[ゲームRev] OCTOPATH TRAVELER

Switch用RPG「OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)」(以下、オクトラ)の全メインストーリークリアおよび隠しボス撃破までプレイしました。
プレイ時間は、全メインストーリー完遂時点で約90時間、隠しボス撃破時点で約120時間。
気が付いたら、今年の3月下旬から延々とプレイしていました。
まぁ、とある別のゲームと並行プレイしていたから、余計に時間がかかったのかもしれませんが。

なお、サブストーリーは制覇していません。
クリアしたサブストーリーは、全体の3分の2ぐらいでしょうか。

オクトラの存在は、発売前から知っていました。
その時の印象は、BDFFの開発メンバーが制作している完全新作らしいというもので、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
とりあえず様子見を決め込んでいたところ、あちこちから「面白い」という評判が続出。
早々にゲームをプレイした友人も「面白い」と言っていて、そのあたりから気になり始めました。

プレイまで後押しした決め手となったのは、OSTの良さ。
ゲーム自体の評判とともに急上昇したBGMの評判の良さがゲーム音楽好きとしてとても気になり、ゲームプレイ前にまずOSTを購入して聴いてみたところ、これがめちゃくちゃ格好良い神曲揃い。
特に、位置的にラスボス戦と思われる曲がとても好きで、ゲーム中にどんな風に流れるのか非常に気になったことが、ゲーム本体を購入する決定打になりました。

で、そうこうするうちにライブイベントの開催が決定。
運良くチケットがゲットでき、これはライブまでにゲームをクリアせねばなるまい、という使命感に駆られ、ひたすらもさもさ2か月もプレイしていました。

それだけ長時間延々プレイし続けても飽きなかったのは、ひとえにバトルの面白さだと思います。
とにかくバトルが楽しかったです。
数ターン耐えて貯めたBP(ブーストポイント)を一気に開放して、敵の弱点を突いてブレイクしてからの一掃する爽快感が、たまりませんでした。
また、Lvを上げればキャラがしっかり育っている実感も明確に感じられたので、単調作業になりがちな経験値稼ぎが本作ではそれほど苦になりませんでした。
RPGはどちらかと言えばストーリー重視派な自分ですが、オクトラはストーリーだけでなく、バトルもとても楽しかったです。

とはいえ、Lvも80ぐらいまで上げるとなかなか上がり難くなり、いくらバトルが楽しいとはいえ、そのあたりが限界でした。
幸いにして、全キャラLv80以上にしたあたりで隠しボスまで倒せたので、楽しさが苦痛に転じる前にやり切れましたが。

バトルで重要になってくるのが、「ジョブ」と「サポートアビリティ」。

まず「ジョブ」について。
各キャラには、変更不可のベースジョブがそれぞれ設定され、そこに更にバトルジョブという付替え可能なジョブを付けることができます。
この2つのジョブを組み合わせて、戦略を練ることになります。
ジョブによって使える技が大きく異なるため、ダンジョン攻略では敵の特性を考慮して、どのキャラをPTに加えて、そのキャラのバトルジョブを何にするか、という点に頭を捻ることになります。

さらに、「サポートアビリティ」によってキャラの性能を強化することができます。
これらの「ジョブ」と「サポートアビリティ」の組み合わせが、戦略上の要になります。

とはいえ、メインストーリーに関して言えば、Lvを十分に上げていれば深く考えなくても力技で敵をぶっ飛ばせます。
「そんな小難しい戦略なんて、考えるのが面倒だ」という方でも、Lvさえ上げればボコれるので心配無用です。
自分も、どちらかと言えば、戦略をアレコレ練るよりは、Lvを過剰に上げてボスをボッコボコにする方を好むタイプなので。
メインストーリーであれば、Lv60ぐらいあれば、かなり余裕でボスをボコれます。

強敵が出現する一部のサブストーリーでは、ジョブとサポートアビリティの組み合わせがとても重要になります。
逆に言えば、ジョブとサポートアビリティの組み合わせに失敗すると、簡単に全滅します。
被ダメが半端ないので、一撃死も余裕であります。

特に隠しボスは、本当に苦労しました。「隠しボス」というだけあって、ものすごく強かったです。
Lvを全キャラ80以上にし、攻略サイトを参考にしつつジョブとサポートアビリティを組み合わせて戦いに挑んだところ、本戦前の前座も含めておよそ3時間の激闘の末、なんとか撃破。
めちゃくちゃ疲れましたが、その分達成感も半端なかったです。
まぁ、あまりにも疲れたので、再戦はしばらく勘弁願いたいですが。
こんなに疲れたRPGのバトルなんて、久しぶりだなぁ。

なお、前述の「OSTで気になったラスボス戦っぽい曲」は隠しボス戦の曲だったのですが、バトルに集中し過ぎてBGMを聴くほどの余裕はありませんでした。
「やっべ、HP無くなりそう!全滅しそう!」とか「せっかくかけたバフが消された!」とかで、隠しボス戦中は脳内大騒ぎ状態だったので。
少々勿体ないことしたような気がします。
まぁ、OSTでいくらでも堪能できるから、それはそれでいっか。

次に、ストーリーについて。
メインストーリーでは、8人の主要登場人物に纏わる8本の物語が紡がれます。
最初、8人の主要人物の中から主人公を1人選ぶのですが、誰を選んでも大きな問題はありません。
別の登場人物がPTインするタイミングで、回想シーンとしてそのキャラの背景を辿ることができます。
周回プレイしなくても、全キャラのストーリーを追えるのは、とても素晴らしい配慮だと思います。

ちなみに、自分は主人公にサイラス先生を選択。
理由は、見た目でも性能でも巷の評判でもなく、単に最初に表示されたカーソルから一番近いところにあったアイコンがサイラス先生だったから。
自分でも呆れるくらい、わりと、どうしようもない理由です。
ただ、最後までプレイした今では、メインキャラクターの中でサイラス先生が一番好きです。
ああいうおっとりした無自覚天然ボケ学者肌キャラ(ただし、怒らせると怖い)が、高確率で自分の好みにハマるのだと思います。最近、なんとなく気付きました。

魔法使い系キャラを主人公にすると序盤ですごく苦労するというのが、世のRPGではよくあるパターンなのですが、オクトラに関してはあまり苦労しませんでした。
サイラス先生が最初から使える属性魔法がデフォルトで全体攻撃な上に弱点を突くのに有用で、しかも強力。
Lvアップ時にはHP/SPが全回復するし、さらに魔法を使うのに必要なSP回復アイテムが序盤からかなり豊富に入手できたため、魔法撃ちまくって敵を殲滅しまくっていました。
あの爽快感、たまりません。

メインストーリーは、どのキャラのものも面白かったです。
章立て構成だったので、当初はこじんまりとしたミニシナリオを寄せ集めた感じなのかなぁ、と軽く見ていましたが、とんでもない誤解でした。
どれも重厚で、考えさせられるところがあります。特に後半。
また、NPCも含めた登場人物たちの迷いや決意などもしっかり描かれていて、息吹を感じました。
さらに、各キャラがそれぞれ明確な目的を持って、しっかりと「旅」をしている感じが出ていたところも好印象です。

あえて1つ好きなシナリオを選ぶなら、サイラス先生でしょうか。
第二章あたりから一気に血生臭い展開になるのが衝撃的で、印象に残りました。
たぶん、こういう仄暗い雰囲気、自分好みです。

そういえば、登場人物は2Dドット絵、背景や演出は3Dでゴリゴリ描かれいる点も、ユニークというか興味深い点でした。
登場人物が2Dドット絵なので、操作感も古き良き時代のRPG。
それでいて、背景は3Dで描画されているから、見惚れるほどの美麗さがあり、また強い遠近感が加わえられています。
そして、演出も3Dだから、カメラワークがゴリゴリ動く。
そんな懐かしさと新しさが乖離せずに絶妙なバランスで融合しているのが、とても面白かったです。
これは、実際に動いている画面を見て実感してもらいたいです。

他にもオクトラの良さはたくさんあるのですが、とても語り尽くせません。
それほどまでに、プレイしていて楽しいRPGでした。
スマホで前日譚的な物語が描かれるそうですが、最後までクリアした今、そちらも気になってます。

[ゲームRev] NG

心霊ホラーADV「NG」のVita版をグッドエンドまでクリアしました。
プレイ時間は、どれくらいだろう・・・15~20時間くらいでしょうか?
極力自力でプレイし、どうしても詰まったら攻略サイトに頼る、ぐらいのペースでプレイしました。

エクスペリエンスの放つ心霊ホラーADVの第2弾である本作。
先日、第1弾の「死印」に軽い気持ちで手を出したら、あっという間に頭から沼へダイブインしてしまった流れで、気が付いたら第2弾の「NG」もゲットしていました。
「NG」で八敷さん(「死印」主人公のデフォルトネーム)のその後について触れられている、なんて情報を目にしたら、居てもたってもいられませんでした。

ちなみに、八敷さん他の死印組は、姿こそ見せませんでしたが、会話などに活躍を匂わせる内容がちらほら。
「死印」をプレイしているとニヤリとできる感じです。

物語は、「死印」とは別物です。
ほぼ独立した話なので「NG」から始めても問題ないですが、ほんのり「死印」のネタバレがあるような気もするので、気になるなら「死印」から始めた方が無難かも。

心霊ホラーということで、ストーリーは全体的におどろおどろしいです。
前作は純粋に噂話や都市伝説絡みでしたが、今回はそこにおとぎ話的な要素が付与されています。
誰もが知るおとぎ話のダークサイドを都市伝説に仕立て上げたような、そんな話がベースになっています。

怖さのレベルで言えば、「NG」はそれほど怖くなかったです。「死印」の方が怖いのではないかと思います。
「NG」の物語の舞台が主に公園や住宅街、高層ビルなど、近代的で人の多い場所だったからでしょうか。
廃墟や樹海が主な舞台だった「死印」ほど陰鬱なジメッとした雰囲気はなく、あっさりさっぱりしていた印象が残りました。
とはいえ、身近な場所の方が恐怖感が増すという方もいるので、この辺は個々の感覚や経験によるかも。

本作では恐怖演出の程度を3段階で設定できる機能があり、ずっと最高段階の恐怖モードでプレイしていましたが、それでも怖くなかったです。
ビビらせる演出で驚くことが1, 2回ありましたが、それくらい。
もっとも、ホラー鳴れしまくっている自分の言うことなので、あまりアテになりませんが。

緊張感も、「死印」の方が強かった気がします。
「死印」は理不尽な死に対する主人公の恐怖感と焦燥感が強かったけれど、「NG」はそのへんが薄味。
連れ去られた妹を救うという目的があったからか、「なんとかしないと・・・」という後ろ向きさよりも「なんとかしてやるっ!」という前向きさを強く感じました。
こう書くと、なんだかホラーゲームの主人公というより、RPGの主人公みたいだな。

登場人物は、今回も個性が強いです。
どの登場人物もアウトロ―で、どちらかと言わずとも闇側の住人。
また、前作よりも登場人物が絞られている分、キャラの深掘りが強化されています。

とはいえ、ややアウトロー過ぎて逆に現実味が失われていたような気もします。
ファンタジーに寄り過ぎて、「いやいや、現実にはないわー」と感じることが多かったです。
もうちょっと地に足の着いたキャラ造形の方が良かったなぁ、と思わなくもないです。
あと、アウトロー故に命が惜しくないという空気感があって、それも怖さが弱かった要因かもしれません。

謎解きについては、前作よりもヒントが多くて助かりました。
そのためか、概ね自力で解決できました。
前作よりは理不尽な謎解きが少なかったです。
まぁ、ほぼノーヒントで危機的状況になって、何度もゲームオーバーを繰り返しながら試行錯誤しても解決手順が見つからず、諦めて攻略サイト見て「あー、そういうことか・・・わからねーよ!(バシッ」という箇所が多少ありましたが。そこはそれ。

心霊ホラーADVの第2弾ということもあり、システム面は前作を概ね踏襲。
探索パートがあるところも、そのままです。
「デッドリーチョイス」が「クライシスチョイス」に名前が変わっていても、機能は同じだったり。
前作をプレイしていると、操作面で困ることはあまりないと思います。
ちょっと手こずったのは、探索パートの移動に向きの要素がなくなったあたりでしょうか。

そういえば、「NG」のUIは、全体的にポップな感じに変わっています。
見やすくなりましたが、それも恐怖感が薄れた要因かも。
ただ、発言者の名前が表示されるようになって、今の台詞が誰のものか分かりやすくなっていたのはGJです。

というわけで。
システム面はプレイしやすく改善されていたものの、シナリオ面では個人的にやや不満の残った本作。
もうちょっとこう、ジメッとした恐怖感のある物語が欲しかったなぁと思いました。
「死印」の追加エピにも出てきた「百鬼夜行」が「NG」にも出てきたところからすると、次回作の構想があるのでしょうか。
ぜひいつか、死印組とNG組の共闘を見てみたいです。前衛の鬼島と後衛の八敷さんって、バランス良いと思うのですよ。

もっとぶっちゃけて言えば、八敷さんの活躍が見たいです(超真剣
シリアスが理想だけど、いっそボケ倒しコメディでもほのぼのドタバタ劇でも良いので、俺に八敷さん成分をくださいマジお願いします。八敷さんのクールな天然ボケに癒されたい。

[ゲームRev] 死印

ホラーアドベンチャーゲーム「死印」のVita版を、DLCも含めてクリアしました。
プレイ時間は、DLCを除いた本編のみで10時間強、DLC込みで13時間弱。なお、トロコン未達成。
ちなみに、途中から攻略サイトにお世話になりっぱなしの邪道プレイでした。理由は後述します。

「死印」というゲーム自体は、TwitterのフォローさんがよくRTされているので、以前から気になっていた作品でした。
現代日本(正確に言うと、現在より20年程前の日本)が舞台で、怪異を扱った心霊ホラーということで、「流行り神」シリーズ(真ではない方)が大好きな自分のアンテナに引っかかったのでした。
そんなときに、PS Storeの何かのセールでVita版の「死印」が安くなっていたので、ここぞとばかりに購入。
10日ほど前から、並行プレイ中のゲームの合間にちまちまプレイし始めてみたところ、だんだんこちらの方の先が気になるようになってしまい。
気が付いたら、一気にガッとプレイしていました。

ストーリーは、とても自分好みでした。
心霊ホラーなので空気感がすごくジメッとしているし、事件が解決してもシコリのようなものが残って後味すっきりしないのですが、だけどそこが良いです。
「この後、どうなるんだろう・・・」と先の気になる展開も、とても面白かったです。

物語は、身体に刻まれた謎の痣「シルシ」から始まる、章立て編成です。
その「シルシ」を付けた怪異について探り、原因を解決していく物語になります。
怪異を探る過程は非現実的なところが満載だけど、原因となった出来事には現実的なところもあり、胸糞の悪さと物悲しさが混ぜこぜになった背景があります。
たぶん、「流行り神」シリーズが好きな方なら好きになれるのではないかと思います。物語の雰囲気がめちゃくちゃ似てます。

怖さについてですが、自分基準ではほとんど怖さは感じませんでした。
深夜に電気消してプレイしても余裕だったくらいの怖さです。
ただ、ホラー耐性付きまくっている身なので、あんまりアテにしない方が良いです。
グロいシーンが度々あるので、苦手な方は注意が必要です。

登場人物は、いずれも一癖以上にクセのある人物ばかり。
そんな登場人物たちですが、出会ったばかりの頃は「うわ、なんだこいつ、ムリ」と感じても、最終的には「良いところもあったな」と憎めなくなりました。
死線を共にするからでしょうか、欠点も多いけれど、それ以上に愛着が湧いてきます。

個人的に一番の推しは、主人公。
淡白で冷静だけど、自分に害を為す怪異に対しても非情になりきれない面が好感。
ホラーゲームの主人公によくある、大体において不憫なところ、苦労してもあまり報われないところも高ポイント。
プレイヤーにとって一番長く付き合うことになるし、常に主人公の一人称で語られるから感情移入しやすいこともあって、とにかく主人公推しです。

そういえば、この主人公、探索中にとんでもないところに手を突っ込んだり、とんでもないものをひょいひょいバッグに放り込んだり、意外な豪胆さを見せたりします。
慎重かと思えば大胆だったして、慣れの問題とか感覚が麻痺してるとか、そういうレベルを天元突破しているような。
いや、そういうことをしないと話が進まないし、そうしないと自分が死ぬっていう状況だから、わからないでもないですが・・・正直、行動力がすごいです。

主人公以外では、真下が好きです。
どこが良いのかよくわかっていないのですが、なんか好きです。
人を顎で使うような自己中心的なところが目立つけれど、稀に見せる気遣いと頼もしい一面との意外性、でしょうか。
真下もしくは主人公好きは、DLCまでプレイした方が良いです。大門先生好きもDLC楽しめるかも。

システムは、テキストアドベンチャー特有のテキストを読み進めるパートの他に、現場を歩き回って怪異について調査する探索パートがあります。
この探索パート、一見難しそうに見えますが、そうでもなかったです。
探索ポイントが限られているので、総当たりでもほとんどなんとかなります。
あっちで調べて道具をゲットしたら、次はこっちでその道具を使って扉破って・・・と手順を踏まないと先に進めないところもありますが。

一番難しかったのは、「デッドリーチョイス」と言うシステムです。
制限時間内に正しい選択肢を選ばないと、次の選択肢の制限時間が減らされるか即死、というもの。
どちらかといえば、間違えると即死のパターンの方が多いです。
これが、結構面倒くさい。総当たりすればいずれ突破できるので難しくないのですが、面倒くさい。
制限時間が設けられることで緊張感が増しはするのですが、ヒントが少なくて一発で突破するのは至難の技。
序盤のデッドリーチョイスで一撃死食らいまくって心が折れたことが、攻略サイトに頼りっきりになった理由でした。
もうちょっと、ヒントが欲しかったです。

ヒントが少ないと言えば、各章の最後に怪異との対決イベントがあるのですが、それに関するヒントも少ない気がしました。
こっちはデッドリーチョイス以上に難しく、探索パートナーと道具の選択をミスると、いくらやってもクリアできません。
特に探索パートナー選択。もうちょっとヒントが欲しかったです。

システム的には細かい引っ掛かりを感じたものの、ストーリーの面白さで全部水に流せるような、そんなゲームでした。
主人公とメリイ(もしくは真下)が怪異を解決する九条館シリーズとして続編制作してほしいくらい、好きな作品になりました。
攻略サイトがないとやや難しいけれど、心霊ホラー系のアドベンチャーゲームが好きな方にはオススメです。

今ちらっと調べたら、開発元のエクスペリエンスの新作「NG」に「死印」の主人公が出てくると知って、少しやりたくなってきてます。買ってこようかな。
TwitterのTLに流れてきたRTによると、開発元が「流行り神」とのコラボも望んでいるっぽいので、そちらの実現もお待ちしております。編纂室組の「流行り神」でぜひ。


[2019.05.06 以下加筆]
これより下は、ネタバレを含む章ごとの感想(とほんのり考察)になります。
まだクリアしていない方はご注意ください。

[ゲームRev] キャサリン・フルボディ

PS4/Vitaで発売されたパズルアクションゲーム「キャサリン・フルボディ」のPS4版1周目クリアしました。
難易度Safetyで、1周目クリア時点のプレイ時間は約11時間でした。

本作は、2011年にPS3/Xbox360用ソフトとして発売された「キャサリン」のリメイク版になります。
ちなみに、無印キャサリンは、PS3版クリア済みです。
ただ、そのときは1周目で力尽きました。
パッチ適用前の難易度を最低にしても歯が立たないくらいむちゃくちゃ難しいし、パッチ適用後の最低難易度にしても最後のステージが難しかったからです。
クリアした時、「もう2度とクリアできん・・・(ぜーはー)」と思った覚えがあります。

それなのに、改めてキャサリンFBをプレイしようと思った理由は、おおまかに3点。
1つ目は、OSTが欲しかったから。
2つ目は、オートプレイモードが付くと知ったから。
3つ目は、中野で開催された体験会で久しぶりにプレイしたら面白かったから。

理由その1、無印キャサリンのときからパズルパートのBGMがものすごく好きで、その音源が欲しかったのです。
クラシック音楽×目黒将司氏=俺得ktkrとばかりにPS3版初回限定版に飛びついたので、無印のときのパズルパートBGMのOSTは持っているのですが。
ただ、キャサリンFBでは新ステージが追加され、初回版にOSTが付属するという情報を聴き及び、「これは、新曲追加の予感!?」と心がザワッとして、かなり欲しい方向に傾きました。
ちなみに、キャサリンFBにクラシック音楽(アレンジ)の追加曲がありましたが、目黒将司氏の編曲ではないようです。
とはいえ、追加曲は選曲が(良い意味で)ズルいし、アレンジも格好良いかったので、特に不満はありません。

理由その2、無印キャサリンのパズルパートの難しさに死にかけた身としては、オートプレイはとてもありがたい救済機能だと思いました。
いやほんとにもうね、無印キャサリンは難しかったんですよ。これまた一からやり直すのツラいわ、と思ったんですよ。
そんなところへオートプレイ機能実装の話を聞き、それならアクション下手な俺でもどうにかなるな、と気が楽になりました。

理由その3、キャサリンFBの体験会が中野で開催された日に偶然中野に出かける予定があり、時間があったからついでに体験会に足を運んで実機プレイしたら思いの外楽しかった覚えがあります。
懐かしさ補正があったかもしれませんが、実機プレイ後にもうちょっとプレイしたいと思えました。

そんな理由が重なって、キャサリンFBを予約購入した次第です。

実際にプレイしてみたところ、キャサリンFBは無印キャサリンよりも難易度が下がっていたような気がしました。
最初から最後までSafetyでプレイしましたが、途中で挫折することなく最後までサクサクプレイできました。
無印キャサリンでは何回もコンティニューしたくらい苦労した最終ステージも、わりとすんなりクリア。
結局、命綱として確保していたオートプレイモードは一度も使わずに、最後までプレイできました。
むしろ、時間があれば1段階上の難易度に挑戦してみようかな、と前向きに考えられたくらいです。

逆に最高難易度がどれくらい難しいかは、試してないので分かりません。
アトラスのことだから、容赦ないレベルだと思いますが。

アドベンチャーパートは、相変わらずの修羅場展開でした。
よくまぁこんなに修羅場展開てんこ盛りにしたなぁ、というくらいの、ドロ沼展開。
主人公ヴィンセントも、全力でドツボに頭から突っ込むような発言をしてしまうし。
そういうところは、見ていてもどかしくもありました。
そのようなドロドロな展開が、本作のシナリオの肝なのでしょうが。

それにしても、およそ10日ほどの短い期間とはいえ、起きてる間は修羅場の連続、睡眠中は悪夢の毎日で、ヴィンセントよく生きてたなと思います。
自分だったら、確実にメンタルやられています。
もっとも、そこが主人公の主人公たる所以なのかもしれませんが。
メンタルの強さと声の良さ以外には取り柄のない主人公なので。

ただ、終盤のラスボスに啖呵を切るところは、素直に格好良かったと思います。
ついでに言うと、事の真相がポロっとバレる展開も、実は地味に好きです。
ラストになって急に展開が熱くなるところとか、ゲームっぽい展開ですがたぎりました。
これまで有無を言わさず挑まされていたパズルパートが、ラストはヴィンセントが自主的に挑む形に転換するのも、すごく上手いなと思いました。

ちなみに、作中で一番好きなキャラはマスターです。
あの喋りが、妙にクセなのです。

なお、ややエロい描写が度々あるので、プレイ中は背後には要注意。
パズルパートはそれほど問題にはなりませんが、アドベンチャーパートは恥ずかしくなるような描写や婉曲的にそれっぽい表現があります。
深夜に自分の部屋でこっそりプレイするくらいが、たぶんちょうど良いと思います。

キャサリンFBの1周目は、Kキャサリン結婚エンドでした。
無印キャサリンではKキャサリン振られルートだったので、それよりはマシな終わり方になりました。

キャサリンFBで追加されたQリンルートは、まだ未到達です。
今回は各エンディングに追加エピソードがあるそうなので(初回特典CDのキャストトークより)、他のエンディングも少し見たくなっています。
パズルパートがプレイしやすくなっているから、繰り返しプレイもアリかな。

というわけで。
2011年の無印以来久しぶりにプレイしたキャサリンでしたが、無印のときよりも楽しめました。
パズルパートがユニークで面白いし、アドベンチャーパートも無印のときより理解度が深まった気がします。
キャサリンFBではサポートがかなり手厚くなっているので、パズルパートの難しさが唯一の障害となっているなら心配は無用だと思います。

[ゲームRev] キングダム ハーツ III

PS4のA・RPG「キングダム ハーツ III」(以下、KH3)をクリアしました。
難易度ビギナーで、プレイ時間は約31時間。クリア時のLvは46です。

KHシリーズ待望の新作が、ようやく発売されました。
前作のKH2がPS2で発売されたのが2004年。
それから様々な派生作品が展開されつつも、ナンバリングタイトルの続編はなかなか発売されず、気が付けば15年。
もう15年も経っていたのか。時の流れが早いなぁ。

ちなみに、自分のKH歴はというと、
・KH1(無印)クリア。
・KH CoM(無印)クリア。
・KH2(FM版)クリア。
・KH BbS(無印)クリア。
・KHχ(ブラウザゲーム)を途中までプレイ。
という感じです。
未プレイは、
・358/2
・コーデッド
・3D
・Uχ
です。シリーズ作品の半分ほどは、触れたことがありません。
クリアした作品も、シークレットムービーを見るほどはやり込んでいないので、メインシナリオをざっくり追った程度になります。

そのメインシナリオも、プレイしたのが随分昔のことなので、今となっては9割以上忘れてしまいました。
各作品のメインキャラとオープニング・エンディングはうっすらと覚えているけれど、途中の経緯がすっぽり抜け落ちています。
「まぁ、プレイすれば思い出すだろう」と希望的観測を抱きつつ、特に復習もせずにKH3のプレイを開始しました。

その結果、KH3のメインシナリオは、ほぼわかりませんでした。。。orz
ビックリするほどわからなかったです。
展開の置いてけぼり感が半端なかったです。
過去にこれこれこういうことがあって・・・という経緯の説明は、ゲーム中ではほとんど語られません。
そのため、誰が何してどうしてこうなった、という途中経過が自分の中からすっぽり抜け落ちたまま補完されず。
そのままKH3で描かれる結果だけ見たものだから、最初から追い付けませんでした。まぁ、仕方ありません。

ディズニー作品の世界に関しても、ディズニーにはあまり興味がないし、ディズニー映画もほとんど見たことない身としては、展開がすごく飛ぶ感じがしました。
イベントとイベントが繋がらないというか、何がどうしてそうなった感が強いというか。
イベントの度に「お、おぅ・・・そっか・・・」と無理矢理自分を納得させることが多かった気がします。
ディズニー映画を見ていたら、また違う感想を抱くかもしれません。
ちなみに、「アナと雪の女王」の有名な挿入曲をちゃんと聴いたのは、今回が初めてでした。
# ニュース番組などから流れてきたサビの一部分を聞くことは、時々ありましたが。

ただ、これまでのKHシリーズの集大成であり、それだけに物語がとても壮大だということは、なんとなく理解できました。
派生作品も含む過去作の、ガチの集大成です。
358/2やBbSはもちろんのこと、χ(Uχ)もメインシナリオにガッチリ絡んできます。
χ(Uχ)に関しては、ブラウザ/スマホゲームならではの演出があって、分からないなりに興奮しました。

終盤の盛り上がり方が、かなり熱かったです。
「なんかよくわかんないけど、これは熱い!」と思いました。
これまでの歩みがイマイチ把握できていなくてもこれだけ熱くなれたのだから、過去作のシナリオをきちんと把握していれば、きっと言葉にできないほど感動できたと思います。
予習復習、しておくべきだったかなぁ・・・しかし、今から過去作全部やり直すとか、時間がいくらあっても足りないです。。。

なお、KH3に過去作品の概要をまとめたものが、一応あるっぽいです。タイトル画面にそれっぽいメニューがありました。
多分最初から見れたと思うのですが、自分がそれに気付いたのはエピローグを見終わってタイトル画面に戻った時。
クリアした後だからもういいやと思って、結局未開封です。

集大成ということもあってか、登場人物がめちゃくちゃ多いです。
ディズニー世界はともかく、KH独自パートに新キャラ投入はなかったと思いますが、これまで登場したキャラが敵も味方も一堂に集結しているので、とにかく多いです。
あまりにも多かったため、最後までキャラの顔と名前が一致しませんでした。
「顔は見覚えあるんだけど・・・・誰?」という脳内エラーが頻発しました。
あんなに大勢が一気に登場したら、記憶できません。無理です。

ゲームの難易度は、難易度設定にもよると思いますが、それほど高くありませんでした。
アクション下手なので一番簡単なビギナーで最初からプレイしていましたが、ガチャプレイでも雑魚戦は無双できます。
基本的に攻撃ボタン連打、魔法とアイテムの使い方がわからない、中盤でショートカットの実行方法がわかってケアルだけセット、よくわからないけれど必殺技っぽいのが時々出る、リンク?なにそれ美味しいの? 状態でも、なんとかなりました。
メインシナリオを追うだけなら、KH2よりもプレイヤーに優しくなっています。

ただ、さすがにボス戦はそう簡単にはいかず、「こんなんできるかーっ!」と何度かコントローラーを投げそうになりました。
それでも、何度かコンティニューを繰り返して、心が折れる前にどうにか切り抜けられましたが。
KHシリーズに限らないのですが、ゲームオーバーになる度に敵が弱体化する機能を実装してほしいです。切実に。

それと、ボスキャラに多いのだけど、ヒットする寸前に瞬間移動するのイラッとするのでやめてほしいなぁ、と思ったり。
ただでさえ素早くて捕捉するのが困難なのに、ようやく捕らえたと思ったら瞬間移動で逃げられるとか、かなりストレスになります。
ビギナーなら瞬間移動なしになりませんかね?

やり込み要素は、かなり盛り沢山です。
自分はメインシナリオを追うだけで手いっぱいだったので、やり込み要素はすっ飛ばしましたが、やり込もうと思えばかなりやり込めます。
主にミニゲームや探索ゲームですが、後者については自力で網羅しようとするとかなり時間がかかりそうです。
マップが広大なので、隅々まで見て回ろうとするとかなり時間がかかるのではないかと。
ただ、その分やりがいがありそうです。

グラフィックは、格段にレベルアップしています。
自分の中ではPS2版のグラフィックの印象が強いからだと思いますが、プレイし始めてまず感じたのが「絵がめっちゃ綺麗!」でした。
表情とか動きとか、とにかく細かく動いてものすごく綺麗です。

「パイレーツ オブ カリビアン」は元は確か実写映画ですが、それが3Dモデリングされてもまるで実写のようでした。
まぁ、リアルな中に時折機械的な動きを見せるので、そこでは否応なしに不気味の谷を感じることがありましたが。
とはいえ、実写に見紛うほどリアルなキャラと、ソラたちのようなアニメチックなキャラが、違和感なく融合しているところは、純粋にすごいと思いました。

音楽も、相変わらず良かったです。
過去作品で流れた主要キャラのテーマ曲をモチーフにしたアレンジが流れると、もうそれだけで泣けてきました。
もっとじっくりBGMを聴きたいのでKH3のOSTも欲しいのですが、そういえばOSTの情報流れてないですよね。どこかでストップがかかってるのかな?

そんなわけで。
KHシリーズのそれほど濃くないプレイヤーなので、シナリオについては残念ながら半分も理解できませんでした。
ただ、A・RPGとしてはプレイしやすくなっているのでアクション苦手でもなんとかなります。
これからKH3を始める方は予習復習してからプレイすると、より理解度が深まると思います。
というか、ややハードルが高くなるけれど、何らかの方法で過去作品の予習をしてからプレイすることを推奨します。