[音楽] 志方あきこ / noAno

2019/10/22(火) 08:31:41 | カテゴリ:音楽
志方あきこさんの新作アルバム「noAno」が発売されたので、購入して一通り聴いてみました。
全10曲収録。再生時間は、40分弱。

ちなみに、サージュコンチェルトの楽曲をオルゴールアレンジしたアルバム「otonoAkari オトノアカリ ~Surge Concerto musicbox arrange tracks~」が同梱されたガストオンラインショップ限定版を購入しました。
志方さんの公式オンラインショップ限定の特装版もすごく気になったのですが、サージュコンチェルトの誘惑に勝てませんでした。
アルトネとサジュコンの音楽(歌曲もOSTも)が大好きなので。
せっかくなので、後ほど、そちらについても軽く感想を記したいと思います。

本作「noAno」は、多重録音によるエスノ調のコンセプトボーカルアルバムになります。
物語を歌曲で紡ぎ、頭から通して聴くと世界観やシナリオの全容が見えてくる、そんなアルバムです。
志方あきこさんの過去のアルバムでもよく用いられていた表現手法です。

とはいえ、自分自身、ちゃんと歌詞や世界観を解釈できていないので、楽曲が紡ぐ物語の全容はなんとなくふんわりとした雰囲気でしか捉えられていないのですが。
それでも、楽曲の素晴らしさは認識できたし、ふんわりながらも理解した物語も世界観も、そして歌曲から放たれる空気感も、どれをとっても非常に好みでした。

一通り聴き終わった時点で自分の頭に思い浮かんだ言葉は、「原点回帰」。
「caTra」の時にも似たような言葉が脳裏に浮かんだのですが、力強く心に響く旋律と土臭さの感じる独特な空気感に懐かしさを感じ、「これだよ、これを待っていた」と思いました。
初めて志方さんの楽曲を知り、その歌声と旋律の独特さ、楽曲に漂う不思議な空気感に心魅かれたときの雰囲気が、たっぷり含まれています。
どの曲もストレートに自分好みで、耳が幸せで、ザクザクと心に突き刺さってきました。
近年、ロックやポップなテイストを混ぜてみたり、和風寄りのアルバムが発売されたりと、あちこち試行錯誤を試みながら彷徨された末に、故郷に戻ってこられたような、そんな感じです。
そういった様々な楽曲を制作されて得たものも織り交ぜて、本作が出来上がったような気もします。

とはいえ、2018年の冬コミで頒布されたサンプル版「Project Code:G 適応素体についての中間報告書」を購入して聴いたときも、自分好みになりそうな予感はありましたが、あのサンプル音源がこんなにも心に刺さる作品になったことは、少々想定外でしたが。
でも、嬉しい想定外です。このアルバム全体が、とても好きです。

アルバムの中で一番心に残った曲は「奇跡は死んだ」。
曲名のインパクトもさることながら、疾走感のある楽曲がとても格好良いです。
特にサビがお気に入り。心の叫びのような歌声が、とても心に残りました。
また、この曲だけは歌詞がすっと自然に耳に入ってきて、それを理解した途端に「・・・うっわ!」となんとも言えない衝撃を食らいました。もちろん、良い意味で。

次点が「森羅清浄事祓」。
宗教色の感じられる、荘厳さのある曲です。音階も、なんか独特な気がします。
アルトネやサジュコンの楽曲が好きな方なら、気に入る確率が高いのではないかと。

最後に、サージュコンチェルトのオルゴールアレンジアルバムについて。
収録曲数は9曲ながらも、再生時間は40分弱と、思っていた以上にボリュームのあるアルバムになっています。

一通り聴いてまず思ったのは、ラインナップの意外性でした。
「ahih rei-yah」はわかるのですが、「ラシェール・フューザー」や「この世界のあなと、あのセカイのあなたへ」まで収録されていたことが、嬉しい反面、すこぶる意外に感じました。
その2曲を、勝手に不可侵領域のように感じていたからかもしれませんが。
それと、志方あきこさんの新作アルバムの付属なので、志方さんのGenometric Concert収録曲だけかと思っていたら、意外とOST収録曲もありました。
「フラスコの海」とオルゴールは、とても相性が良いです。これ、聴いてて楽しいです。

それと、あの複雑な原曲を上手い感じにオルゴールアレンジされていて、素直に驚きました。
原曲を解きほぐして、シンプルにオルゴールに落とし込んだような。
それでいて、原曲の空気感、壮大さや厳かさなどもあって、面白いアルバムになっています。

オルゴールの澄んだ柔らかい音色もあってか、作業用BGM(特に読書)に最適でした。
こういうアレンジも、たまにはアリですね。良いアルバムを聴けました。

というわけで。
久しぶりの志方あきこさんの新作アルバムでしたが、自分の好きな志方さんの楽曲がそのまま体現されたかのような作品で、すこぶる自分の好みでした。これ、すごく好きです。
アルトネリコやサージュコンチェルトの歌曲が好きな方にオススメです。エスノ調の幻想的な楽曲が好みの方にもオススメです。
むしろ、エスノ調や民族音楽超に抵抗がなければ、あまねく聴いてほしい作品だと思いました。

[音楽] 志方あきこ / caTra

2016/05/25(水) 22:34:46 | カテゴリ:音楽
志方あきこさんのミニアルバム「caTra」を一通り聴きました。
収録曲数は全5曲。
再生時間はトータルで約22分。

志方あきこさんのCDは、発売される度に発売日に購入してます(同人除く)。
今回も発売日当日に購入はしていたのですが、諸事情により他の積みCDを優先していたら、このタイミングになってしまいました。
今にして思えば、もうちょっと早く開封すれば良かったです。

ここ何年かの志方あきこさんのオリジナル作品は、良曲だけどあまりぐっさり刺さる曲がなくて、それ故にレビューの投下を少し控えていました。
サージュコンチェルトなどのゲーム曲にはすごく刺さる曲があったのですが、オリジナル作品の方はそれほどでもなくて。
が、今回のミニアルバムの曲は、どの曲も心に突き刺さりました。
それはもう、かなりぐっさり、深々と。
エンドレスループ上等なのはもちろんのこと、こうして「ブログに感想投下したい!」という衝動に駆られたぐらい刺さりました。
本当に、もうちょっと早く開封すれば良かった(大事なことなので

曲調は、がっつりエスノ調。全力で志方節です。
どの曲も多重録音を多用した、非常に幻想的な曲になっています。
「RAKA」とか「祈りの彼方」とか、そのあたりの志方さんの作品を髣髴とさせられる曲です。
そのためでしょうか、1曲目からものすごく「志方節キタァァァーーーッ!!」という気分にさせられました。
この昂揚感、なんだか久しぶりにきたなぁ。

志方さんの力強くかつ変幻自在な声質はいつも通り。
低音から高音まで、女声音域はもちろん男声のような音程まで、本当に幅広いです。
それが志方節の魅力の一つなのですが。

歌詞は架空言語らしいので、何を言っているのかさっぱりわかりません(1曲目除く)。
が、それがまた幻想的な雰囲気を醸し出す要素の一つになっています。

1曲目の「ヒト型式PF試奏例α」だけ、音階がそのまま歌詞(?)になっています。
「ド、ラシ、ドーレード」という感じで。
初めて聴いたときは、そのあまりの斬新さに「なん・・・・・・だと・・・・・?」と衝撃を感じました。
そして、次に聴いたときには、完全に魅了されていました。
コーラスだけの構成で、まるで賛美歌のように美しく神秘的な曲です。
でも、その裏に一抹の不気味さも感じられて。
音階歌詞は当然それだけでは意味をなさないのだけど、そこにこそ意味があるように思えて。
遥か昔に人の手によって機械に刻まれた音楽が、動くもののない空虚な部屋の中で延々と奏でられているような。
なんというか、こう、いろいろ想像が膨らみます。
このアルバムの中では、この「ヒト型式PF試奏例α」が一番好きな曲です。

コンセプトアルバムらしいので、限定盤のブックレットがあればより楽しめたと思うのですが、生憎ゲットしたのは通常盤。
限定盤買っとけば良かった・・・・・後悔先に立たずとはよく言ったものだ・・・・・・くっ。
でも、世界観はわからなくても、曲だけでも十分楽しめます。
ジャケット絵と曲の雰囲気から空想を膨らませるのも楽しいです。

志方あきこさんの多重録音エスノ調が好きな方には、問答無用でオススメしたい1枚です。
とても幻想的で、想像力を良い感じに刺激されるくらい、どれも素晴らしい曲です。
特に1曲目は衝撃的な斬新さがあるので、一聴の価値アリだと思います。

[音楽] 霜月はるか / SHIMOTSUKIN 10th Anniversary THE BEST

2015/10/10(土) 10:39:37 | カテゴリ:音楽
霜月はるかさんのメジャーデビュー10周年記念ベストアルバム「SHIMOTSUKIN 10th Anniversary THE BEST」の「PREMIUM BOX」を、ようやく一通り聴き終わりました。
本編CD4枚だけでもボリュームたっぷりなのに、PREMIUM BOXということで特典がてんこ盛り。
そのため、全部聴くのに結構な時間がかかりました。
収録曲などは、特設サイトを見たほうが早いかと思います。

霜月さんのことは、2002年頃にmuzieで「Maple Leaf」名義で楽曲を発表されていた頃から知っていました。
それから数年後にメジャーデビューされたことも。
あれから10年経つんですか。
10年があっという間だったような気もしますが、まだ10年しか経っていないのかという気もします。
ゲーム・アニメ界隈のあちこちでお名前を見かけるから、もっと経過しているような感じもしてました。

ベスト盤というだけあって、どの曲もとても良かったです。
本当に選りすぐりの曲が集まっています。
霜月さんの曲を熱心に追っていない身なので、収録曲のほとんどは初めて聴くものでしたが、すごく耳当たりの良い曲が多いと思いました。
霜月さんの透明感のある真っ直ぐな声が、熱いメロディラインや伴奏と融和して強化され、ガラスの刃みたいにグサグサと心に刺さるというか。
なるほど、ベスト盤に嘘偽り無しでした。

4枚発売されたCDのうち、一番の目当ては「ANIME GAME CD SONGS」(以下、緑盤)でした。
そこは、基本的にゲーム好き(かつゲーム音楽好き)なので。
知っている曲が一番多かったのはこの緑盤でした。4, 5曲ぐらいかな、知っていたのは。
が、知っている曲のうち「my home」と「-HISTORIA-」が収録されているのは意外に感じました。
特に「-HISTORIA-」。
「ラジアントヒストリア」のOSTで聴いたときから良い曲だと思っていたし、今でも時々引っ張り出して聴くことがあるのですが、そもそもゲームがマイナーだから埋もれた名曲だとばかり思っていました。
ファン投票上位だったのか、制作サイドの推薦なのかわかりませんが、今回のベスト盤に収録されたことは何気に嬉しかったです。

その一方で、「ネプトリュード」と「schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~」は、そりゃ収録されるよね、という印象。
なんでも「schwarzweiβ」は、ファン投票でダントツ1位だったとか。
それは、なんか分かる気がします。
自分も何かの機会でこの曲を聴いて一発で虜になり、ついうっかり「イリスのアトリエ グランファンタズム」のOST買っただけじゃ飽き足らず、フルバージョンが聴きたくて「霧の向こうに繋がる世界」まで買ったくらいなので。
# ちなみに、Revoさんのお名前を知ったのも、この曲からだったと思います。

これまで聴いたことのなかった曲も、かなり好きです。
特に「life」のサビの部分は、自分のどこに刺さったのかわからないのですが、初めて聴いたときに思わず泣きそうになりました。
この曲を、今まで知らなかったことがちょっとショックでした。

収録曲といえば、「流行り神2」の「聴いteハ逝ケなイ唄」が入っていなかったのが少し残念。
あの曲がすごく好きで、PSPとPCをライン接続して録り込んで、いつでもPCで聴けるようにしたぐらい思い入れの強い曲だったので。
まぁ、仕方ないか。たぶん、聴く人を選ぶ曲だし。

ゲーム繋がりで「PC GAME SONGS」(以下、赤盤)について。
PCゲームはほとんどプレイしないので、どれもほぼ初だったのですが、良い曲揃いでびっくりしました。
メロディも力が入っているけれど、特に歌詞が印象的でした。
ゲームの世界観に合わせた歌詞なのでしょうが、どの歌詞もエグさ炸裂でグサグサきます。
そのネガティブさがまた良いというか、わりと自分好みでした。

一番印象に残ったのは、「SilentFlame」。
アコギとパーカッションのリズミカルな音色、ヤンデレっぷりが炸裂している歌詞の暗さ、サビの高音部分の伸びが三位一体になって襲い掛かってくるようなイメージが浮かびました。
でも、こういう曲大好物です。

次、「ORIGINAL FANTASY SONGS」(以下、青盤)について。
muzieでサンプルを聴いたことのある「ユラグソラ」と、イラストレータさんが好きでジャケ買いした「グリオットの眠り姫」の収録曲は知っていましたが、それ以外はたぶん初。
それでも、どの曲もファンタジー系の物語調なので、ゲーム曲を聴き慣れている身としては聴きやすいCDでした。

「お姫様と道化師」が収録されていたのは、思わず納得。
あの曲、初めて聴いた時から強烈に印象に残ったので。

それと、青盤用に書き下ろされた「ジルフェの子」が、個人的にはスマッシュヒットしました。
2サビ後の中間部から大サビにかけてが、特に鳥肌モノでした。
あの中間部の力強さったら、もう。
その流れからの大サビの爆発っぷりが、たまりませんでした。
曲を聴き終わった後に「なにこの刺さる曲、作曲誰?」と思って調べたらZABADAKの吉良知彦さんと知って、なんだか色々腑に落ちましたりもしましたが。

最後、「MESSAGE SONGS」(以下、灰盤)について。
正直、他3枚が強烈過ぎたためか、この灰盤だけあんまり印象に残っていないです。
曲名はよく見たことのあるものばかりなんだけど、他が強力過ぎました。

PREMIUM BOX特典の「SACRED DOORS vol.1」のリマスタリング盤について。
同人音楽サークル「Maple Leaf」の1枚目のアルバムだったかと。
これが発売された当時は貧乏学生で、買えるほどの経済的な余裕なんて全然無くて、泣く泣く見送ったCDが、10年以上経ってこうして聴くことができるとは思いもしませんでした。

仮想RPGのOSTをイメージしているためか、インスト曲が多め。
ボーカル曲は数えるほどしかありません。
ただ、聴けば聴くほど、光田康典さんの曲の影響を強く受けていることはわかりました。
クロノトリガー、クロノクロス、ゼノギアスっぽさが、すごくあります。

そんなわけで、とにかくボリュームたっぷりのベストアルバムでしたが、その分かなり楽しめたCDでした。
これまで霜月はるかさんの曲に1曲でもピンときたことがある方なら、結構ハマるのではないかと思います。
今まで知らなかった良曲もまとめて聴けるPREMIUM BOXがオススメですが、お値段的に優しくないので、とりあえず単品で好きなところから攻めるのもアリかと。

[音楽] 岩垂徳行&土屋玲子 / ensemble II

2015/09/20(日) 13:09:38 | カテゴリ:音楽
ゲーム音楽のコンポーザとして有名な岩垂徳行さんが、ヴァイオリニストの土屋玲子さんとともに自主制作されたCD「ensemble II」をゲット。
収録曲数は全6曲。
再生時間はトータルで26分ほど。

自主制作CDなので、市販はされていないCDです。
2083など特定のショップまたはイベントでのみ入手可能のようです。
ちなみに、自分は今夏のC88の3日目に、岩垂さんのサークルへ足を運んで購入しました。
前作「ensemble」のときと同様に岩垂さんご自身が売り子されていて、話しかけたい衝動に駆られつつも結局何も言えずにCDだけ買って引き上げてきました。
あと一歩を踏み出せない、自分の見事なコミュ障っぷりが憎い。。。orz

そんなわけで、前作「ensemble」もコミケでゲットして聴いているのですが、今作の方が個人的にはがっつり好みでした。
曲の雰囲気は、曲によってまちまち。
妖しげな曲もあれば、神秘的な曲もあり、明るくポップな曲もあったり、金管楽器の鳴り響く勇ましい曲もあったり。
だけど、二胡などの音色が入っているためか、全体的にどことなくエキゾチックというか民族音楽調な感じです。
その点だけで、自分の好み直撃でした。
「ラジアータストーリーズ」の「緋色の風」が好きな人には、結構心に刺さる曲揃いではないかと。

自分の好みド直球だった上に、いろいろな雰囲気の曲が揃っているためか、再生時間は短いものの、繰り返し聴いていてもあまり飽きることがありませんでした。
耳当たりの良い曲ばかりなので、作業用BGMとしても最適でした。
ただ、少数精鋭ばりの良曲が揃っているので、ふと旋律が耳に入ってくるとそっちに集中してしまうことがあったりしたところだけ、少々困ったりしましたが。

良曲揃いの今作の中でも、個人的にイチオシだったのは、「uair」と「The Cullinan」。
特に「The Cullinan」は、前述の「緋色の風」が好きな人には本当にオススメです。
アコギと弦楽器と金管楽器とパーカッションのバランスが見事で、冒険心をくすぐられるような、心が躍る勇ましい曲です。
すごく格好良かったです。

「uair」は”ザ・民族音楽”といわんばかりの曲調ですが、こういう曲に弱いので一発KOでした。
民族の踊りを表現したような曲で、中盤に向けて段階的に疾走感が増していくあたりがたまりませんでした。

あと、インパクトが強かったという意味では、1曲目の「迷宮の扉」も印象的でした。
妖しげな弦の低音の音色が、トラウマレベルのインパクトを放ってました。
でも、それすら格好良いと思えてしまう、なんとも不思議な曲でした。

本作は、全体的には民族音楽風を漂わせつつも、いろいろな雰囲気の曲が収録されていてバリエーションが豊かで、非常に楽しめた1枚でした。
岩垂徳行さんの曲が好きな人はもちろん、民族音楽調のインスト曲が好きな方にもオススメです。

[音楽] なるけみちこ / Feedback 2nd

2014/01/26(日) 20:45:11 | カテゴリ:音楽
ゲーム音楽のコンポーザとして有名ななるけみちこさんの自主制作CD「Feedback 2nd」を、随分前に購入し、つい最近ようやく聴きました。
全5曲で、再生時間はトータル14分ほど。規模としてはミニアルバムです。

なるけみちこさんと言えば、俺の中では「ワイルドアームズ」のイメージが強いです。
荒野を駆け巡る冒険者をテーマにした、切なくも力強くカッコいい曲という感じ。
今回のミニアルバムは、そんな「ワイルドアームズ」とやや似たような雰囲気の、とにかくカッコいい曲が揃っていました。

5曲中2曲が間奏曲っぽい短めの繋ぎの曲で、メインは残りの3曲。
その3曲は、どの曲も疾走感が溢れ、強い意志を感じさせるような前向きな曲です。
聴いていると、自然と気分が高揚してきます。

個人的に印象的だったのは「Territory」という曲。その中でも特にフィドル。
曲自体はパーカッションの重低音もあって重い曲なのですが、その中を軽快かつ流暢に、跳ねるように流れるフィドルがたまりません。
終盤の追い込むような全力疾走にも、感動を呼び起こされました。
なるけみちこさんの曲にフィドルなんて、その時点で鉄板で名曲確定です。

1曲目の「闇を駆ける」は、電子音の強い、ちょっとサイバーチックな曲。
なるけみちこさんにしては、ちょっと珍しい感じ。
でも、疾走感は半端ないし、硬質の格好良さがあります。

「ダンブルフィード」は、「Territory」と曲の雰囲気は似ているけれど、こっちの方がちょっと軽やかな印象。
メインのメロディを奏でてる楽器は、尺八でしょうか? それにティンホイッスルが被ってるのかな?

実はそれほど期待して買ったCDではなかったのですが、これは本当に良い買い物でした。
なるけみちこさんの曲が好きな方には、超オススメです。
販売は2083オンラインショップなどに限られますが、興味をもたれたらぜひ。