[GMEV] GAME SYMPHONY JAPAN 26th&27th CONCERT ATLUS Special

10月28日(土)に、GAME SYMPHONY JAPAN(以下、GSJ)の第26回(昼公演)と第27回(夜公演)の演奏会「ATLUS Special ~ペルソナ20周年記念~」が開催されたので、両方とも行ってきました。
会場は、東京オペラシティ コンサートホール。
昼公演は開演13:30で終演15:45頃、夜公演は開演18:30で終演20:30頃でした。

■ペルソナ生誕20周年記念演奏会、ついにFINAL
昨年2016年8月に始まった、GSJのペルソナ楽曲のオーケストラコンサート。
熱い要望に応えるかのように、その後再演に次ぐ再演により、2016年だけで計3回(18th, 19th, 21st)開催されました。
自分は18thと19thに足を運びましたが、どちらの公演もペルソナシリーズへの愛に包まれた、素晴らしい演奏会でした。

そして、今回、ついに最終公演。
第一作の「女神異聞録ペルソナ」が発売されてから、もう20周年ではなく21周年に突入しているのですが、急遽開催されました。
オーケストラコンサートとしては、結構急な開催発表だったような気がします。
よく土曜日のオペラシティ丸一日確保できたなぁ、と思います。

■最終公演に相応しい、密度の高いセットリスト
20周年記念コンサートの最終公演ということもあってか、内容盛り沢山。

昼公演は、これまでのコンサート総決算+αと言わんばかりの内容でした。
18th, 19th, 21stで演奏してきた楽曲を、全部ぶち込んできた感じです。
それに加えて新しくオケで披露された曲もあったりして、事前公開されたセットリストを見たとき、サービス精神旺盛過ぎるだろ!嬉しいけどっ!と思いました。

また選曲も、過去公演と同様に、とても良いところを突いてきていて。
「女神異聞録ペルソナ」からのナンバリングタイトル全作プレイしている身としては、セットリストだけで白米3杯行けるぐらい。
なんかもう鮮やかに良いトコ取りなセットリストでした。
これ、満足しないわけないです。

18thの時から思っていましたけれど、P3以降の楽曲だけでなく、女神異聞録や2罪/罰も網羅的に演奏してくれて、本当にいくら感謝してもし足りません。
女神異聞録発売から20年の時を経て、まさか女神異聞録や2罪/罰の曲をオーケストラで聴ける日が来るなんて、ゲームプレイしていた過去の自分に教えてあげたいくらいです。

一方、夜公演はP5オンリー。
今年3月20日に日本橋三越の三越劇場で開催されたPREMIUM CONCERTを拡張して、フルサイズにしたような感じでしょうか。
PREMIUM CONCERTへは行かなかったので正確なところはわかりませんが、セットリストを見る限りではそんな気がします。

今回のP5演奏会では、PREMIUM CONCERTでは演奏されなかった楽曲も多数追加。
最も大きな違いは、パレス曲を全曲演奏した点でしょうか。
なんだかんだで、ゲームをプレイしていると長時間聴くことになる曲だし、思い出の多い曲でもあるので、そこは単純に「すごいな、全部やっちゃうんだ」と驚嘆しました。

■休憩なしの2時間ぶっ続け演奏
セットリストが公開された時点で、演奏曲数が過去のどの演奏会よりも多いことは分かっていました。
しかし、開演から終演までにかかる時間は、ほぼこれまでと同じ。
「これ、どうやって演奏するんだろう、超短縮バージョンで立て続けに演奏していくのかな?」と、当日まで思っていました。

が、蓋を開けたら、なんと休憩なし。しかも、昼・夜両方とも。
休憩なしのオーケストラコンサートってクラシック音楽でも稀にあるけれど(ベートーヴェンの第九とか)、その多くは全体で約90分程度の若干短い演奏会ばかり。
今回のように2時間たっぷりとぶっ続けというのは、珍しいケースではないかと思います。
休憩時間を削ってまで演奏に注ぎ込むとは、恐るべしGSJ。
それだけに、密度がより一層濃く感じられたような気がします。

とはいえ、途中、休憩という名のゲストトークが10分ほど差し込まれました。
が、作品のファンや原曲のファンにとっては、ゲストトークの時点で休憩じゃないというジレンマが発生。
思わず「なにその休憩(仮)みたいなの」と心の中でツッコミを入れていました。
まぁ、一日2公演もやるし、ステージに立っている方々も人間なのだから限界はあるし、そりゃ少しぐらい休憩が必要ですよね。
それでも、休憩(ほぼ)なしで2時間×2公演分を演奏されるなんて、演奏された方々、コーラスの方々、何よりゲストトークまで含めてほぼ出ずっぱりだった指揮の志村健一氏、本当にお疲れさまでした。
おかげで、とても濃密な時間を楽しく過ごせました。

■ペルソナサウンドらしさを残しつつ昇華させた壮大なオーケストラサウンド
編成は、東京室内管弦楽団+東京混声合唱団+マイネマイネク(バンド)+ボーカリスト(小宮知子さん、川村ゆみさん、平田志穂子さん、Lynさん)+ドラム、キーボード、ピアノという、そうそうたる面々が揃いました。
これまでのペルソナオケコンの中で、最も豪華な顔ぶれではないかというぐらいです。

その豪華さそのままに、演奏も編曲も、オーケストラらしい壮大さに溢れた見事なものでした。
過去のペルソナオケコンだけでなく、他のGSJのコンサートと同様に、相変わらずのハイクオリティです。
原曲の雰囲気を損なうことなく、それでいてオーケストラらしさも十二分に発揮。
オーケストラの生音の迫力、音の洪水を直接我が身に受けて、終始圧倒されっぱなしでした。
ペルソナのオケコン参加は今回で3回目になるのに、今回も感動の坩堝に落とされました。

特に、昼公演が素晴らしかったです。
女神異聞録からP5までの良いトコ取りした選曲の時点で神回決定事案なのに、それを上手くオーケストラ用に編曲、さらに圧巻の演奏で見事に昇華された時点で、言葉が出てこないくらいの歓喜に満たされた気分になりました。
感動しかないし、すごいとしか言いようがないし、なんだよこれもうなんだよっ!
ペルソナシリーズ、好きでい続けていて良かった。

夜公演は、昼公演よりもバンド色、電子音が強いように感じられました。
管弦楽器の音がエレギやベース、ドラムの音に掻き消されていることが多くて、せっかく管弦楽器が揃っているのに勿体ないなぁ、と思ったこともしばしば。
座席位置の問題かもしれませんが。

■照明の演出はやり方次第か?
照明についても、一言。

照明の演出は使い方次第かな、という感じがしました。
昼公演はステージを斜め横から見下ろす位置だったので、ほとんど気にならなかったです。
が、夜公演はステージ正面のバルコニー席で、真正面から強い照明を食らう位置だったため、その度に照明がすごく気になりました。
照明が眩しくて、そちらに気を取られてしまい、音に集中できなかったことがしばしば。
できれば、照明を正面から客席に向けるような演出は避けてほしいなぁ、と思いました。

もっとも、自分が片頭痛持ちで、それに由来する光過敏なところがあるから、余計に気になっただけかもしれませんが。

■感想まとめ
今回で20周年記念演奏会のFINALということでしたが、最終公演に相応しい素晴らしい演奏だったと思います。
今回のコンサートに行けて良かったと心底思いましたし、ものすごく満足しました。
その一方で、これでしばらくコンサートがないのかと思うと非常に寂しいです。
ぜひ、25周年を迎えた暁には、再演していただきたいです。

それと、今回の演奏会も円盤化してほしいです。特に、昼公演。


これより下の追記は、今回のコンサートのセットリストと、印象に残った曲(楽章)ごとの感想になります。
過去にも何度か足を運んでいるので、過去公演の感想(18th, 19th)と被りそうな部分はなるべく避けて、簡潔に記します。

[ゲームRev] 大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-

3DSで発売された推理AVG「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」をクリアしました。
プレイ時間は・・・どれくらいだろう? 30時間ぐらいでしょうか。
なお、DLCはまだプレイしていません。

先日クリアした1に引き続き、2もプレイ。
2のストーリーが1の完全続編だったので、1のストーリーを忘れてしまわないうちにプレイできたことは幸せでした。

そんなわけで、2をプレイする前に1をクリアしておくことをオススメします。
1で語られたのエピソードが、2のストーリーに大きく関係してきます。
また、1のネタバレが2であっさり語られていたりもするので、そういう意味でも1からプレイした方が良いと思います。

1で残された多数の伏線は、2の後半でものすごい勢いで回収されました。
正直、ここまでごっそり回収され尽くすとは、思っていませんでした。
あからさまな伏線だけでなく、「実はこれも伏線でした」というところまで回収されていて、なんかもう、すごいとしか言いようがありません。
よくここまで上手く話を繋げてまとめたなぁ、と感心しきりでした。
1をクリアした時点で「なんだよ、伏線、放り投げっ放しかよ」と思った方は、ぜひ2までプレイしてほしいです。
2までプレイしないと、物語が完結しません。

そういえば、1はイマイチだったけれど2で名誉挽回するパターンって、「逆転検事」のときもそうだったような。
もっとも「逆転検事」以上に密接な繋がりがあるので、「1」「2」ではなく「前編」「後編」にすれば良かったのに・・・という巷の評判を、2のスタッフロールを見ながらしみじみ実感しました。
まぁ、2まで制作できるかどうかは1の売上げと反響次第、というビジネス的な事情があったのでしょうが。

序盤~中盤までは、時間をかけてゆっくりプレイしていたのですが、終盤は一気にプレイしきりました。
平日夜の疲弊した頭で推理モノをプレイしても集中力がなかなか続かなくて、中盤までは1日1パート程度のペースでちまちまとプレイ。
しかし、最後の事件は複雑に絡み合った幾つもの事件の真実が畳みかけるように解かれていったので、これは一気にプレイしないと話の流れを忘れしまいそうだと感じ、休日にガッと先へ進めてクリアしました。
最後の事件は証拠や関係者の数もかなり多く、記憶力が試されるところも多少あるので、一気プレイがオススメです。

ストーリーについては、個人的にはとても面白かったです。
特に終盤の怒涛の展開は、カタルシスを感じました。
真の黒幕は1をプレイしていた時点で「あ、こいつ黒幕だ」とアタリが付いていたので、正直なところ「ですよねー」という印象ですが、黒幕を追い詰める過程が非常に緊張感があって面白かったです。
また、チョイ役だと思っていた人が事件に深く関わってきたり、重要人物と思っていた人があっさり途中退場してしまったり、先読みの難しい、それでいて納得できる展開に、終始ハラハラが止まりませんでした。

そして、1から持ち越された伏線の見事な回収っぷり。
すごく綺麗にまとめられていて、すごく綺麗にエンディングを迎えられた気がしました。

難易度は1よりも明らかに難しくなっていましたが、それでも攻略情報に頼らず自力で最後までなんとかなりました。
誰が誰に対していつどこで何をして、それを裏付ける証拠がアレで、と、プレイヤーの中で事件をきちんと把握しておかないと、途中で詰まるかもしれません。
また、推理力もそれなりに試されます。
個人的には、良い感じの頭の体操になりました。

とはいえ、セーブ&ロードしつつ片っ端から証拠を突き付ければどうにかなったりもするので、推理モノが苦手でも根気があればなんとかなるかも。
自分も諸事情により数日プレイできない期間があり、その間にストーリーの一部をド忘れしてしまったときがありましたが、怪しい証拠品を片っ端から突き付けてたらなんとかなったことがあります。
でも、できるだけ間を置かずに、なるべくガッとプレイした方が良いかもしれません。
特に章の途中で中断したまま間を置いてしまうと、思い出すのに苦労させられるかも。

大逆転裁判1で導入されたシステム「共同推理」や「陪審バトル」は、2にもあります。
相変わらず、共同推理がなんだか楽しいです。
というか、システム的には1と2で大きく異なる点はありません。ほぼ同じです。
シナリオの展開というか構成に、ナンバリングタイトルも含めてこれまでなかったようなトリッキーなところがありましたが、それくらいです。
そういう意味でも、大逆転裁判1の正統続編という感じがします。

物語上、かなり綺麗に決着がついてしまったから、この続編はもうないのでしょうか。
成歩堂はもちろんのこと、ホームズやバンジークス卿など、好感の持てるキャラが多かったので、もうちょっと別の話を見てみたい気もします。
が、綺麗に完結したからこのままにしておいてほしい、という気もしないでもないです。

1でも感じましたが、キャラクターや背景など全て3D表示になっているので、3Dらしいダイナミックな演出もとても良かったです。
3Dでないと表現の難しいモーションやカメラワークが、物語を一層盛り上げる良い演出になっていました。
そして、1と変わらず、成歩堂の片手で机を叩くモーションが大好きです。
あれ、すごくカッコ良いと思うんだけど、自分だけだろうか。

そんなわけで、1から続けてプレイした「大逆転裁判2」でしたが、とても楽しくプレイできました。
1で散々待たされた方も、これは納得の出来ではないでしょうか。
逆転裁判シリーズは好きだけど、まだ大逆転裁判は未プレイという方には、1と2をまとめて押し付けたいくらいにオススメです。
これからプレイされる方は、ぜひとも1からプレイしてください。

[GMCD] 逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート

逆転裁判シリーズのオーケストラコンサートの模様を収録したアルバム「逆転裁判15周年記念 オーケストラコンサート」が発売されたので、ゲットして一通り聴きました。
CD2枚組で、収録曲数は13曲。再生時間は、トータルで約91分。

2017年5月6日に、逆転裁判シリーズのオーケストラコンサートが開催されました。
そのときの模様を収めたものが、このアルバムになります。
昼公演と夜公演があり、各公演で演奏曲目が一部異なっていたのですが、このアルバムにはそういった曲も含めて網羅的に収録されています。
昼公演でしか聴けなかった曲も、夜公演でしか聴けなかった曲も、このアルバムでは聴くことができます。
事情により夜公演には行けたものの昼公演には行けなかった自分としては、これは嬉しい配慮でした。

ナンバリングタイトルだけでなく、「逆転検事」シリーズや「大逆転裁判」などのスピンオフ作品の曲もあります。
演奏会当時にも思いましたが、15周年記念コンサートに相応しい網羅っぷりです。

アンコール曲だった「続・大逆転裁判組曲」(という名のキャラ固有曲メドレー)や「大江戸戦士トノサマン」も収録。
かなりボリュームたっぷりな収録内容になっています。

アレンジは、おそらく全て新規に書き下ろしたものと思います。
過去のオーケストラコンサートで演奏されたものと同じアレンジはなかったような。
「逆転裁判1~3 法廷組曲」も、過去に発表されたオケ版を踏まえた上で、多少のアレンジを加えたような感じになっています。

ちなみに、今回のオーケストラアレンジは全て岩垂徳行さんが担当されたようです。
岩垂さんがBGMを担当された逆転裁判3, 5, 6や逆転検事だけでなく、他の作曲家の方が手掛けられた曲までオーケストレーションされるなんて、すごいな岩垂さん。
ものすごく個性的な曲もあるのに、見事なオーケストレーションでした。

逆転裁判のナンバリング作品は各作品ごとにBGMが異なるので、1~3以外は各作品ごとのメドレーになっています。
1~3だけは、曲数が少ないためか、1つのメドレーにまとめられています。
各作品ごとにちょっとずつ特徴がありつつも、勇ましさや格好良さといった共通した空気感もあって、面白かったです。
ナンバリングタイトルを一通りプレイしている身としては、聴きながら、曲に対応した各作品のゲームシーンや思い出が次々に頭に思い浮かんできました。

キャラ固有曲は、人気のあるキャラクターの曲が4曲ほど。
ただし、3以前に登場したキャラクターの固有曲ばかりです。
個人的にはオドロキくんのテーマ曲が一番好きなので、ぜひオーケストラで聴きたかったのですが、実際に演奏されたラインナップを見ると仕方ないかと思わないでもないです。
成歩堂、御剣、真宵ちゃんには勝てないし、ゴドー検事の曲はメリハリを付けるためのアクセントとしてちょうど良いし。

「大逆転裁判」の曲も好みでした。
コンサート当時「大逆転裁判」のOSTは聴いていたものの、ゲーム自体は未プレイだったので、「ほー」という程度の印象しか抱けませんでしたが、今ちょうど2をプレイしている最中だからかすごく感慨深かったです。
原曲からしてオーケストラと相性が良さそうと思っていましたが、想像以上に相性良かったです。
2のラスト付近までプレイしてから聴いたら、より一層心に突き刺さってくる感じがしました。
「大逆転裁判」の曲だけでも、十分このCDを買って良かったと思いました。

CD音源では、生演奏を鑑賞したときほどの臨場感は、さすがに味わえません。
しかし、コンサートの時の演奏を何度も味わえたり、聴けなかった演奏が聴けたりという利点があるので、よくぞ音源化してくれたとありがたい気持ちでいっぱいです。
スピンオフ含む逆転裁判シリーズにどれか一つでも好きな作品がある方にはオススメです。

[GMCD] Before Meteor : FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack

FINAL FANTASY XIVのOSTの一つ「Before Meteor : FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」をゲットしたので、一通り聴いてみました。
Blu-rayディスクで、104曲収録。
再生時間は、およそ6時間強。
相変わらずの大ボリュームです。

FF14自体は完全に未プレイです。
驚異のV次回復を遂げた伝説のリニューアルの前も後も、プレイしたことがありません。
それでもOSTをゲットしたのは、FFというブランド力もありますが、とあるラジオ番組で聴いたFF14の曲がものすごく格好良くて衝撃的だったことがキッカケ。
その後、ひょんなことで「新生エオルゼア」(以下、ジャケット絵が青いので青盤)を入手して聴いてみたところ、自分にツボな曲があまりに多くて、他のFF14のOSTも気になっていました。
そんな折、ふと立ち寄った中古CDショップで、この「Before Meteor」(以下、ジャケット絵が赤いので赤盤)を見つけ、何気なくゲット。
最近、紐解いて聴いていた次第です。

青盤同様にマルチディスクとなっており、Blu-rayプレイヤーで再生する形式の他に、MP3形式のものがまるっと円盤の中に収められています。
そのおかげで、柔軟な再生環境に対応という、気配り上手なディスクになっています。
自分は専ら、Blu-rayドライブ搭載PCでMP3を再生して鑑賞しています。
Blu-rayプレイヤーで聴いた方が音質の良いものが聴けると思いますが、手間がかかるため試していません。
PCだったら在宅中はほぼずっと起動しているけれど、PS3やPS4などのBlu-ray再送可能機器はそうでもないので。
ただ、聴く側のライフスタイルに合わせた鑑賞方法を提供してくれるあたりは、さすがスクエニだなぁと思います。

今回は中古ショップで見つけて比較的安価に入手できましたが、新品で買おうとすると高いなぁと思う点は変わらず。
とはいえ、収録曲数の多さや楽曲の質を考えると、価格設定に納得できるところもあります。
この曲数でこの曲の良さならば仕方ない、とも思います。
それくらい、良質な楽曲が大量に収録されています。
朝と晩合わせて1時間ぐらいかけて全部聴き終わるのに、1週間ほどかかったほどです。

赤盤は、青盤の数か月前に発売されたOSTで、例の大破壊という名のリニューアルまでのFF14の楽曲が収められている模様。
前半3分の2のほとんどは植松伸夫氏の楽曲で、後半3分の1は様々な作曲家の方の楽曲(中でも祖堅正慶氏がやや多め)という構成です。
今となってはFF14の作曲家=祖堅さんのイメージが強いですが、リニューアル前は植松さんも結構楽曲を提供されていたことを、このOSTを聴いて思い出しました。
そういえば、「Answer」って曲を植松さんの楽曲としてどこかで聴いた覚えがあるなぁ。
なんだか、久しぶりに植松さんの楽曲を聴いたような気がします。

多彩な作曲家の方々が参加されているので、これ1枚で作曲家によって曲の方向性の違いが見えて面白いです。
好みの問題で言えば、祖堅さんの曲が自分には一番合っている気がします。
シンフォニックで荘厳・重厚・壮大な雰囲気が、すごく自分の好みというか。
その一方で、長年FFの楽曲を聴いてきた身としては、植松さんの楽曲に懐かしさと安心感を感じました。
ロック調のような激しい曲もありますが、シンプルな分主旋律がはっきりしていて聴きやすく、なんとなくほっとします。

収録曲の中には、青盤に収録されているものと同タイトルの曲がちらほらありました。
「闇の抱擁」や「善王モグル・モグXII世」など、青盤の印象的な曲のいくつかが赤盤に入っています。
というか、タイミング的には、赤盤に収録した曲を青盤に再録していた、と言った方が正しいかも。
ただ、曲によってはなんとなくびみょーにアレンジが異なるものもあるように聴こえました。音色のバランスとか。気のせいかな。

全体的なクオリティは高めです。
かなり良質な格好良い楽曲が揃っています。
リニューアル前のFF14の評判が燦々たるものだっただけに、BGMはどうなのだろうと若干不安もあったのですが、青盤だけでなく赤盤も良曲揃いで軽く衝撃を受けたほどです。
曲はびっくりするほどめちゃくちゃ良曲揃いです。
また、植松さんが参加されているからか、なんとなく歴代のFFナンバリングタイトルっぽさも感じられます。

リニューアル前のゲームの方の評判をとりあえず脇に置いておけば、とても楽しめるアルバムでした。
リニューアル後の楽曲が主に収録されている青盤が目立っているため、こちらの赤盤は影の薄い存在になってしまっていますが、負けず劣らずの良曲ばかりが収録されています。
リニューアル後のFF14のBGM好きだけでなく、歴代のFFの楽曲好きにも、オススメのアルバムだと思います。