[GMCD] デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団 音楽全集

2006年にPS2用ソフトとして発売されたRPG「デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団」のOSTをゲットしたので、一通り聴いてみました。
CD2枚組で、収録曲数は全33曲。
再生時間は、トータルで73分ほど。

このOST、昨年、友人から誕生日プレゼント兼クリスマスプレゼントとしてもらったものです。
ゲーム音楽が三度の飯より好きな身としては、めっちゃうれしかったです。さすが、わかってる。
もらった後でちょっとAmaz〇nで調べてみたら少しプレミアが付いてて、若干ガクブルしたりもしましたが。
い、いいのかなこれ、もらって・・・もう返さないけど。

ちなみに、「デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団」自体は未プレイです。
女神転生の系譜の作品はいくつかプレイしているけれど、そういえばデビルサマナーシリーズは1作もプレイしていなかったです。
名作と誉れ高いソウルハッカーズぐらいはプレイしておきたいのですが・・・そうやってどんどん高くなる積みゲーの山。

そんなわけで、例によって予備知識皆無な状態で一通り聴いてみたのですが、格好良くてスマートでスタイリッシュな曲ばかりでした。
全体的にバンドサウンドっぽさが強いですが、結構聴きやすいです。
なんというか、ペルソナ3と5を足して2で割ったような感じ、というのが第一印象でした。

そもそも、本作のコンポーザが目黒将司さんなので、曲調が似るのはさもありなんというか。
これまでペルソナシリーズ(3以降)の楽曲を聴いても目黒さんの曲というのをあまり意識してこなかったのですが、本作を聴いたら「あ、目黒さんだーっ!」と強烈に感じました。
それくらい、強力に目黒さんっぽさのある曲ばかりです。

ただ、ペルソナシリーズほど自己主張は強くなくて、あくまでゲームを盛り上げるための存在という立ち位置を正しく守っている感じです。
だけど、じっくり聴いてみると良曲が多い印象。
「強敵」や「ゆけ!ライドウ!」、「追いつめろ!」あたりの滾る感じは、聴いていてとても気持ちが良いです。
「ひと時のやすらぎ」のノリの良いジャズテイストなところも好印象。
「業魔殿」のパイプオルガンは女神転生の系統らしい荘厳さたっぷりで、「そう、これこれ!」という気分になりました。
「ヤタガラスの使者」のようなしっとりした抒情的な曲も、染み入るような感じがとても良いです。

他にもたくさん良曲があったのですが、その中でも個人的に一番強く印象に残ったのは、「いざ、決戦!」。
シンプルな曲なのですが、太鼓の重低音が思いの外耳に残っています。
あの、人の恐怖心を力づくで煽るような、必要以上に不安を駆り立てるような、やや宗教色の帯びた太鼓の音色です。
そこに被る形で途中から他の音色が入ってくるのですが、そこに太鼓に打ち勝つための勇敢さが感じられて、とても格好良い。
そのバランスが、とても印象に残りました。

ゲーム未プレイで聴いてみたOSTでしたが、良曲揃いで結構楽しめました。
ゲームをプレイされた方はもちろん、目黒将司さんの曲が好きな方、ペルソナ3以降のシリーズ作品の曲が好きな方にもオススメです。1曲ぐらいは好みの曲に出会えるのではないかと思います。
今からOSTを入手するのは難しいかもしれませんが、機会があったら聴いてみてほしいです。

[ゲームRev] EVE burst error R

PS Vitaで発売されたADV「EVE burst error R」をクリアしました。
プレイ時間は、およそ40時間ほどでしょうか。

本作は、1995年にPC98用に発売された美少女アダルトゲーム「EVE burst error」の移植版になります。
PC版の「EVE burst error」を友人がひたすら絶賛していたので、かなり昔から存在自体は知っていたし、話が面白いという噂もちらほら耳にしていて気になっていたのですが、性的描写があまり得意でないことから手を出すことを躊躇い続けて幾星霜。
昨年、PS Vita版がPlaystation Plusのフリープレイとして配信されたので、それをキッカケにDLしてプレイしてみた次第です。
なお、DLしてからクリアするまで半年ほどかかっているのは、他のゲームと並行にプレイしていて、隙間時間にちょこちょこプレイしていたためです。

元がアダルトゲームということもあって、気にはなっていたけれど、当初あまり乗り気になれなかった作品でした。
そのこともあって、前半は集中力が持続せず、なかなか話が進まないこともしばしば。
しかし、中盤以降は「これ、一気にプレイしないと話忘れてヤバくなるヤツだ」と気付き、一気にプレイ。
その甲斐あって、ようやくクリアできました。

システムは、典型的なコマンド選択式のビジュアルノベル。
このコマンド選択が結構クセモノで、先に進めるために総当たりすることが何度もありました。
逆に言えば、あまり推理要素がないので、コマンド総当たりしていれば先に進めることができます。
その点は、推理が苦手な人でも根気さえあれば話を進められるので、利点でもあるかもしれません。

ただし、最後の最後で犯人当てがあるので、そこは要注意です。
「はいはい総当たり総当たり」と深く考えずに流し読みしていると、そこで躓くかもしれません。
というか、躓きました。

総当たりとはいえ、おそらく初代にはなかった要素だと思うのですが、ある場所で発生させなければならない会話や捜索が一通り完了すると、その場所から次にどこへ行けばいいのかアシスト表示される機能が実装されています。
サクサク進められた要因の一つは、このアシスト機能のおかげでした。
これがなかったらコマンド総当たりにもっと苦労していただろうし、多分途中で投げ出していたかもしれません。
ちなみに、このアシスト機能は、オプションでON/OFFの切り替えができます。

本作の特徴である、2人の主人公を交互に動かして話を進める「マルチサイトシステム」。
要するにザッピング機能ですが、面白い機能でした。
物語的に盛り上がるところでザッピングが効果的に発生していて、シナリオを盛り上げる一助になっていました。
ザッピングが必要になると「盛り上がってきたーっ!」という感じがして、気分が高揚しました。

シナリオは、終盤のラストギリギリまでは普通のサスペンスという印象でしたが、最後の最後で見事に引っくり返されました。
伏線が、ラストに一気に収束した感じです。
ありきたりな終わり方をしたら名作として名高く残らないハズだけど、一体どういう終わり方するんだろう・・・と気になっていましたが、最後までプレイしたらなるほど納得。
絶賛していた友人の気持ちがわかったような気がしました。

グラフィックというか絵柄は、一昔前の画風っぽさがあります。
少々古臭さは否めませんが、そこが懐かしくて良いとも言えます。

個人的に大きな壁だった性的表現は、コンシューマ機への移植版なので直接的な表現は一切合財削られていますが、なんとなく名残のようなものがあります。
そこは、やはり苦手だったというか、受け付けない感じがちょっとしました。
感じ方には個人差があると思うので、耐性があれば問題ないと思います。
あと、物語の中で時々恋愛について一席ぶたれるシーンがあるのですが、それらが認識できても理解も共感も反論もできなかったので、自分は恋愛感情が薄いというか無頓着というか皆無なのだろうなぁ、と再認識させられました。うん、全くわからんかった。
でも、サスペンス要素は楽しめました。

「EVE burst error」(初代)が発売されてからかれこれ20年以上が経過していますが、今でも普通にプレイできるゲームだと感じました。
20年くらい前の探偵ドラマや刑事ドラマのような、拳銃でドンパチやるような派手なサスペンスものが好きな方なら、楽しめるADVではないかと。
今からコマンド総当たり式をプレイするのは時間的に難しいということであれば、攻略サイトに頼ってしまうのもアリだと思います。

[ゲームRev] 真・女神転生IV FINAL

3DSのRPG「真・女神転生IV FINAL」(以下、真4F)を、ニュートラルの絆ルートでクリアしました。
難易度は「対決」(低め)で、クリア時のプレイ時間はおよそ73時間。
ラスボス戦直前のLvは111(無料パッチ適用)でした。
ちなみに、ニュートラルの絆ルート以外のルート(カオスルートやロウルートなど)は未プレイです。

「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」(以下、DSJ)からの立て続けプレイだったけれど、DSJに負けず劣らず、真4Fも楽しかったです。
同じ真・女神転生シリーズなので、DSJと真4Fは多くの点で似ているところがあるけれど、違う特徴もあって、それぞれで楽しめた作品でした。
真4F発売から少し時間が経っているけれど、今更ながらでもプレイして良かったです。

舞台は、前作真4からの地続きです。
というか、真4のニュートラルルートの終盤から分岐したような世界線の話になっています。
そのため、プレイするなら真4をクリアしてからをオススメします。
真4のストーリーや人間関係が、真4Fのストーリーに関わってくる部分が、初っ端からあります。
一応、真4F内に真4に関する必要最低限の解説があるけれど、本当に「一応」レベルなので、真4をプレイしておいた方が無難です。

プレイ前は、てっきり真4Fは真4のニュートラルルートのエンディング後の話かと思っていましたが、どうやらそうでもないっぽいです。
真4の終盤あたりから真4Fの物語が始まるものの、真4Fのシナリオが進むにつれて、真4との整合性が合わなくなってきます。
なので、真4と真4Fは似て非なる世界、というか、もう一つの可能性の世界、という解釈になるのではないかと。
確かに、真4でも多世界解釈や並行世界の存在を匂わせておきつつも、結局あまり深く言及されずにさらっと流されていたような覚えがあります。
そのあたりの伏線が、真4Fで回収されたような気がします。

というわけで、舞台は真4と同じですが、ストーリーはほぼ別物です。
同じ舞台設定で、新しい物語が楽しめます。

システムは、真4とほぼ同じでしょうか。
悪魔召喚プログラム周りの機能は言わずもがな。
ただ、実装された悪魔の数が、今作は随分多いような気がしました。
あと、シナリオを進めると合体解放される悪魔が結構多かった印象があります。

バトルで敵の弱点を突くと一方的にボコれるけれど、逆に弱点を突かれると一方的にボコられるところは、今作でも健在。
それが良い緊張感を醸し出していたのは相変わらずです。

そういえば、ハマ・ムド系の魔法が一撃死ではなくダメージ制になっていたところは、良かったような悪かったような。
一撃死させられるかもしれないという恐怖から来る緊張感が薄くなった欠点はあるものの、使いやすくなったのは利点だったかと。
ここは、賛否両論に分かれるところかもしれません。

ダンジョン探索は、わりとサクサク進められました。
どのダンジョンもそれほど広くなく、またパズル的要素もそれほど多くないので、ガンガン突入できます。
ただ、ラスト2つのダンジョンだけはそこそこ面倒くさいので、その2つだけは気長にプレイするしかないです。
特に、ラストダンジョンはやたら広かったです。
「ラスダンが広い」とプレイ済みの友人から聞いてはいましたが、予想を遥かに越える広さでした。

バトル時にサポートしてくれるパートナーは、物語が進むにつれてどんどん増えていきます。
そして、どのパートナーも最終的にとても良いヤツになります。
初対面時に「こいつ、ぶん殴りてぇ・・・」と思っていたキャラも、後半になると好感の持てるキャラに変貌します。
その筆頭が、ガストン。
あまりの性格の好転ぷりに、終盤はずっとメインパートナーにしていました。
ちなみに、パートナーの中ではガストンが一番気に入っています。性格的にも、性能的にも。

そんなわけで、発売から2年ほど経過してからの真4Fでしたが、とても楽しかったです。
DSJもそうだったけれど、メガテンシリーズはシステムもシナリオもとても楽しいです。
他のRPGに比べるとややクセが強くて難しいところもあるけれど、真4および真4Fはプレイしやすくなっている作品なので、終末的な容赦ない展開を楽しみたい方にはオススメです。

[GMCD] 刀剣乱舞-ONLINE- 近侍曲集 其ノ一

PC/スマホアプリとして展開中の「刀剣乱舞」で実装された近侍曲のみを集めたアルバム「刀剣乱舞-ONLINE- 近侍曲集 其ノ一」が発売されたので、早速ゲットして聴いてみました。
CD2枚組で、計19振分収録。
再生時間は、1曲あたり3~4分、トータルで約64分です。

ちなみに、刀剣乱舞のゲーム自体は、まだスマホ展開されていなかった頃に友人の勧めで少しプレイしたことがあります。
とりあえず1ヶ月、と思って1ヶ月ほどプレイしたのですが、1ヶ月で飽きてしまって長続きしませんでした。
ただ、プレイを始めて数日で三日月宗近さんが出てきたのですが、当時唯一の最高レア度とは露知らず「なんだこれ?」と思って友人に報告したら、「なんでそんな簡単に出るんだよ!」と半ギレされたことは、今となっては良い思い出です。

そんなわけで、刀剣乱舞自体にはあまり沼っていません。
それなのに近侍曲集に手を出した理由は、ひとえに志方あきこさんが参加されていたからです。
刀剣乱舞に志方さんが近侍曲を提供したという話を耳にしてから、ずっとアルバムが出るのを待っていたのですが、その念願がようやく叶った次第です。

なお、作曲は志方あきこさんの他に、Elements Gardenの母里治樹さんも担当されています。
志方あきこさんが参加されているだけでもアルバム購入決定だったのに、Elements Gardenの方まで曲提供されているとあったら、買わない手はありませんでした。

どの刀剣男子の近侍曲が収録されているかは、公式ページや各ショップの販売ページを参照していただくとして。
初期刀5振を筆頭に、自分がプレイしていた頃から実装されていた刀剣男子の名前がずらっと並んでいる印象です。
プレイを止めて随分日が経ちましたが、刀剣の名前を見て「あ、あいつかぁ」と懐かしく感じたほどです。

まぁ、自分がプレイしていた時にいつもホームに置いていた蛍丸がいなかったのは残念だったのですが。
まだ近侍曲が実装されていないのでしょうか?
今回のアルバムが「其ノ一」とあるし、いずれ第二弾が発売されるときには収録されるかな、と淡く期待しています。

曲は全てインストルメンタル。
ボーカルはありません。コーラスが、曲によっては付いている程度です。
日本刀を扱ったゲームのBGMなので和風っぽさはありますが、それほどゴリゴリした和風ではありません。
和風要素を含むアコースティックなエスノ調というか。
和楽器の雅さがありつつも、ピアノや館弦楽器、電子楽器音などの聴き慣れた音色もあって、全体的に聴きやすいです。
また、すっきりした曲が多いところも好印象。
自己主張が強くなく、しかし耳を傾けてちゃんと聴くと心地良くて、作業用BGMにちょうど良いです。

個人的に一番心を魅かれたのは、三日月宗近さんの曲。
他の曲よりも強烈に、重要キャラオーラを感じました。
他の刀剣男子の曲も好きだけど、三日月宗近さんだけなんだか格が違った印象を受けました。
何がどう違うと上手く言えないのですが、曲全体から他とは違う雰囲気を感じました。
クライマックス感が半端ないというか、コンシューマゲームだったら物語の終盤に流れる曲だよこれ、という感じというか。
これが、最高レア度の風格か・・・。

初期刀の中では、蜂須賀虎徹の曲が一番好みです。
どこが好きかと問われれば、特にコーラスが入ってくるあたりの盛り上がりが好きです。
イントロの笛(かな?)の音色もツボでした。
作業しながらアルバムを垂れ流していて、毎回ふと手が止まったのが、三日月宗近さんの曲とこの曲でした。

あと、メロディが美しいなと感じたのは、一期一振の曲。
主旋律の流れや曲の展開が、すこぶる自分好みです。
この曲も、今回のアルバムの中ではお気に入りの曲の1つです。

意外だったのは、燭台切光忠の曲。
サックスとピアノの鳴り響くジャズっぽい曲で、しっとりしている他の曲に比べると、なかなかの異色作です。
志方さんの曲というと、幻想的でアコースティックなエスノ調の曲というイメージが強かったので、こういうテンションを上げるような曲も書けるのか、という意味で、とても意外でした。

刀剣乱舞の近時曲のみを集めた今回のアルバムですが、和風エスノのインスト曲集として十分堪能しました。
刀剣乱舞や刀剣男子に思い入れがあると、また異なる感想を抱くのかもしれませんが、ゲームをあまり深く知らない自分が聴いてみたところ、純粋に曲として楽しく聴けました。
美しくて趣のある曲揃いなので、読書などの作業用のBGMに最適だと思います。
和風エスノ調の落ち着いた雰囲気の曲が好きな方にはオススメです。

[GMCD] NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks

PS4で発売されたA・RPG「NieR:Automata」のアレンジアルバム「NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks」が発売されたので、早速ゲットして一通り聴きました。
CD2枚組で、全20曲収録。
再生時間は、トータルで103分ほどです。

CD2枚組ですが、1枚目がOST収録曲のアレンジ集で、2枚目がゲーム未収録曲集になっています。
2枚目はなんだかいろいろな意味ですごいことになっているのですが、とりあえず1枚目について。

1枚目は、多数のアーティストが参加したアレンジ曲集です。
まずパッとセットリストを見たとき、選曲の納得感が強かったです。
NieR:Automataでよく聴く曲、人気のありそうな曲が、一通り揃っている感じです。
個人的には、この選曲には満足です。
「イニシエノウタ」や「エミール」も入っていたところが、NieR:Replicantからのプレイヤー兼BGM好きとしてはとても嬉しいところ。
選曲された方、さすがよくわかってらっしゃる。

で、肝心の曲の方ですが、こちらも特に不満は感じませんでした。
原曲があくまでBGMだったのに対して、こちらは原曲と原曲の流れるゲームシーンを踏まえて曲として自立させた感じです。
曲でゲームシーンを表現しようとしている、というか。
曲を聴きながら、「このアレンジはそういうことかな」と原曲の流れるシーンが脳裏を過ぎることも、しばしばありました。
特に「遊園施設」のアレンジは、聴く度に「お、おぅ・・・」と頭を抱えたくなるくらい狂気に満ちたアレンジになっていて、すこぶる満足です(褒めています

原曲の面影が色濃く残っているアレンジが多いので、聴いていて違和感を感じることも少なくて、すんなり聴けました。
「Weight of the World」が男声ボーカルで、最初に聴いたときこそ「お?」と思いましたが、それほど抵抗はなく。
むしろ、自分にはボーカルがニーア(前作の主人公)の声のように聴こえました。
こういうアプローチも面白いなぁ。

あと、「追悼」のパイプオルガンの荘厳な響きがすごく格好良くて、たまりませんでした。
「イニシエノウタ」のアコーディオン(かな?)も曲とすごくマッチしていて、郷愁感が半端ないです。
これ、生演奏で聴きたいです。

アレンジャーさんは、様々な方が参加されています。
別の作品で名前を見たことがある方が何人かいましたが、初めて名前を見た方もいました。
そのため、アレンジの方向性も十人十色なところが多少あります。
が、退廃的なところとか虚無感とか、大枠のところは外していないためか、妙な一体感もあります。
どのアレンジも原曲や原作ゲームの世界観を大事にされているようで、そこも好感を覚えました。

で、2枚目についてですが、ある意味問題作です。
2枚目には8曲収録されていますが、うち6曲は「生マレ出ヅル意思」、残り2曲は「取リ憑イタ業病」で、いずれも原曲に声を合いの手として乗せたようなものです。
この合いの手の影響で、ヒドい洗脳ソングになっています(褒めています
昨年末の大掃除の作業用BGMとしてこのアルバムを延々垂れ流していたら、原曲を聴いても合いの手が脳内補完されるようになりました。
そういう意味で、問題作です。

特に「生マレ出ヅル意思/社長」がヒドい。
ソロもヒドいが、デュエットはもっとヒドかった。
確か、DLC用のアレンジだと思うのですが、気になった方は一度聴いてみることをオススメします。
(2017年時の)スクエニの社長とプラチナゲームスの社長の声を、いい感じにノリノリな形で聴くことができます。
まさか、こんな形でメジャーCDデビューするとは思わなかっただろうなぁ。。。
ていうか、何やっているんですか社長・・・いいぞもっとやれ。

そんなわけで、1枚目と2枚目で随分毛色の異なるアルバムでしたが、個人的には両者で異なる楽しみ方ができて面白かったです。
1枚目はしみじみしながら、2枚目はトリップしながら、聴き入っていました。
# 冷静になって考えてみると、2枚目は聴き入っちゃダメなヤツかもしれませんが。
特に1枚目のアレンジは原曲や原作ゲームの世界観を踏まえたものになっているので、聴きやすいアレンジだと思います。
原曲絶対至上主義でなければ、一度聴いてみるのはアリだと思います。