[GMEV] フィガロ王立管弦楽団 ~オーケストラ de ブラボーフィガロ~

1月26日(土)に、FINAL FANTASY VIの曲を演奏する有志オケ「フィガロ王立管弦楽団」のオーケストラコンサート(フィガロオケ)が開催されたので、行ってきました。
会場は、フィガロ王宮 新宿文化センター 大ホール。
15:00に開演し、18:50頃に終演しました。

■FF6の楽曲61曲、全曲演奏
FF6は、SFC版をクリア済みです。
クリアどころか、諸事情により他にプレイするゲームがなかったので、ものすごく繰り返しプレイしたゲームの一つです。
OSTも、盤面が擦り切れんほどに聴き込んでいます。
ゲームもBGMも、自分の青春時代を語る上で外せないゲームの一つです。
自分に青春時代があったのか?という問題があるのですが、それはさておき。

そんな思い入れの強いゲームをピックアップした演奏会が開催されると聞いては、逃す手などありませんでした。
チケットは販売開始日に即ゲット。
スマホからCNプレイガイドへの申込ができない(昔登録した変なデータが邪魔してるっぽい)というトラブルに見舞われながらも、なんとかもぎ取った次第です。

「FF6の演奏会やるの!? 行く行く~!」ぐらいの軽い気持ちでチケットをゲットしたものの、やがて日が経つうちに「FF6のどの曲が演奏されるんだろう・・・」と期待に不安も混ざるように。
しかし、そんな不安をよそに、蓋を開けてみたら、まさかの全曲演奏。
FF6のOSTってCD3枚分あるんだよ、3枚目のディスクなんて「妖星乱舞」と「蘇る緑」で大半を占めるんだよ、え、マジですか?と軽く動揺しつつ鑑賞しました。

結論から言えば、マジのガチで全曲演奏でした。
しかも、全4部構成の本編に61曲全て詰め込むという神業まで披露。
全曲演奏会では、曲の構成上入れるところがなくて、やむを得ず本編に入れずにアンコールで演奏する、ということがよくあるのですが。
どれほど綿密に構成したのでしょうか。すごい、すご過ぎです。
もはや、その手腕、神業と言ってもいいのではないでしょうか。
もしくは、執念に似た何かを感じます。

本編に全曲詰め込まれたので、アンコールは無し。
それもまた潔いと、好感を持ちました。

FF6の全曲を盛り込んだため、演奏時間は休憩時間込みで4時間弱。
ここ数年のオケコン・吹奏楽コンにしては珍しい長丁場でした。
都度15分の休憩は挟み込まれていたものの、奏者さんはもちろんのこと、観客側も最終的には体力勝負になっていました。
フィガロオケが終演して数時間経過した今は、胸いっぱいの充実感とそこはかとない腰の痛みを抱えてる状態です。
でも、後悔はないです。それは間違いないです。

■原曲への敬意を感じる原曲忠実再現と、それに応えた演奏技術
演奏は、かなり上手でした。
全体的に調和がしっかり取れていて、音色も表情豊か。
確かに、音がヒョロったり和音がズレたりすることは多少ありました。
特に、疲労が蓄積してくる第3部は、ややミスが目立っていました。
が、最終的にはそれほど気にならなかったです。
有志オケとして見たら、とても上手かったと思います。

編曲は、基本的に原曲に忠実。
メドレーの繋ぎやアウトロを工夫しつつ、なるべく原曲のままオーケストラに落とし込んだような感じでした。
とはいえ、例外的に少し強めのアレンジを施された曲も、ないわけではなかったです。
ただ、そのような曲も、1ループ目は原曲に忠実で、2ループ目以降にがっつりアレンジが入っているような形でした。

そのためか、演奏に触発されるように、鑑賞しながらずっとゲーム画面が脳裏を過ぎっていました。
あんなシーンあったなぁ、こんなシーンもあったなぁ、と懐かしさに浸りまくり。
発売から25年も経つのに、ものすごく鮮明に思い出されました。
懐かしい。FF6の全てが懐かしいです。

そんな原曲に忠実なところからは、FF6に対する強い敬意を感じました。
敬意がこだわりに転じて、原曲忠実再現に至ったような、そんな情熱です。

とはいえ、原曲忠実故に、指の動きがとんでもないことになっていた曲もありましたが。
楽器演奏経験があまりないので素人考えでしかないのですが、見るからに指がつりそうな難曲がほろほろ。
原曲は演奏されることを想定して作られていないので、忠実に再現しようとすると人間をやめなければならない曲があるのは仕方ないのですが。
そんな難曲でも、持ち前のテクニックと気合と情熱で乗り切っていたのがすごかったです。
「うわ、あのフレーズを演奏しきった、すごい!!」と驚嘆させられたことが何度もありました。
本当に「好き」の力はすごいです。

■細部まで再現されたこだわりの演出
ゲーム音楽の演奏会では、SEの再現による演出はよくある手法です。
今回の演奏会でも、そういった演出があちこちでありました。
あの手この手で再現しようと工夫を凝らしているのがわかりましたし、そのどれもが見事に成功していたと思います。

が、それだけではなかったところが、今回の演奏会の凄いところ。

今回の演奏会では、FF6のPTキャラのコスプレされている奏者さんが数人いました。
一番最初の奏者入場時、コスプレされている方がいると分かった時、観客席側では軽いどよめきでざわざわしていました。
自分も「お?」と不思議に思ったりしました。
それが、まさかあんなに見事な演出の下準備だったとは、その時は全く思いもしませんでした。

「運命のコイン」でのコイントス、オペラシーンの乱入バトル、「墓碑名」のセッツァーに「永遠に、レイチェル」のロック、「蘇る緑」のティナ、などなど。
コスプレされた方が、要所要所で素敵な演出を見せてくれました。
その時ようやく、奏者の方のコスプレになるほど納得。
曲の邪魔をせず、ピンポイントでグッとくる演出を加えるその匙加減が絶妙でした。
それら演出からも、FF6愛をひしひしと感じました。

ただ、演出の中には細か過ぎてゲームプレイ済みの人にしかわからないのではないか?というものもあったり。
まぁ、観客の大半がFF6プレイ済み勢だったと思うので、問題ないと思いますが。
あそこまでこだわり抜いた演出ができるのも、1タイトル有志オケならではだよなぁ。

演出といえば、観客の投票により曲順をその場で変更するという前代未聞の試みもありました。
それがあったのは、第1部中盤。
マッシュ編を先に演奏するか、ロック編を先に演奏するかを、観客の投票で決めるという試みでした。
投票の結果マッシュ編から演奏することになり、ロック編を先に演奏する想定だったパンフレットとは曲順が異なることになりました。
そんなのって、アリなのか。アリなんだ。すごいな。
# ちなみに、追記のプログラムは実際に演奏された順で掲載しています。

■FF6愛が、観客からもパンフレットからも
今回の演奏会、FF6に対する情熱とか愛とかいうものを、ステージからだけでなく観客席側からも強く感じました。
発売から25年近く経過しているゲームタイトルをずっと好きでい続けている時点で、底知れない情熱の深さがあるのですが。
なんというか、ステージ上も観客席も、FF6が好き(もしくは、FF6の曲が好き)な方しかいない、という空間が、とても熱いというか。
考えてみたらすごいですよね、25年の時を経て集ったっていうのが。
25年経ってもまだこんなに好きな人がいるのかと、作品の残した影響とかそういう諸々の偉大さを、会場に集った方々を通してひしひしと実感しました。

情熱と言えば、パンフレットの曲解説。
文字数と内容とイラストとデザインから、FF6大好きオーラが迸っていました。
FF6をものすごくやり込んでいる感もすごいし、それをパンフレットにもぎゅぎゅっと詰め込まれていた感じです。
企画された主催さん、本当にFF6が好きなんだなぁと、心底ほっこりしました。

パンフレットといえば、プレコンサートのプログラムもパンフレットに掲載されていたのが助かりました。
プレコンはシークレットが良いという方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には英断だと思いました。

■感想まとめ
ステージからも観客席からもパンフレットからも、端々からFF6愛の感じられる、とても素敵な演奏会でした。
同じFF6好きとして、充実したひと時と思い出になりました。
ものすごい長丁場だったにもかかわらず、最後まで素敵な演奏をみせてくれた演奏者のみなさんと、それを支えてくださったスタッフの方々に、心から拍手を送りたいです。
まだ4月13日に吹奏楽紺を控えているので、中心メンバーの方々は気が抜けないと思いますが、まずは今回のオケコンを称えたいです。
熱く素晴らしい演奏会を、ありがとうございました。


これより下の追記は、今回の演奏会のプログラムと印象に残った曲の感想になります。

[GMEV] 光のオーケストラ 演奏会

1月13日(日)に、FINAL FANTASY XIVの曲を演奏する有志オケ「光のオーケストラ」(ヒカオケ)の演奏会が開催されました。
運よくチケットをゲットできたので、行ってきました。
会場は、新宿文化センター 大ホール。
16:00に開演し、18:55頃に終演しました。

当初感想を書き記す予定はなかった(FF14についてあまりにもニワカなため)のですが、今回の演奏会がとても良かったので、どうしても書き留めておきたくなってこれを書いています。
が、演奏会で頭をパーンされて記憶が吹っ飛んでいるので、いつもより手短に感想をまとめます。

■奇跡と戦慄のチケットゲット
ヒカオケの演奏会は、公式Twitterが開設された直後頃から興味があって、ずっとチェックしていました。
その流れで、チケットも抽選開始直後に即申込。
チケットがご用意された通知メールを見たときは、「あ、取れた、やったね♪」ぐらいの軽い気持ちでした。
まさか、落選が出るほどの激戦だったとは、知らなかったのです。

FF14未プレイの非ヒカセンのため、FF14とその曲がどれほど人気なのか、あまり把握しておらず。
OSTを何本か持っている程度にはFF14のBGMが好きで、かつオーケストラも好きなので、いつもの企画オケの感覚で申し込んだらチケットが取れて。
後でチケット争奪戦が超激戦だったと知ったときは、慄きました。
慄きのあまり、「発券しちゃったけど非ヒカセンな自分が行くよりヒカセンの人が行った方がいいんじゃないか、でもチケット譲渡の際に万一面倒くさい人に絡まれてもイヤだしなぁ、しかしTwitterのフォロワーさんになら放出してもいいかな、けど鍵垢じゃないからFF外でも見えるし、だったらいっそオープンに譲渡先探して、でも万一面倒くさい(以下省略)」と思考がぐるぐるぐるぐるした挙句、考え過ぎて頭が痛くなったので、結局自分で行く決心をしました。
で、本日、会場へ馳せ参じた次第です。

ぶっちゃけ、非ヒカセンの自分にとっては、現地の開演前はアウェイ感半端なかったです。
なんというか、非ヒカセンでごめんなさいマジでごめんなさい(以下エンドレス)、という気分です。
まぁ、ゲーム未プレイのBGM好きってだけで飛び込んだ自分に原因があるので、仕方ないのですが。
しかし、開演したら、そんなアウェイ感は吹っ飛びました。

■名曲と名演と
結論を先に言えば、とても素晴らしい演奏会でした。
めちゃくちゃ素敵でした。
ほんとにもう、何回でも称賛したくなるくらい、良かったです。
運良く取れてしまったチケットの重みに負けそうだったけれど、それを跳ね除けて来て良かったと心底思えました。
それくらい、ものすごく楽しかったです。

名曲の数々が、オーケストラの音色に彩られて、さらに輝きを増していたように感じました。
原曲は言わずもがなの名曲揃いなのですが、その中から名曲がピックアップされて磨きをかけられて、オーケストラによる生演奏というエッセンスを振りかけられたら、そりゃ輝かないはずがなかったです。
輝きの中に冒険心をくすぐられるワクワクと強敵に挑むドキドキがあって、非ヒカセンながらも血沸き肉躍るような演奏で。
演奏を聴いているだけで、気持ちがすごく昂りました。
なんだろう、月並みだけど「超かっけーーーーーっ!!!」って衝動的に大声で叫びたくなる感じです。
もうね、めっちゃ格好良かったです。なんて格好良さなんだよ、もう。もうっ!

発売済みのOSTを網羅しているわけではないので、今回の演奏会で初めて聴いた曲もいくつかありましたが、そのような曲も抵抗なくスッと入ってきました。
とにかくどれも格好良くて、懐に余裕があれば持っていないOSTを片っ端から買いたい衝動に駆られたぐらいです。
とりあえず、終演後に会場向かいのスクエニ併設施設「アルトニア」に駆け込んで、「Eorzean Symphony」は即買いしました。買わずにはいられませんでした。

■ヒカセン勢揃いの熱意と意気込み
と、ここまで「良かった!」とか「格好良い!」しか言っていない気がするので、もうちょっと具体的な感想を。

まず演奏についてですが、ものすごく丁寧でした。
ミスは確かにちらほらあったものの、それを補って余りあるくらいの丁寧さ。
音の細部に渡って気を使っている感じがしました。
そのためでしょうか、特に音の調和が徹頭徹尾素晴らしかったです。
和音がものすごく気持ち良くて、感動が言葉になりません。
「ふわぁぁぁ!」とか「ふおぉぉぉ!」とか「うおぉぉぉ!」とか、そんな感想しか出てきません。
感動が天元突破すると言葉を失うっていうアレです。あんな感じです。

また、音の表情がとても豊かだったのも印象的でした。
時に雄大で、時に激烈で。
憂いを帯びたかと思えば、次は躍動感に満たされ。
負けられない戦いがあり、背負ったものの重さもあり。
およそ3時間の演奏会でしたが、次から次へと表情を変える音の表情が面白くて、全く飽きませんでした。
むしろ、もっと聴いていたかったくらいです。

そして、コーラスの方々を含む演奏者さんみんなの、「絶対に良い演奏をしてやるんだ!」っていう熱意を強く感じました。
それはもう、プレコンから本編を経てアンコールまで、ずっと強かったです。

有志オケの場合、往々にして熱意は強いものの、演奏表現力がそこに追い付かないことがままあります。
しかし今回は、熱意+演奏表現力が満載で、本当にもう最強かよっ!と思いました。
ヒカオケのヒカセンさんは、最強ですか? 最強ですよね?(確信)

良い演奏を目指すと同時に、自分たちも存分に楽しんでるという雰囲気も、とても好印象でした。
FF14が好きで、FF14の曲が好きで、だからこそ演奏したくてヒカオケに参加されている方が大多数だと思うのですが、その想いが迸っているように見えました。
FF14の曲を演奏できることが楽しくて仕方ない、というのが、そこかしこから感じました。
良いですね、そういう楽しさ満載の強い想い。ほっこりします。

観客を楽しませることを楽しんでいる、というのも、楽しかったです。
特に指揮の田中亮氏のサービス精神がすごかったです。槍とかコスプレとか。
あんなに大きなオケを束ねつつ、あの手この手で場を盛り上げて、でもやっぱり締めるところはきっちり締めてくるところが、本当にすごかったです。

そういえば、「英傑 ~ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦~」(だったかな?)で出てきたあの槍、造形が細かくてすごかったな。
このために制作されたのかな。

■編曲とプログラムと解説と
編曲は、自分の知っている曲に限ってですが、概ね原曲もしくは公式オケに近い感じでした。
原曲と大きく違っていたのはシヴァ戦ですが、これは自分が原曲しか知らない(Eorzean Symphony未視聴)からかもしれません。
他は、原曲を素直にオーケストラに落とし込んだ感じです。
もっとも、今回選曲された曲の多くがもともとオケっぽい曲なので、原曲の時点で完成形に近かったからかもしれません。

逆に言えば、ロック色の強い曲は、今回のプログラムには入っていませんでした。
タイタン戦の曲とか。アレキサンダーの曲とか。

そういえば、パンフレットにどういう状況で流れるBGMなのか解説があったおかげで、ゲーム未プレイでも状況がなんとなく想像できて助かりました。
むしろ、パンフレットの解説と曲の叙情的な部分が化学反応を起こして、ゲーム未プレイなのに泣きそうになりました。
FF14って、そういう切ないストーリー性のあるゲームなんですか?
解説読んで、ストーリー部分だけ追ってみたくなりました。
ゲームプレイしないのかよ、っていうツッコミはナシの方向で。いろいろ事情と好みがあるのです。

■演奏以外の話も少し
今回の演奏会ですこぶる特徴的なところは、ロビーにありました。
有志オケであんなにフラワースタンドが飾られているところを見るのは、たぶん初めてです。
公式オケコンでも、あんなにたくさんは、そうないと思います。
それくらい、たくさんの色とりどりなフラスタが、ずらっと並んでいました。壮観でした。

それと、スタッフさんの手際がすごく良くて、そこも印象的でした。
待機列の段階でチケットのもぎりとパンフ配布を概ね済ませてくださったおかげで、入場がとてもスムーズ。
待機列形成も手馴れた感じで、ささっと誘導してくれたり。
演奏者さんと共に、良い演奏会にしようという気概のようなものを感じました。

■感想まとめ
FF14に関してはBGMを一部知っているだけの超絶ニワカなのですが、それでもめちゃくちゃ楽しい演奏会でした。
熱いしたぎるし感動するしで、もう本当に素晴らしかったです。
もっと多くのヒカセンさん、BGM好きだけど躊躇ってしまった非ヒカセンさんにも聴いてほしいので、ぜひ再演を希望します。
パッチ4.xや、きっとその先のBGMも出てくると思うので、継続的に演奏会を開催してくださることを期待しています。


これより下の追記は、今回の演奏会のプログラムになります。
記憶がスパーンと吹っ飛んでいるので、曲ごとの詳細な感想は省略させていただきます。
もっとも、感動のあまり言葉が出てこないから、書いても「格好良かった」や「めっちゃ良かった」しか出て来そうにないのですが。

[GMCD] モンスターハンター:ワールド オリジナル・サウンドトラック

モンハンシリーズ最新作「モンスターハンター:ワールド」のOSTをゲットしたので、一通り聴いてみました。
CD3枚組で、全63曲収録。
再生時間は、トータルで3時間40分ほどです。

例によって例の如く、ゲーム自体は未プレイです。
あんな難しそうなアクション、俺にはできません。無理っす(きっぱり

そんなわけで、いつものようにOSTのみを堪能しています。
まぁ、”いつものように”と言っておきながら、実は「狩猟音楽集4」以来のモンハンだったりします。
MHX(MHXX)は、ゲームもさることながら、OSTも未履修。
なんとなく購入タイミングを逃していたら、気が付くともうMHWが出ていました。

このMHWのOSTもしばらく購入タイミングを逃していたら、最近、友人が誕生日プレゼントとして贈呈してくれました。
友人よ、俺の好みを良く分かってるじゃないか。いきなり「今欲しいゲームのサントラをあげよ」ってメッセージ来たから、一瞬何事かと思ったけれど。
# ちなみに、ゲームタイトルを10個ぐらい列記して返信したら、後日「多過ぎっ!」と呆れ半分のクレームを入れられました。うん、知ってる。

で、早速聴いてみた次第です。

今回のモンハンの曲、最初に1ループ聴いたときは、なんかこう、あまりピンと来なかった、というのが正直なところ。
イマイチ自分の耳にフィットしてこなくて、あまり記憶に残らなくて、んんー?と首を傾げることもしばしば。
作業をしながら2ループ目、3ループ目とかけ続けても、あまり印象は変わりませんでした。

ところが、ある時に曲に意識を集中して聴くと、急に心にグサグサとヒットする曲が続出。
「森を牛耳る蛮顎の竜」や「荒野を統べる主たち」や「作戦会議2 ~ 緊迫」や「禁断の地へと誘う獣らの囁き」など、格好良い曲が揃っていました。
あれ、これまで聴いてたのはなんだったんだ・・・というくらい、印象が逆転しました。
なんだろう、片手間に聴くとなかなか耳に入ってこないという、あるあるってヤツでしょうか。
もっとも、BGMとしては非常に正しい形だと思いますが。

ほぼ全ての曲がオーケストラテイストなところは、これまでと同様。
ただ、生演奏を収録したものっぽい音が、結構な割合でありそうな気がします。
音の揺れとか音の出のタイミングとか、なんとなく打ち込みっぽくない部分が多々あるので、おそらく生録ではないかと。

それと、これまでのシリーズ作品以上に、曲に野性味を感じました。
低音がドコドコしてるところとか、ゴツゴツしているところとか、ズンズンしているところとか。
音がゴロンゴロンしていて、擦れていない感じがします。
あと、同時発音数が多くなくて、比較的シンプルで、その分、一音一音に重みがあります。
そういう泥臭さというか大地っぽい音色がMHWの特徴なのかなぁ、と思ってみたり。

今更ながらちゃんと聴くと、見渡す限り緑のジャングルにいるような錯覚を覚えます。
作業用BGMとして流すと本作業を邪魔しないし、音楽としてしっかり聴くと格好良いって、ある意味すごいです。

個人的にイチオシなのは、「禁断の地へと誘う獣らの囁き」。
高音煌く冒頭の旋律が印象深くて、この曲だけは1発で覚えました。
曲全体も、壮大で力強くて好きです。
次点は「それは生命の胎動たらん」か「星に駆られて」か「導きの唄」あたり。
「それは生命の胎動たらん」は、次の「クエストクリア(Main Theme Version)」まで通して聴くと、より一層ハマれます。

今作にも「英雄の証」はMHWバージョンとして収録されています。
私的な感想を率直に言えば、モヤッとしました。
これまでのどの「英雄の証」よりもアレンジが強く、展開も独自色が強かったからか、違和感が拭えなかったです。
メロディは確かに「英雄の証」要素が多く含まれているのだけど・・・んー。

久しぶりに聴いたモンハンシリーズのOSTですが、重い低音とエキゾチックさの溢れる、これまでと似てるけどちょっと違うモンハンの曲を味わえました。
ゲーム未プレイだとなかなかピンと来ないかもしれませんが、ゲームプレイ済みならハマるのではないかと思います。

[GMEV] MUSICエンジンプレゼンツ 「矩形波室内合奏団 特別演奏会」

1月5日(土)に、MUSICエンジン主催の「矩形波室内合奏団 特別演奏会」が開催されたので行ってきました。
会場は、三鷹市芸術文化センター 風のホール。
18:00に開演し、19:25頃に終演しました。

■マイナー作品だけどあえて選択した心意気、そこに痺れる(以下略
MUSICエンジンの演奏会に足を運ぶのは、2018年2月の「矩形波室内合奏団演奏会」以来。
今回演奏される作品は「ミスティッククエスト」と「時空の覇者 Sa・Ga3」とのことだったので、チケット発売日に喜び勇んで真っ先にチケット取りました。

目当ては、サガ3。
サガ3は、個人的にはとても好きなゲームです。
ゲームのストーリーもシステムも、音楽も大好きです。
「サガらしくない」という専らの評判ですが、自分の中では「魔界塔士サガこそがシリーズ原点」という思い込みが強いからか、システムはどうあれ「神殺しが人間の性」の部分が描かれていればそれはもうサガシリーズだと思っているので、サガ3も楽しくプレイしました。
プレイ回数で言えば、サガ1>サガ3>サガ2の順になるくらい、かなり周回プレイしました。
レベル制って、なんだかんだ言っても分かりやすいんですよね。今の強さがどれくらいか、あとどれくらいで強くなるのか、数値化されるので。

そんな大好きなゲームですが、世間の評判が芳しくないので、一部楽曲だけならともかく、全曲演奏は諦めていました。
サガシリーズ公式オケコン「サガオケ!」で、サガ3の曲だけでメドレー1つ演奏された時点で、ものすごく満足していました。
それが、ほぼ全曲演奏です。行かない手はありませんでした。

なお、ミスティッククエスト(以下MQ)は、存在は知っていたけれど、ゲーム未プレイかつBGMノーチェックでした。
FFの名前を副題に付けているくらいだから、FFっぽいゲームなんだろうなぁ、ぐらいの印象しかありません。
なので、曲を聴いたのは今回の演奏会が初めてでした。
初めて聴いたけど、格好良い曲が多くて、OST欲しくなりました。
中古OSTでもプレミア付いて手の出し難い価格帯になっているので、ぜひDL販売お願いしますスクエニさん。

それにしても、集客の見込めないマイナーなMQとサガ3を選んでくるあたり、MUSICエンジンの中の人は本当にこの作品を演奏したかったんだろうなぁ、という想いを感じました。
おかげで、サガ3の生演奏を存分に堪能できたので、個人的にはものすごく満足です。むしろ、GJな選択です。本当にありがとうございます。

■言わずもがなの激ウマ演奏
今回の演奏会の編成は、弦楽器4本+木管楽器3本+ピアノ+パーカッションという小規模。
一人一人の音がとてもよく聴こえる反面、一人一人の技術力が演奏の完成度に大きく影響する編成です。

が、その辺はあまり心配していませんでしたし、今回もやはり心配無用でした。
MUSICエンジンの過去の演奏会と同様に、演奏めちゃくちゃ上手いです。
プロ(セミプロ?)の演奏者さんが揃っていることもあってか、ものすごく上手いです。
昔のゲームによくあるピロピロした部分も、さらりと弾きこなしていたところは、特に凄かったです。
また、安定した音や響きだけでなく、見せ方というか魅せ方も心得ている感じで、演奏姿も魅力的でした。
演奏中は当然真剣なのですが、それでいて楽しそうなのが、とても良かったです。

ものすごくピンポイントですが、1stヴァイオリンさんと2ndヴァイオリンさんが、しばしばアイコンタクトを取っていたところが、生演奏らしくてたまりませんでした。
音源ではわからない、演奏会ならではのそういう仕草も醍醐味です。

それと、今回の演奏会ではパーカッションさんが、陰でものすごく頑張っていた印象が残りました。
自分の席から姿が見えなかったけれど、かなりずっとパーカッションの音がシャカポコ聴こえていました。
しかも、変則的な連打だったり、合わせるのが難しそうなリズムだったり。
そういう箇所があちこちにあって、たいへんだったのではないかと思うのですが、しかし無くてはならない存在でした。

編曲は、原曲+α程度。それほど強くありませんでした。
原曲の知っているサガ3に限って言えば、曲の繋ぎとか、各ループで主旋律の担当が変わったりとか、その程度です。
原曲から大きく離れることは、ほぼありませんでした。

演奏に関して、欲を言えば、もう少しボリュームが欲しかったです。
村や町などの穏やかな曲はともかく、戦闘曲などのテンションの高い曲は、もっとこう、ガツンとぶつかってくる音の圧力が欲しかったような気がしました。
もっとも、速弾きにならざるを得ないようなピロピロした部分が多かったから、仕方ないとも思うのですが。

■マナーとかその他について
会場となったホールは小さめ。席数はそれほど多くない場所でした。
が、空席が結構目立っていました。
裏のイベントと被っていたからか、取り上げた作品がマイナーだからか、さすがに満席とはいかなかった模様。
ただ、その分ゆったりと聴けた気がします。

また、観客も選りすぐりの少数精鋭だったからか、鑑賞マナーがしっかりしていたように思いました。
演奏中物音を立てるとか、フライング拍手とか、最近一部で問題になっている行為は、自分のわかった範囲内ではありませんでした。

マナーと言えば、入場時にスタッフさんからパンフレットと一緒に渡された鑑賞マナーをまとめた紙、あれが分かりやすくて良かったです。
禁止行為だけでなく、それがどうしてダメなのかという理由も添えられていたところが好印象。
自分も、改めて気を付けようと思いを新たにするきっかけになったような気がします。
あれ、上手く簡潔にまとめてあったので、カスタマイズできるようにデジタル文書で配布して、他の演奏会でも使えるようにするのも良いのではないでしょうか。

あと、かなり私事の余談なのですが、鑑賞するだけとはいえ体調は万全にして臨まないと痛い目に遭うということを、今回の演奏会でしみじみ実感しました。
というのも、今回、体調激悪な状態で参加して、演奏中はなんともなかったけれど、終演後に症状が悪化してクラクラしてフラフラな状態になったからです。
空気感染する病気(インフルエンザなど)ではなくただの風邪(前日に病院受診済み)だったのですが、それでもかなり辛かったです。
鑑賞するだけでも、意外と体力を使うみたいです。
なので、鑑賞するだけとはいえ体調を万全にしておくことをオススメします。自戒も込めて。
とりあえず、早く風邪治そう。。。

■感想まとめ
MUSICエンジン主催のミスティッククエストとサガ3の演奏会でしたが、丁寧な演奏で楽しかったし満足しました。
また、2015年のMoCによる魔界塔士サガ+サガ2秘宝伝説全曲演奏会と合わせて、ついにGBサガシリーズ(ほぼ)全曲演奏を制覇したという、妙な達成感も感じました。
GBでゲームプレイしてた頃には想像もしなかったことが、こうして時を経て実現するなんて、生きてて良かったです。

なお、MUSICエンジンでは、今年の5月と7月にUNDERTALEの演奏会が再演されるそうです。
その後の予定はまだ未定ですが、また今回のようなマイナー作品を取り上げた演奏会を開催してほしいです。
自分の知っている作品なら、喜んでついていきます。


これより下の追記は、今回の演奏会のプログラムと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[ゲームRev] FINAL FANTASY XV POCKET EDITION HD

PS4/Xbox OneなどのRPG「FINAL FANTASY XV」(FF15)のメインストーリーのみをデフォルメして描いたスマホ移植版「FF15 POCKET EDITION」(FF15PE)のHD版を、クリアしました。
プレイしたプラットフォームは、Switchです。

FF15は、発売当初から気になっていた作品でした。
昨年、そろそろやっておくかとPS4版を購入し、試しにプレイし始めてみたものの、数時間であえなく断念。
断念した理由は「アクション性が高くて操作が複雑で難しい」というのもあるのですが、一番大きな問題は「文字が小さ過ぎて読めない・・・orz」でした。
うちのTVが小さいというのもあるのですが、しかし部屋の大きさを考えたら小さ過ぎるほど小さいわけでもなく。
FF15のためにTVを一回り大きいサイズのものに買い換えてもみましたが、さっぱり読めなかったです。

などとりう顛末の末に、スマホの画面を想定して作り直したものなら文字読めるだろう、ついでに操作も簡略化されているだろう、と思って手を出したのが、FF15PEです。
あえてSwitch版を選んだのは、ちょうどSwitch版リリース直後でセール価格だったことと、Switch本体を買ったはいいもののプレイするゲームがなくて1年ほど眠らせていたからです。

とりあえずスクエニは、UI/UXについて今一度よく考えてほしいです。
FF13のときのフォントサイズも大概だと思ったけれど、それ以上に小さくて読み難くなるとは思いませんでした。
どんだけ大きなTVサイズを想定してるんですか。

そんなわけでプレイしたFF15PEですが、こちらはフォントサイズについては問題なかったです。
さすが、スマホ用に作り直されているだけのことはありました。
操作の方も、PS4版よりはシンプルで、自分のようなアクション下手でもなんとかクリアできるレベルになっていました。
何度かGAME OVERになったし、場合によっては10回ぐらいコンティニューして挫けそうになったこともあったけれど、それでも繰り返しチャレンジすることでギリギリ切り抜けられました。
これ以上、操作が複雑化したら、たぶん自分の手には負えません。

というか、いつからFF(ナンバリングタイトル)はアクションゲームになったのかと、小一時間問い詰めたい気分になりました。
俺のFFは、アクションゲームじゃないやい(めそめそ

操作性については、PE版はPS4版に比べれば簡略化されて難易度が下がっているものの、それでもストレスの溜まることがしばしばありました。
「シフトの照準が合わない」とか「時々出てくるYボタンの長押しと連打の見分けが付かない」とか「ローディング長い」とか「今の絶対ヒットしてるはずなのにスカってるって当たり判定おかしくない!?」とか「ゲージが黒くなってから相当ダメージ与えて確実にオーバーキルのはずなのに敵倒れないってどういうことよ?」とか「3ボタン同時押しって、人の手って2つしかないよね何それどうやってやるの!?」とか。
正直、あげればキリがないです。
だから、スクエニは、UI/UXについて今一度よく考えて(以下略
美麗なら何でも許されると思ったら、大間違いだぞですよ。

まぁそれでも、クリアできたので許容範囲内ですが。
クリアできた今となっては、不満な点も話のタネです。

そんな操作性でしたが、ストーリーは結構面白かったです。
確かに、物語の飛躍や、「ん?」と思うことは、あるにはありました。
が、一通りストーリーを追って、その結果エンディングでじんわり感動したので、面白かったのだと思います。
特に後半の怒涛の展開はどれも先の気になるもので、それに引っ張られる形で一気にガッとプレイしました。
メインストーリーを追っただけですが、一部で人気が爆発した理由がわかったような気がしました。
ハマる人は、かなりハマると思います。

何より、主人公やPTメンバーのキャラクター性のバランスが良く、会話でほっこりすることがよくありました。
なんかこう、男子高校生のじゃれ合いを見ている感じ、というか。
また、周りを固める脇役も良かったです。

ただ、固有名詞がなかなか覚えられなくて、会話に出てきても「え、それ誰のこと?」となることが多かったです。
キャラクター名の場合、姿を見ればわかるけれど、名前だけではわからなくて。
小説でも映画でも洋モノではよくあることなので、いつものことかと割り切っていましたが。
ちなみに、地名は最後まで「ルシス」しか覚えられませんでした。帝国の名前、なんだっけ?

キャラクターが良かっただけに、各キャラの表情が無くなっている点は、FF15PEならではの残念な点。
頭身を下げてデフォルメ化されているので、仕方のないことなのですが。
プレイ中、FF15PE程度に簡略化されたアクションで、PS4版のようなリアルなグラフィックだったらなぁ、と思うこともありました。
まぁ、グラフィックがリアルなのに動きが機械的になると不気味の谷が強まるとか、アンバランスな感じになってしまうのでしょうか?

なお、ボイスは無印版のものをそのまま使っているような気がします。
イベントシーンはフルボイスで、移動中もしばしばお喋りします。
バリエーションが豊富ではないからか、移動中のお喋りで同じセリフを何度も繰り返して時々鬱陶しく感じることもありましたが。

メインのストーリーとキャラクターを一通り把握した今、無印版のサブクエストや追加シナリオが気になっています。
PE版にあったのはミニゲームのようなものだけで、サブクエストがほぼなかったので。
各キャラクターのことをよく知りたい、世界観を深く知りたい、という欲求があります。
また、料理もデフォルメ化されていたので、無印版のリアルな料理を見てみたいです。

個人的に一番の目当てだったBGMも、無印と同じものを使っているようですが、良かったような気がします。
「気がします」というのは、デフォルトの設定ではSEやボイスでかき消されて、ほとんど聞こえなかったから。
中盤(水神が云々のあたり)でBGMの音量を上げてボイスとSEの音量を下げる調整をしてようやく聞こえるようになったので、BGMをちゃんと聞いたのはそれ以降です。

終盤の曲はどれも良かったので、たぶん良かったような気がします。
OSTは初回限定版購入済みなので、あとで聴き込む所存です。
というか、BGMのためにゲームをプレイしたようなものなので、これでようやくOSTを開封できます。

操作にストレスを感じたり、ストーリーにややモヤッとしたり、いろいろ思うところがないわけではないのですが、最後FFメインテーマの流れるシーンでじんわり感動したあたりで、不満とか諸々が吹っ飛びました。
トータルすると、個人的には満足です。
PE版のメインストーリーでは語られなかった、語り切れなかった深掘り要素が気になるので、自分に気合と環境があれば、PS4無印版をかんばってみようと思います。
本気でフォントの大きさをなんとかしてほしいです頼みますスクエニさん。