[GMCD] パタポン コンプリートサウンドトラック

PSPのリズムアクションゲーム「パタポン」シリーズのコンプリートOSTが発売されたので、購入して一通り聴いてみました。
CD3枚組で、Remix版も含めて全135曲収録。

ちなみに、「パタポン」シリーズは一応多少なりともプレイしたことがあります。
無印は、ストーリー進行上必須のアイテムがどうやっても入手できなくなって、途中で挫折。
そのリベンジを兼ねた2は、エンディングまでプレイしました。
3は、エンディングまでプレイしたかどうかは覚えていませんが、確かプレイしたような気がします。多分。

そんな感じで、もう随分と前のことなので、もはや記憶が曖昧です。
どんなストーリーだったのかまでは、正直覚えていません。
ただ、SEとフィールドのBGMのインパクトがかなり強かったので、その点だけは記憶に強烈に刻まれています。

そんな体たらくなので、本当にゲーム内で使用された曲が完全網羅されているのかどうか、その真偽のほどはわかりません。
ジングルのような短い曲に関しては、このOSTを聴いて「こんな曲あったのか」と思ったくらいです。

なんとなく勢いでOSTをゲットしたものの、封を切って聴き始めるまではそれほど期待していませんでした。
フィールド曲の印象は確かに強いけれど、それほど強い思い入れもなかったので。
が、実際に聴いてみたら、期待が良い方向に裏切られました。

ゲームをプレイしていると何度も聴くことになるフィールド曲は、懐かしさと同時に、バリエーションの豊かさに驚きを感じました。
ゲームの特性上、曲のベースの部分はどの曲もほぼ同じ。
テンポやリズムはもちろん、曲の展開も似たり寄ったりです。
それでいて、伴奏部分でしっかりバリエーションを持たせているところが凄いです。
パタポン(黒塗り一つ目のあの生物)たちの声などに多少の相違はあるものの、基本的にはほぼ同じなのに、よくこれだけのアレンジをしたものだと、感心しきりでした。

それでいて、飽きない点も凄いです。
似たような曲が続いているにも関わらず、全然飽きません。
いくらでも聴いていられる、不思議な魅力があります。
そういえば、ゲームプレイ時もひたすら似たような曲を聴いていたけれど、ちっとも飽きなかったなぁ。
今更ながら、作曲された方の凄さを実感しています。

一部のイベント曲(と思われるもの)を除くと、どの曲もテンポの良いリズミカルな曲です。
聴いていると自然と指や身体が動いて、無意識のうちにリズムを刻んでいることもしばしば。
とにかく聴いていて楽しいです。
こんなに気分がハイになるゲーム音楽も珍しいかも。

あと、パタポンたちの声がとても良いです。
「パタポン」といえばこの声だよなぁ、としみじみ感じます。
ドンチャカした賑やかさが気持ち良いというか、聴いていると活気が出てくるというか。
メンタル下降気味のときに聴くと、元気をもらえる気がします。
あの声は本当に良い仕事してます。パタパタパタポン。

余談ですが、思っていた以上にパタポンたちの声にバリエーションがあって、そこも驚きました。
OST用に加工したものとかもあるのかな。にしては、違和感皆無だな。

フィールド曲といえば、「ギョロッチのテーマ」を聴くと、今年2017年のGWに開催された「Jスタ音楽祭」(GAME SYMPHONY JAPAN 23rd CONCERT)が脳裏に甦ります。
「ギョロッチのテーマ」をオーケストラで生演奏したのですが、そのインパクトがあまりにも強くて。
コーラスとパーカッションによる曲の再現率が半端なかったのです。
秋頃にPlayStation Storeで映像配信していましたが、あれは何度も聴きたくなります。
今でも、映像作品として定期的に見たくなる演奏の一つです。
また配信されないかなぁ

そんなわけで。
思っていた以上に中毒性の高い曲が収録されているので、「パタポン」プレイヤーはもちろんのこと、リズミカルで楽しい曲が好きな方にもオススメです。
垂れ流していると気分がフィーバーして、なんとなく元気が出てくる気がします。ポンパタポンパタウッヒョゥ。

[GMCD] 大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- 劇伴音樂大全集

3DS用のアドベンチャーゲーム「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」のOSTをゲットしたので、一通り聴いてみました。
CD2枚組で、全49曲収録。
再生時間は、トータルで2時間5分ほど。

ちなみに、大逆転裁判シリーズは、1も2もクリア済みです。
「大逆転裁判」の1のOSTも所持しています。
むしろ、公式サイトで耳にした「大逆転裁判」の1の曲に惚れてOSTを購入し、その曲の良さに魅かれてゲームをプレイしたクチです。

そんな曲から入った身なので、今回の2のOSTも楽しみにしていました。
ゲームの2をクリアする前にはOSTをゲットしていたのですが、せっかくだからクリアしてから聴こうと思い、今まで取っておきました。
先日、ようやく2までクリアしたので、ついにOSTを紐解いた次第です。

結果的には、この判断は正解だったんじゃないかと、OSTを聴きながら思いました。
ある曲について、メロディとタイトルが合体すると、盛大なネタバレになっていたので。
メロディだけ、もしくはタイトルだけならばたぶん問題ないけれど、両方揃うと危険です。
なので、これからゲームを始めようと考えている方は、OSTをゲームを中盤まで進めた後に聴いた方が無難かもしれません。

収録曲は、「大逆転裁判2」で追加された楽曲+試作曲です。
2で使用された1の曲は未収録のため、もし網羅的に曲を聴きたいならば、1のOSTも別途購入する必要があります。

試作曲は、思っていたよりも数多く収録されています。
ボーナストラックのレベルではありません。
試作曲とはいえ、どの曲も採用版にかなり近い形なので、作曲の変遷を見ているようで面白かったです。

そういえば、「怒りの独唱」が、試作段階では単純なインストルメンタル曲だったのですが、あの曲はどの段階で男声アカペラにしようって話になったののでしょうか。
ゲームプレイ中に聴いたときも妙に耳に残った曲だったので、ちょっと気になりました。

曲自体は、1のOSTと同様に、個人的はツボな曲が多かったです。
全体的にはオーケストラ調。
バロックっぽい重厚さや神秘性のある曲や、ノスタルジックさの溢れる曲が多いです。
時々、少しだけ和風っぽさが入りますが、1の曲に比べるとやや少ない気がします。

収録曲の後半は、ゲーム後半で流れる曲が揃っているためか、すごく熱くて格好良い曲が多いです。
個人的になイチオシは、「大いなる帰還」と「復活の検事」。
どちらも主旋律は同じですが、そもそもその旋律が好みなのだと思います。
あと、「推理大戦・舞台裏(相棒編)」や「相棒 ~ The game is afoot!」もお気に入りです。
ゲーム終盤のあの共同推理が印象的だったこともあってか、曲も思い入れが強いようです。
で、やっぱり「大追求 ~成歩堂龍ノ介の覺悟」が熱いです。すごくたぎります。
重要な局面でかかるBGMなだけあって、熱さが半端ないです。

「大逆転裁判」は1も2も揃って良曲揃いだったことを、改めて認識させてくれたOSTでした。
ゲームをプレイして印象に残った曲があるなら、買って損はないと思います。
オケ調の曲が好みな方は、ゲーム未プレイでもオススメです。

[GMEV] GAME SYMPHONY JAPAN 26th&27th CONCERT ATLUS Special

10月28日(土)に、GAME SYMPHONY JAPAN(以下、GSJ)の第26回(昼公演)と第27回(夜公演)の演奏会「ATLUS Special ~ペルソナ20周年記念~」が開催されたので、両方とも行ってきました。
会場は、東京オペラシティ コンサートホール。
昼公演は開演13:30で終演15:45頃、夜公演は開演18:30で終演20:30頃でした。

■ペルソナ生誕20周年記念演奏会、ついにFINAL
昨年2016年8月に始まった、GSJのペルソナ楽曲のオーケストラコンサート。
熱い要望に応えるかのように、その後再演に次ぐ再演により、2016年だけで計3回(18th, 19th, 21st)開催されました。
自分は18thと19thに足を運びましたが、どちらの公演もペルソナシリーズへの愛に包まれた、素晴らしい演奏会でした。

そして、今回、ついに最終公演。
第一作の「女神異聞録ペルソナ」が発売されてから、もう20周年ではなく21周年に突入しているのですが、急遽開催されました。
オーケストラコンサートとしては、結構急な開催発表だったような気がします。
よく土曜日のオペラシティ丸一日確保できたなぁ、と思います。

■最終公演に相応しい、密度の高いセットリスト
20周年記念コンサートの最終公演ということもあってか、内容盛り沢山。

昼公演は、これまでのコンサート総決算+αと言わんばかりの内容でした。
18th, 19th, 21stで演奏してきた楽曲を、全部ぶち込んできた感じです。
それに加えて新しくオケで披露された曲もあったりして、事前公開されたセットリストを見たとき、サービス精神旺盛過ぎるだろ!嬉しいけどっ!と思いました。

また選曲も、過去公演と同様に、とても良いところを突いてきていて。
「女神異聞録ペルソナ」からのナンバリングタイトル全作プレイしている身としては、セットリストだけで白米3杯行けるぐらい。
なんかもう鮮やかに良いトコ取りなセットリストでした。
これ、満足しないわけないです。

18thの時から思っていましたけれど、P3以降の楽曲だけでなく、女神異聞録や2罪/罰も網羅的に演奏してくれて、本当にいくら感謝してもし足りません。
女神異聞録発売から20年の時を経て、まさか女神異聞録や2罪/罰の曲をオーケストラで聴ける日が来るなんて、ゲームプレイしていた過去の自分に教えてあげたいくらいです。

一方、夜公演はP5オンリー。
今年3月20日に日本橋三越の三越劇場で開催されたPREMIUM CONCERTを拡張して、フルサイズにしたような感じでしょうか。
PREMIUM CONCERTへは行かなかったので正確なところはわかりませんが、セットリストを見る限りではそんな気がします。

今回のP5演奏会では、PREMIUM CONCERTでは演奏されなかった楽曲も多数追加。
最も大きな違いは、パレス曲を全曲演奏した点でしょうか。
なんだかんだで、ゲームをプレイしていると長時間聴くことになる曲だし、思い出の多い曲でもあるので、そこは単純に「すごいな、全部やっちゃうんだ」と驚嘆しました。

■休憩なしの2時間ぶっ続け演奏
セットリストが公開された時点で、演奏曲数が過去のどの演奏会よりも多いことは分かっていました。
しかし、開演から終演までにかかる時間は、ほぼこれまでと同じ。
「これ、どうやって演奏するんだろう、超短縮バージョンで立て続けに演奏していくのかな?」と、当日まで思っていました。

が、蓋を開けたら、なんと休憩なし。しかも、昼・夜両方とも。
休憩なしのオーケストラコンサートってクラシック音楽でも稀にあるけれど(ベートーヴェンの第九とか)、その多くは全体で約90分程度の若干短い演奏会ばかり。
今回のように2時間たっぷりとぶっ続けというのは、珍しいケースではないかと思います。
休憩時間を削ってまで演奏に注ぎ込むとは、恐るべしGSJ。
それだけに、密度がより一層濃く感じられたような気がします。

とはいえ、途中、休憩という名のゲストトークが10分ほど差し込まれました。
が、作品のファンや原曲のファンにとっては、ゲストトークの時点で休憩じゃないというジレンマが発生。
思わず「なにその休憩(仮)みたいなの」と心の中でツッコミを入れていました。
まぁ、一日2公演もやるし、ステージに立っている方々も人間なのだから限界はあるし、そりゃ少しぐらい休憩が必要ですよね。
それでも、休憩(ほぼ)なしで2時間×2公演分を演奏されるなんて、演奏された方々、コーラスの方々、何よりゲストトークまで含めてほぼ出ずっぱりだった指揮の志村健一氏、本当にお疲れさまでした。
おかげで、とても濃密な時間を楽しく過ごせました。

■ペルソナサウンドらしさを残しつつ昇華させた壮大なオーケストラサウンド
編成は、東京室内管弦楽団+東京混声合唱団+マイネマイネク(バンド)+ボーカリスト(小宮知子さん、川村ゆみさん、平田志穂子さん、Lynさん)+ドラム、キーボード、ピアノという、そうそうたる面々が揃いました。
これまでのペルソナオケコンの中で、最も豪華な顔ぶれではないかというぐらいです。

その豪華さそのままに、演奏も編曲も、オーケストラらしい壮大さに溢れた見事なものでした。
過去のペルソナオケコンだけでなく、他のGSJのコンサートと同様に、相変わらずのハイクオリティです。
原曲の雰囲気を損なうことなく、それでいてオーケストラらしさも十二分に発揮。
オーケストラの生音の迫力、音の洪水を直接我が身に受けて、終始圧倒されっぱなしでした。
ペルソナのオケコン参加は今回で3回目になるのに、今回も感動の坩堝に落とされました。

特に、昼公演が素晴らしかったです。
女神異聞録からP5までの良いトコ取りした選曲の時点で神回決定事案なのに、それを上手くオーケストラ用に編曲、さらに圧巻の演奏で見事に昇華された時点で、言葉が出てこないくらいの歓喜に満たされた気分になりました。
感動しかないし、すごいとしか言いようがないし、なんだよこれもうなんだよっ!
ペルソナシリーズ、好きでい続けていて良かった。

夜公演は、昼公演よりもバンド色、電子音が強いように感じられました。
管弦楽器の音がエレギやベース、ドラムの音に掻き消されていることが多くて、せっかく管弦楽器が揃っているのに勿体ないなぁ、と思ったこともしばしば。
座席位置の問題かもしれませんが。

■照明の演出はやり方次第か?
照明についても、一言。

照明の演出は使い方次第かな、という感じがしました。
昼公演はステージを斜め横から見下ろす位置だったので、ほとんど気にならなかったです。
が、夜公演はステージ正面のバルコニー席で、真正面から強い照明を食らう位置だったため、その度に照明がすごく気になりました。
照明が眩しくて、そちらに気を取られてしまい、音に集中できなかったことがしばしば。
できれば、照明を正面から客席に向けるような演出は避けてほしいなぁ、と思いました。

もっとも、自分が片頭痛持ちで、それに由来する光過敏なところがあるから、余計に気になっただけかもしれませんが。

■感想まとめ
今回で20周年記念演奏会のFINALということでしたが、最終公演に相応しい素晴らしい演奏だったと思います。
今回のコンサートに行けて良かったと心底思いましたし、ものすごく満足しました。
その一方で、これでしばらくコンサートがないのかと思うと非常に寂しいです。
ぜひ、25周年を迎えた暁には、再演していただきたいです。

それと、今回の演奏会も円盤化してほしいです。特に、昼公演。


これより下の追記は、今回のコンサートのセットリストと、印象に残った曲(楽章)ごとの感想になります。
過去にも何度か足を運んでいるので、過去公演の感想(18th, 19th)と被りそうな部分はなるべく避けて、簡潔に記します。

[GMCD] 逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート

逆転裁判シリーズのオーケストラコンサートの模様を収録したアルバム「逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート」が発売されたので、ゲットして一通り聴きました。
CD2枚組で、収録曲数は13曲。再生時間は、トータルで約91分。

2017年5月6日に、逆転裁判シリーズのオーケストラコンサートが開催されました。
そのときの模様を収めたものが、このアルバムになります。
昼公演と夜公演があり、各公演で演奏曲目が一部異なっていたのですが、このアルバムにはそういった曲も含めて網羅的に収録されています。
昼公演でしか聴けなかった曲も、夜公演でしか聴けなかった曲も、このアルバムでは聴くことができます。
事情により夜公演には行けたものの昼公演には行けなかった自分としては、これは嬉しい配慮でした。

ナンバリングタイトルだけでなく、「逆転検事」シリーズや「大逆転裁判」などのスピンオフ作品の曲もあります。
演奏会当時にも思いましたが、15周年記念コンサートに相応しい網羅っぷりです。

アンコール曲だった「続・大逆転裁判組曲」(という名のキャラ固有曲メドレー)や「大江戸戦士トノサマン」も収録。
かなりボリュームたっぷりな収録内容になっています。

アレンジは、おそらく全て新規に書き下ろしたものと思います。
過去のオーケストラコンサートで演奏されたものと同じアレンジはなかったような。
「逆転裁判1~3 法廷組曲」も、過去に発表されたオケ版を踏まえた上で、多少のアレンジを加えたような感じになっています。

ちなみに、今回のオーケストラアレンジは全て岩垂徳行さんが担当されたようです。
岩垂さんがBGMを担当された逆転裁判3, 5, 6や逆転検事だけでなく、他の作曲家の方が手掛けられた曲までオーケストレーションされるなんて、すごいな岩垂さん。
ものすごく個性的な曲もあるのに、見事なオーケストレーションでした。

逆転裁判のナンバリング作品は各作品ごとにBGMが異なるので、1~3以外は各作品ごとのメドレーになっています。
1~3だけは、曲数が少ないためか、1つのメドレーにまとめられています。
各作品ごとにちょっとずつ特徴がありつつも、勇ましさや格好良さといった共通した空気感もあって、面白かったです。
ナンバリングタイトルを一通りプレイしている身としては、聴きながら、曲に対応した各作品のゲームシーンや思い出が次々に頭に思い浮かんできました。

キャラ固有曲は、人気のあるキャラクターの曲が4曲ほど。
ただし、3以前に登場したキャラクターの固有曲ばかりです。
個人的にはオドロキくんのテーマ曲が一番好きなので、ぜひオーケストラで聴きたかったのですが、実際に演奏されたラインナップを見ると仕方ないかと思わないでもないです。
成歩堂、御剣、真宵ちゃんには勝てないし、ゴドー検事の曲はメリハリを付けるためのアクセントとしてちょうど良いし。

「大逆転裁判」の曲も好みでした。
コンサート当時「大逆転裁判」のOSTは聴いていたものの、ゲーム自体は未プレイだったので、「ほー」という程度の印象しか抱けませんでしたが、今ちょうど2をプレイしている最中だからかすごく感慨深かったです。
原曲からしてオーケストラと相性が良さそうと思っていましたが、想像以上に相性良かったです。
2のラスト付近までプレイしてから聴いたら、より一層心に突き刺さってくる感じがしました。
「大逆転裁判」の曲だけでも、十分このCDを買って良かったと思いました。

CD音源では、生演奏を鑑賞したときほどの臨場感は、さすがに味わえません。
しかし、コンサートの時の演奏を何度も味わえたり、聴けなかった演奏が聴けたりという利点があるので、よくぞ音源化してくれたとありがたい気持ちでいっぱいです。
スピンオフ含む逆転裁判シリーズにどれか一つでも好きな作品がある方にはオススメです。

[GMCD] Before Meteor : FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack

FINAL FANTASY XIVのOSTの一つ「Before Meteor : FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」をゲットしたので、一通り聴いてみました。
Blu-rayディスクで、104曲収録。
再生時間は、およそ6時間強。
相変わらずの大ボリュームです。

FF14自体は完全に未プレイです。
驚異のV次回復を遂げた伝説のリニューアルの前も後も、プレイしたことがありません。
それでもOSTをゲットしたのは、FFというブランド力もありますが、とあるラジオ番組で聴いたFF14の曲がものすごく格好良くて衝撃的だったことがキッカケ。
その後、ひょんなことで「新生エオルゼア」(以下、ジャケット絵が青いので青盤)を入手して聴いてみたところ、自分にツボな曲があまりに多くて、他のFF14のOSTも気になっていました。
そんな折、ふと立ち寄った中古CDショップで、この「Before Meteor」(以下、ジャケット絵が赤いので赤盤)を見つけ、何気なくゲット。
最近、紐解いて聴いていた次第です。

青盤同様にマルチディスクとなっており、Blu-rayプレイヤーで再生する形式の他に、MP3形式のものがまるっと円盤の中に収められています。
そのおかげで、柔軟な再生環境に対応という、気配り上手なディスクになっています。
自分は専ら、Blu-rayドライブ搭載PCでMP3を再生して鑑賞しています。
Blu-rayプレイヤーで聴いた方が音質の良いものが聴けると思いますが、手間がかかるため試していません。
PCだったら在宅中はほぼずっと起動しているけれど、PS3やPS4などのBlu-ray再送可能機器はそうでもないので。
ただ、聴く側のライフスタイルに合わせた鑑賞方法を提供してくれるあたりは、さすがスクエニだなぁと思います。

今回は中古ショップで見つけて比較的安価に入手できましたが、新品で買おうとすると高いなぁと思う点は変わらず。
とはいえ、収録曲数の多さや楽曲の質を考えると、価格設定に納得できるところもあります。
この曲数でこの曲の良さならば仕方ない、とも思います。
それくらい、良質な楽曲が大量に収録されています。
朝と晩合わせて1時間ぐらいかけて全部聴き終わるのに、1週間ほどかかったほどです。

赤盤は、青盤の数か月前に発売されたOSTで、例の大破壊という名のリニューアルまでのFF14の楽曲が収められている模様。
前半3分の2のほとんどは植松伸夫氏の楽曲で、後半3分の1は様々な作曲家の方の楽曲(中でも祖堅正慶氏がやや多め)という構成です。
今となってはFF14の作曲家=祖堅さんのイメージが強いですが、リニューアル前は植松さんも結構楽曲を提供されていたことを、このOSTを聴いて思い出しました。
そういえば、「Answer」って曲を植松さんの楽曲としてどこかで聴いた覚えがあるなぁ。
なんだか、久しぶりに植松さんの楽曲を聴いたような気がします。

多彩な作曲家の方々が参加されているので、これ1枚で作曲家によって曲の方向性の違いが見えて面白いです。
好みの問題で言えば、祖堅さんの曲が自分には一番合っている気がします。
シンフォニックで荘厳・重厚・壮大な雰囲気が、すごく自分の好みというか。
その一方で、長年FFの楽曲を聴いてきた身としては、植松さんの楽曲に懐かしさと安心感を感じました。
ロック調のような激しい曲もありますが、シンプルな分主旋律がはっきりしていて聴きやすく、なんとなくほっとします。

収録曲の中には、青盤に収録されているものと同タイトルの曲がちらほらありました。
「闇の抱擁」や「善王モグル・モグXII世」など、青盤の印象的な曲のいくつかが赤盤に入っています。
というか、タイミング的には、赤盤に収録した曲を青盤に再録していた、と言った方が正しいかも。
ただ、曲によってはなんとなくびみょーにアレンジが異なるものもあるように聴こえました。音色のバランスとか。気のせいかな。

全体的なクオリティは高めです。
かなり良質な格好良い楽曲が揃っています。
リニューアル前のFF14の評判が燦々たるものだっただけに、BGMはどうなのだろうと若干不安もあったのですが、青盤だけでなく赤盤も良曲揃いで軽く衝撃を受けたほどです。
曲はびっくりするほどめちゃくちゃ良曲揃いです。
また、植松さんが参加されているからか、なんとなく歴代のFFナンバリングタイトルっぽさも感じられます。

リニューアル前のゲームの方の評判をとりあえず脇に置いておけば、とても楽しめるアルバムでした。
リニューアル後の楽曲が主に収録されている青盤が目立っているため、こちらの赤盤は影の薄い存在になってしまっていますが、負けず劣らずの良曲ばかりが収録されています。
リニューアル後のFF14のBGM好きだけでなく、歴代のFFの楽曲好きにも、オススメのアルバムだと思います。