともあってとても暑かったと思いますが、スタッフのみなさんもお疲れさまでした。

■感想まとめ
そんなわけで、初プレ浜でFF13を堪能してきました。
演奏はどれも非常に素晴らしくて、お金取って良いレベルです。
大人の事情で取れないとわかっていてもカンパしたくなったほど、聴き応えのある演奏でした。
浜渦サウンドが好きで、場の雰囲気を気にしない方であれば、一度足を運んでみることをオススメします。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[GMEV] コスモスカイオーケストラ アンサンブルコンサート vol.2

7月16日(月・祝)に、劇伴音楽(ゲームを中心にアニメやドラマなど)をオーケストラで演奏するアマチュア楽団「コスモスカイオーケストラ」の第2回アンサンブルコンサートが開催されたので、行ってきました。
会場は、八王子市にある南大沢文化会館 主ホール。
13:30に開演し、15:45頃に終演しました。

■酷暑もぶっ飛ばす予約完売
超絶久しぶりに、ゲーム音楽のコンサートに行ってきました。
そういえば、いつ以来だったっけ? と思ってブログの過去エントリを遡ってみたら、4月半ばの逆転裁判オケコン以来でした。
近年、月一なんて当たり前、月4回以上コンサートに足を運ぶこともあったと考えると、この3ヶ月間どうした俺、と逆に驚愕しています。ほんと、どうした俺。

まぁ、5月に別件で完全燃焼して腑抜け状態になっていたので、6月のひと月かけて燃え尽き症候群からの脱却を図っていたのではないかと(自己分析

そんなわけで、久方ぶりのゲーム音楽のコンサートでしたが・・・なんですかこの酷暑。
気温36度の体温並みとか、ひのきのぼうでラスボスに挑むようなレベルの暑さ。
今回の演奏会は事前予約制だったのですが、連日のあまりの暑さに、結構ギリギリまで予約キャンセルしようか本気で迷いました。
だって、八王子遠いし、道中暑いし、世界一の乗降客数を誇ることで有名な新宿駅の乗り換えできっと干からびるに違いない、という確信すら抱いていました。

それでも南大沢(八王子)まで足を運ぼうと決意したのは、最近ゲーム音楽のコンサートに行ってなかったから生音に飢えつつあったことと、せっかく予約したのにもったいなかったからです。
基本的に貧乏性なので、行けるなら行っておきたいと思うのが人情というものです。

それに加えて、コスモスカイの演奏会だから、という理由も、やはり大きく影響しました。
過去に定期演奏会に何度か行ったことがあり、その度にいつも大いに楽しませてもらっています。
だから、きっと今回も行けば楽しめるに違いない、という信頼がありました。

ちなみに、コンサートの事前予約は、開催日数日前に完売した模様。
ホールのキャパが500人と、定期演奏会に比べて小さな会場だったからかもしれませんが、それでも完売はすごいと思います。さすがコスモスカイ。
それだけに、キャンセルしたらもったいない、という焦燥感により強く駆られたのは言うまでもありません。

なお、実際の会場の席の埋まり具合は8~9割程度。
前方や両サイドで、空席がちらほらありました。
さすがに死の覚悟が必要なほどの酷暑なので、ドタキャンも致し方ないと思います。
コンサートと命のどちらが大事かって言われたら、そりゃ命を選びますよね。
俺は、場合によってはコンサートを選びますが(ぉぃ

■定演では味わえないアンサンブル
コスモスカイオーケストラの定期演奏会は、大体80人ほどの大きなオーケストラ編成。
毎回、ステージに乗り切るのかどうかという大所帯で、大迫力の演奏を繰り広げています。
が、今回の演奏会は「アンサンブルコンサート」という名前の通り、全曲アンサンブル形式。
2時間強の尺を6つのセクションに区切り、それぞれ4~30人規模の編成で演奏されました。

定演に比べるとかなりこじんまりとしていましたが、これはこれで定演とは異なる趣きで、面白かったです。
演奏者さん一人一人の音がしっかりと聴こえてくる感じは、アンサンブルならでは。
定演のような身体にぶつかってくるような勢いのある演奏も好きですが、こういう一音一音を丁寧に拾っていくアンサンブル形式の演奏も好きです。

編成は、セクションごとにバラバラ。
弦楽四重奏だったりバンド+パーカスだったり、木管アンサンブルや金管アンサンブルだったり。
6個目のセクションの弦楽器アンサンブルに至っては、30人強という大きな規模。
バロック時代のオーケストラってこれくらいの規模じゃなかったっけ、アンサンブルとは一体、と疑問すら感じたほどの大きな編成でした。
もっとも、オーケストラも大きな括りではアンサンブルの一種らしいですから、間違ってないような気もしますが。

ただ、どんな大きさの編成でも、それぞれに面白みがあって、どの演奏も楽しかったです。
いろいろな編成でいろいろな演奏を楽しめて、「これもいいな」「あれも面白いな」と、ワクワクが止まりませんでした。

とはいえ、アンサンブルは小規模になればなるほど、演奏者さん一人一人にかかる音の重みが大きくなるわけで。
編成によっては、音の不安定さが明確に表れてしまい、鑑賞しながら少し不安に感じたこともしばしばありました。
ただ、アマチュア楽団の無料コンサートと考えると、それでも技術力は高い方だと思います。

編成がセクションごとに大きく変わるので、ステージスタッフさんたちがとても大変そうでした。
主に、椅子と譜面台のセッティングで。
1つのセクションが終わってステージが暗転したらサッと出てきて、ササッと手際よく椅子と譜面台を並び替えていく様は鮮やかで。
気が付いたらあっという間にセッティングが完了していて、すごいと思いました。
誰がどこをどう並べていくのかとか、裏ですごい作戦を練られていたんだろうなぁ。
スタッフさんも、本当にお疲れさまでした。

■編成が様々なら、曲も様々
編成に合わせたかのように、演奏された曲も非常に多種多様。
GBやSFC時代から最新のゲームタイトルまで、かなり幅広く揃っていました。

そのため、自分の知らない曲、未プレイのゲームタイトルも当然あるわけで。
ちゃんと数えてないけれど、今回演奏された曲のうち、半分くらいはこれまで縁もゆかりもなかった曲です。
しかし、そういった曲の演奏も「こんな曲があるのか」と新しい発見があって楽しかったです。

出典元のゲームタイトルは、スクエニと任天堂作品が多め。
そういえば、最近、任天堂タイトルの曲をあちこちで耳にするようになったなぁ。

それと、他の演奏会ではあまり聴かない曲もピックアップされていたところは、なんともコスモスカイらしいというか。
今回の演奏会のおかげで興味を持った曲もいくつかあるので、機会があればOSTを聴いてみたいなと思いました。
まず、先立つものを用意せねば。

■ある意味、コスモスカイの名物
今回の演奏会も、吉田純也氏のMCが華麗に場を盛り上げていました。
もはや、コスモスカイオーケストラの名物です。なくてはならない存在です。

軽快なノリの司会進行が、とても楽しかったです。
ゲームネタを絡めたトークも、絶妙に良いところを突いていました。
特にFF8の「カードゲームに夢中になって、ストーリー全然進まない」と「レベルを上げ過ぎると終盤ツラい」、バハムートラグーンの「ヒロインに自分の好きな子の名前を付けると・・・」というのが、個人的にはツボでした。
常套ネタとはいえ、これは肯かざるを得ません。

開演前のカゲアナも、とても面白かったです。
軽率に拍手をもらいに行くスタイル、嫌いじゃないです。むしろ好きです。

■感想まとめ
コスモスカイの定演には何度か行ったことがあるものの、アンサンブルコンサートは初参加で、どんなものか期待半分不安半分なところがあったのですが、行って正解でした。
めちゃくちゃ暑くて挫けそうになっても、負けなかった自分を褒めたいくらいです。
暑くても遠くても足を運んだ甲斐があって、それくらい面白い演奏会でした。

なお、コスモスカイの次回演奏会は、2019年3月3日。演奏曲目はFF15のようです。
これは、それまでにFF15をクリアしろってことですね(ソフトは手元にあるが放置状態のまま幾星霜)。
ぜひ、クリアしてから演奏会に臨みたいです。
まぁ、それよりまずは、チケット確保からですね。


これより下の追記は、今回のコンサートのセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[GMCD] ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 オリジナル・サウンドトラック

3DSで発売されたS・RPG「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」(以下、Echoes)のOSTを一通り聴きました。
CD4枚組で、全91曲収録。
再生時間は、トータルで約4時間30分ほどになります。

限定版には、この他にデータディスクが特典として付いてきます。

Echoesは、その昔、ディスクシステムで発売されたFE外伝のリメイク作品になります。
が、FE外伝もEchoesも、ゲーム自体は未プレイだったりします。
ただ、FEは自分の好みの曲にぶち当たることが多いので、気になってうっかりゲットしていました。
まだifのOSTも未開封なのに、そっちから先に聴けよ、と自分でも思いますが、それはさておき。

曲は、全編通してオーケストラ風ゲーム音楽です。
全体的に勇壮なものが多いですが、中には長閑なものがあったり切ないものがあったりもします。
そういう意味ではいつものFEですが、ただ、これまでの作品よりもオケ風味が強い気もします。
プラットフォームのスペック向上に伴うものなのでしょうか、音色がとても豊かです。
OSTなのに、オーケストラの生演奏を聴いているかのようです。
ここまで生演奏っぽいと、むしろ、ちゃんと生演奏で聴きたくなってくるほどです。

曲によってはほんのり民族音楽っぽさも入っているので、民族音楽調も好きな身としてはたまりません。
やっぱり生演奏で聴きたいです(大事なこと
いっそ、バリバリの民族音楽風にアレンジしたアルバムを出してほしいとも思っています。

オケ風ゲーム音楽という自分の好みド直球ということもあって、全体的に自分好みの曲が多かった印象です。
開封して聴き始めた最初は、「ふむ、こんな感じなのか」とあまりインパクトを感じませんでした。
が、何回も聴いているうちに、「あ、この曲好きかも」とか「これもいいなぁ」と、自分好みの曲がだんだん増えていきました。
個人的都合もあってかなり何周もヘビロテしていたためか、今ではほぼどの曲も好きな曲です。
深みがあって格好良くて、聴いていてワクワクドキドキします。

特に、「往く地の果てには」と「贄と聖女」が、かなり好きです。
これら曲が再生されると、思わず作業の手が止まります。
どちらも不退転の決意のようなものが感じられて、とても格好良いです。

後半の曲はそういう勇ましい曲が多くて、「なにこれ超格好良い!」が連発します。
「亡国の王者」も、男声ソリストの重厚な響きに強大なボス感があって、すこぶる格好良いです。
これは、ゲームで聴きたくなる曲ですね。

シリーズテーマ曲の「ファイアーエムブレムのテーマ」も、当然のように収録されています。
こちらは、とても壮大なコーラス付きです。
が、例の日本語歌詞ではありません。
何語かわかりませんが、たぶんゲームの雰囲気に合わせた良い感じの歌詞が付いていると思います。

データディスクの方には、リメイク元の外伝の曲が収録されているのですが、そちらはまだ聴けていません。
以前、とある機会にアンサンブル形式の生演奏を聴いてと衝撃を受けた外伝の曲があるので、気になっているのですが・・・曲名忘れて探せない・・・(´・ω・`)

久しぶりにFEのOSTを聴いて、やっぱり自分はFEの曲が好きなのだなと再認識しました。
あまり評判になっていないっぽいのが寂しくなるくらい、どの曲も格好良くて好きです。
あまりに格好良いので、ゲームプレイしながら聴きたくなりました。
オケ風ゲーム音楽が好みな方には、オススメのアルバムです。

[ゲームRev] ペルソナ5 ダンシング・スターナイト

PS4で発売されたPRG「ペルソナ5」(P5)のリズムゲーム「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」(P5D)を、全コミュイベント制覇までプレイしました。
プレイ時間は、全コミュイベント制覇時点で12時間ほど。
ちなみに、DLCは限定版特典付属のもの以外、一つもインストールしていません。

2016年に発売されたシリーズ最新作から、早くもスピンオフ作品の登場。
P3, P4で培ってきた経験が活きたからなのか、P5は展開が早かったです。
まぁ、ちょうどP5のアニメ版がOA中なので、ちょうど良いタイミングではないかと。
もっとも、P5AのOAに合わせてP5Dの発売日を設定したようにも思えますが。

リズムゲームのシステムは、P4Dとほぼ同じです。
というか、同時発売のP3Dと全く同じです。
画面中央から外周へと放たれる丸いノートに合わせてタイミングよくボタンを押すという基本機能は、P5Dでも踏襲。
P4Dプレイ済み+先にP3Dをプレイ済みだったので、特に迷うことなくプレイできました。
チュートリアルをプレイしなくても、すぐにリズムゲーム本体に入れたくらいです。
とはいえ、トロフィーなどのために、チュートリアルは一通りさらっと流しプレイしましたが。

そういえば、チュートリアルの最後の実践が地味に難しかったです。
P3Dの時にも同様のことを少し感じましたが、P5Dでもやっぱり感じました。
チュートリアルでこの難易度て・・・と思わなくもなかったですが、まぁ、そこは、アトラスだし。

リズムゲームの難易度は、P4Dより若干難しく、P3Dと同程度。
アクションゲーム苦手な自分にとっては、難易度NORMALの時点でクリアできなくはないけれど少し難しく感じる、という感触でした。
EASYは目押しでフルコンボも可能でしたが、NORMALからはリズムに乗らないとフルコンボどころか、BRILLIANTを狙うのですら難しい曲も出てきます。
何回か繰り返しプレイして、曲を覚えて譜面をなんとなく把握すれば、なんとかコンボを繋げてハイスコアを狙える感じです。
NORMALの時点で既に優しくないところが、なんともアトラスらしい。

HARDも数曲プレイしましたが、ガッツリ練習して指に覚えさせないと、自分にとってはクリアの難しいレベルでした。
HARDですらそんな体たらくなので、最高難易度のALL NIGHTなんて自分には無理ゲーです。

あと、疲れている状態でプレイしたら、飛んでくるノートを目では捉えているのに、指が追い付かずに別のボタンを押してしまう、ということが多々ありました。
疲れているときは素直に休めってことでしょうかね。

曲は、P3D、P4Dと同様に、どれもとても格好良いです。
原曲もアレンジも、どちらも格好良いです。
P3D、P4Dとの相違点をあえて上げるなら、P3DやP4Dに比べて骨太な曲が多かった印象。
ジャズがベースだからか、なんかこう、ズシーンドシーンと重量感のある音が多いというか。
軽快さもあるけれど、アングラな雰囲気もあるような、そんな感じでした。

ただ、P3Dと同様に、曲の良さとリズムの乗りやすさは別問題だと感じました。
曲によってはトリッキーな展開をするものもあるので、そこでつまづくこともしばしば。
そういう意味でも、まずプレイしながら曲を覚えるところから始めた方が良いと思いました。

それと、やはり一曲あたりの尺が長いです。
P3Dも長く感じたけれど、P5Dの方がさらに長かったような気がします。
そのため、最初からフルスロットルでプレイすると途中で集中力が切れます。
最後まで集中力を切らさずにプレイするのが結構たいへんなので、その辺の戦略性も求められるかも。

P4Dにあったストーリーモードは、P3Dと同様にP5Dでも無くなり、代わりに「コミュ」が追加されています。
条件をクリアすると、仲間キャラとの会話が楽しめるコミュイベントが発生します。
コミュレベルの低いうちはダンスについての当たり障りのない会話ばかりですが、レベルが上がっていくとP5本編に絡んだ話も少し出てきます。

なお、コミュイベントなどの会話の流れからすると、P5DはP5本編エンディング後の話のようです。
そのため、察しの良い人だと、P5Dの会話でP5がどんな形でエンディングを迎えたか、なんとなく分かってしまうかもしれません。
重大なネタバレは多分なかったと思いますが、そんなわけで事前にP5プレイ済み推奨です。

P3DやP4Dに絡んだ話も出てきますが、そっちは知っていればより楽しめるという程度。
知っていると思わずニヤリとしてしまう内容が、ポロポロ出てきます。

ペルソナシリーズ(特に3以降)は原曲がとてもノリの良いものばかりなので、リズムゲームと非常に相性が良いように感じました。
本作のP5Dも、プレイしていてとても楽しかったです。
特に「Rivers in the Desert」と「Price」が好きで、ずっとヘビロテプレイしていたような気がします。

本作で3~5のリズムゲームは一通り揃ったので、ぜひ1と2にもフォーカスを当てて何か作品を作ってほしいです。
リズムゲームに拘らないので1と2にも光を当ててほしいなぁと、女神異聞録からのプレイヤーとしては願ってしまうのですが・・・難しいでしょうか、アトラスさん?