[GMEV] 東京ファンタジックブラスバンド 第9回演奏会

2月24日(日)に、東京ファンタジックブラスバンド(以下TFB)の第9回演奏会が開催されたので、行ってきました。
会場は、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール。
13:00に開演し、15:55頃に終演しました(お見送り曲除く)。

■3年ぶりのTFB参戦
TFBの演奏会には、これまで第4, 5, 7回と10周年記念の計4回行ったことがあります。
第8回は都合が合わなくて見送りました。
なので、第7回以来の参加になります。

今回の演奏会、結構ギリギリまで行こうかどうしようか迷っていました。
ラインナップの大半が知らない or 覚えていないゲームタイトルだったので、足を運んでも楽しめるかどうか不安だったのです。
今回、事前に公開されていたゲームタイトルおよび曲のうち、5割は知らず、2割はゲームプレイ中に聴いているはずだけど覚えていない。
ガッチリ聴き覚えのあったものは、残りの3割程度でした。

最終的に足を運ぶことを決断した理由は、「ここ1ヶ月ほど、ゲーム音楽の演奏会に行ってないから」でした。
なんかこう、ゲーム音楽生演奏欠乏症みたいな、ゲーム音楽の生演奏に飢えていたみたいです。
で、別件(東京ビッグサイトの同人誌即売会)の後、時間的に間に合った行ってみるか、と軽い気持ちで会場に行ってみた次第です。

・・・という、TFBの演奏会に行こうか迷った末にとりあえず行ってみた顛末、第7回演奏会の時も同じことをしていました。
3年前と変わってないな、俺。
とはいえ、こういう”なんとなく気が向いたら気楽に足を運べる”ところが、チケット不要の利点だなぁ、と思ってみたり。

あと、今回、アトリエシリーズを演奏するというところも、最後の一押しとして大きかったです。
アトリエシリーズの曲に限らず、ガストのゲーム音楽がわりと好きなのです。

■見知らぬ曲との新たな出会い
プログラムの構成は、複数のゲームタイトルによるアラカルト形式。
1つのゲームタイトルにつき複数の曲をピックアップ、それを繋いでメドレーとして演奏されました。
アマチュアのゲーム音楽専門楽団の演奏会ではお馴染みのパターンです。

TFBで取り上げられる曲は、他の演奏会ではあまり聴かない曲が多い気がします。
自分のよく聴くゲームタイトルがスクエニに偏っているからかもしれませんが。
タイトル自体はビッグなのに、これまでどこの楽団でもあまり取り上げられなかった曲を、率先して選択しているように思います。
今回で言えば、ポケモン金銀やポケダンが良い例かと。
あえて未知の領域に率先して踏み込んでいくその姿勢、嫌いじゃないぜ。

そういった”これまでなかなか陽の目をみなかったタイトル”にスポットを当てるのは、実は有意義なことではないかと。
自分の知らなかった曲を耳にする、良いキッカケになったような気がしています。
「ティンクルスタースプライツ」なんて、今回の演奏会で聴かなかったら、一生耳にすることがなかったかもしれません。

■演出ほぼなし、演奏全振り
TFBが他のゲーム音楽系吹奏楽団と異なるところは、舞台演出がほとんどないこと。
強いてあげるなら、音(SEやジングル)と照明の演出ぐらいです。
寸劇の類は一切ありません。
演奏に全力投球です。

演奏は、とても丁寧だと感じました。
勢いで誤魔化すことがなく、一音一音をしっかりと演奏されていたように思います。
その演奏の姿勢から、端々まですごく気を使っている印象を受けました。
ピロピロしたフレーズが所々にあったのですが、それらも鮮やかに演奏しきっていて。
「なんだ今の、よくやったなぁ」と感心することが多かったです。

演奏技術的には、可もなく不可もなく。
時々、音がヒョロったり変な音が混ざったりと完璧には遠いものの、アマチュア楽団を考慮するとかなり上手いです。

編曲の程度は・・・未知の曲が多かったので、よくわかりません。
かろうじて知っていた曲に限って言えば、そこそこ編曲が加わっていたように思います。
とはいえ、原曲は重視。展開から大きく変わっている曲は、あまりなかったです。
原曲再現とまでは行かないにしても、原曲はなるべく重視していた感じです。

ほんのり気になったのは、メドレーを構成する1曲1曲がとても短かったこと。
ほとんどの曲が1ループで、次へ次へとあっという間に流れていくようなハイスピード展開。
曲によってはそれでいいものもありましたが、曲によっては「もっとじっくり聴かせくれよ!」と思ったものもありました。

■演奏以外で気になった点
以前足を運んだ第7回演奏会でも感じたのですが、空席がやや目立っていました。
1階席の5~6割が埋まっていたくらいでしょうか。
席に余裕があったので、隣(空席だった)を気にすることなくゆったり聴けたのは良かったのですが、やや寂しくもありました。
プログラムがマニアックなのでしょうか。
でも、楽団員のやりたい曲をやれば良いと思います。ビジネスではないのだし。
それに、休憩時間中の観客の会話から「今回ポケダンやるから来た」とか「ダンガンロンパすごいね」とか、そういう会話が聞こえてきたところから察するに、マイナーなタイトルでも付いてきてくれるゲーマーさんがきっといると思います。

ロビーには、今回演奏されたタイトルにちなんだグッズの展示もありました。
あまりじっくり見ることができなかったのですが、テーブル上に所狭しとどっさり飾られていたのが印象に残りました。
ああいったグッズって、やっぱり楽団員さんが持ち寄ってるのかな。すごいな。

■感想まとめ
知らない曲の方が多い演奏会でしたが、それはそれで楽しい演奏会でした。
知っている曲はもとより、知らない曲であっても「こんなゲーム音楽があったのか!」と新しい発見に巡り合える良い機会だったと思います。
次回も都合が合えば、また足を運びたいです。


これより下の追記は、今回の演奏会のプログラムと印象に残った曲の感想になります。

[GMCD] アリスサウンドアルバム Vol.31 ランス10

PCゲーム「ランス10」のOST「アリスサウンドアルバム Vol.31 ランス10」を一通り聴きました。
CD3枚組で、計66曲収録。
再生時間は、トータルでおよそ2時間30分。

ゲーム自体は未プレイです。
そもそも、シリーズ作品を1つもプレイしたことがなかったりします。
PCゲーム、それもR18美少女ゲームはあまり明るくなくて、ランスシリーズもシリーズ名を知っている程度の知識しかありません。
そんなわけで、このOSTも「ランス10」プレイ済みの友人からオススメされて借りたものなのですが、その友人は「良い意味で危険、冬コミの原稿〆切直前にやるもんじゃないっていう意味で危険」と熱弁をふるっていました。なるほど、そういうゲームか。

ちなみに、パッケージにもブックレットにもいかがわしさはないので、OSTだけなら18歳未満でも堪能できると思います。

曲はどれも、典型的なゲーム音楽です。
生録全盛の今となっては逆に珍しい、打ち込みによる「ザ・ゲーム音楽」な感じ。
昔からゲーム音楽を嗜んでいた身としては、なんとなく安心する音色です。
そのためか、最初の1周目はどの曲からも懐かしさを強く感じました。

とはいえ、音がチープというわけではなく。
電子音は電子音だけど、音自体は今風です。

全体的な曲調は、ロックというかテクノというかトランスというかジャズというか、そういう感じ。
とてもノリの良い曲が揃っています。

また、軽快で耳当たりの良い曲が多いです。
多いというか、大体そんな感じです。
とにかく軽快、かつ引っかかることなく耳にスッと入ってきます。
いつ聴いても、いつまで聴いても耐えられる、そんな明るさと格好良さと耳当たりの良さを伴っています。
また、軽快さの中に前向きさや熱さもあって、落ち込んでいるときに聴くと元気になれそうです。
これ、作業用BGMとか仕事用BGMに最適かも。すごくポジティブになれそう。

個人的に一番ツボった曲は「首都」。
四つ打ちの低音がすごく格好良くて、すこぶる好みでした。
それと、中盤の広がりのある主旋律も良い感じです。
ゲーム未プレイなのでどんなシーンで流れる曲なのかわかりませんが、首都っぽい大きさと重さが感じられます。

次点は「食券」。
曲名だけ見ると「ギャグっぽい曲か?」となるのですが、実際に聴いてみたら転調でスコーンとやられました。
この転調めっちゃ好みです。むはー。

他にも格好良い曲がたくさんあって、R18美少女ゲームと侮るなかれ!と言わんばかりの勢いです。
というか、OSTを聴くまで内心で侮っていたのは自分でした。すみません。
アリスソフトのゲーム音楽が昔から人気だったことは知っていたのですが、今回アリスソフトのゲーム音楽を(多分)初めてじっくり聴いて、めっちゃ格好良いことを知りました。
これは良いOSTです。目から鱗でした。

というわけで「ランス10」のOSTでしたが、R18のPCゲームといって敬遠してしまうのが勿体ないくらい良作揃いのアルバムでした。
明るく軽快なゲーム音楽が好みの方にオススメの1枚です。

[ゲームRev] テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER

PS4/Switchで発売されたRPG「テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER」のPS4版を、とりあえず1周目クリアしました。
クリア時点のプレイ時間は85時間、レベルは65前後。

旧作は、PS3版クリア済みです。ブログの記録によると、2009年11月頃にクリアしています。
クリアどころか、実は7, 8周しています。
最終的にプレイ時間は累積350時間を超え、ガルドとレベルはカンストしていました。
サブイベントは、当然のように一通り制覇。
トロフィーは1つ(プラチナを含めると2つ)だけどうしても取れなかったけれど、それ以外は制覇。
周回プレイするとシナリオが変化するわけでもなかったのに、憑かれたように延々プレイし続けていました。

そんなやり込み具合からお分かりいただけると思いますが、TOVはものすごく好きな作品です。
自分にとっての「テイルズ オブ」シリーズ史上最高にドハマりした作品です。
そんな大事な作品が10年の時を経てリマスター版発売とあっては、無視することなんてできませんでした。

とはいえ、リマスター版発売決定の一報を耳にしたときは、少し迷いました。
あんなに何周もプレイしているのに、今更またプレイするのかよ、と。
そんな揺れる自分の背中を一押ししてくれたのは・・・・・・あれ、なんだろう、気の迷い?(ぉぃ
何かの勢いで気が付いたら予約購入していました。

気の迷いだろうがなんだろうが買ったからにはプレイせねば!という謎の使命感に駆られて改めてプレイしたのですが、予想以上に楽しかったです。
特にプレイしていて強く感じたのは、PS3版プレイ時にはスルーしていた登場人物たちの捉え方が、9年の年月を経て変わっていたことに気付いたこと。
9年の間に自分のリアル経験値が溜まったからなのか、より深くキャラクター性が感じられるようになった気がします。
今まで漠然と捉えていた解釈が明確な形として”見える”ようになったり、今まで気付かなかった登場人物の一面に気付けたり。
その度に、新鮮さを感じました。
少し時間を置いてからプレイするってのも楽しいもんだな。

そして、TOVの名前持ち登場人物のうち、心底悪役と思えるキャラが実は数えるほどしかいないことに気付き、改めて驚きました。
TOVって名前持ち登場人物がめちゃくちゃ多いのに、本当にゲスいキャラがあまりいないの、すごくないですか?
登場人物それぞれが各々掲げる「正義」のために動き、それ故にプレイヤーから見たら敵役として立ちはだかりつつも、その人物にとっての「正義」が理解できるものなので憎めない。
他人へ害しかバラまかない登場人物があまりいなくて、全体的に「悪意」があまりないところが、何周もプレイしても楽しかった理由かもしれません。

登場人物の数だけ「正義」の形が登場する一方で、真の「正義」が描かれていない、というところも、「正義」の強さと脆さが見事に描かれている特徴かと。
主人公たちですら、自分たちの貫いた「正義」が他人にとってはそうではないかもしれないことを自覚している点が、ゴリ押し感がなくて程良い感じ。
PS3版をプレイしていた時は、そのへんの「正義」に関してあまり理解が深まっていなかったけれど、ようやく芯の部分に一歩近づけた気がしました。
本当に、ようやくだな。

キャラ個別で言えば、主人公のユーリの格好良さをようやく認識できたことが、最も大きかったです。
巷で「格好良い」と専らの評判のユーリさんでしたが、自分の中では「まぁ、フツーに見た目格好良いけれど」という程度の認識だったのです。
今回リマスター版をプレイして、ようやくユーリの内面の格好良さを認識しました。
ダークヒーローとして貫き通す格好良さに気付けたのは、リマスター版をプレイした中での大きな収穫でした。

それと、PS3版から最推しのおっさん。
年齢的におっさんが一番近いからか、おっさんの魅力を以前よりも強く感じられました。
格好良いポジションにはユーリがいるから自分はあえて道化を演じてるっぽいところとか、年少組のストレスのはけ口にわざとなっているっぽい言動とか、年長者らしい気配りが見えるところが高ポイント。
パーティー全体を見渡して、ベストを引き出すためには自分をどこに配置して何を為すべきなのかちゃんと理解してるところが、おっさんマジ有能と思いました。
PTメンバーの雰囲気が明るくて仲が良いいのも、おっさんが率先して盛り上げ役になってるところに寄ってる部分が大きいし。
あのPTメンバーであのポジションは、経験豊富なおっさんにしかできないわ。
自分も年取ったからしみじみ思うけれど、おっさんガチで有能。

PS3版と今回のリマスター版の差異は、ほぼないです。
パッと見で解る大きな違いは、グラフィック面の向上。
フィールドの陰影がくっきりして、PS3ではボケボケだったりジャギってたりしていた部分までしっかり見えるようになっています。
それと、バトル中に敵を浮き上がらせると、操作キャラの首が敵の動きを目で追うように上下するのが、地味に感動しました。
PS3版でもあったのかもしれませんが、自分はリマスター版をプレイするまで気付きませんでした。

あとは、PS3版ではDLCとして販売されていた称号が、リマスター版では最初からアイテム欄に入っているところも大きな違いでしょうか。
DLCに好きな衣装があったので、これは嬉しい特典でした。
リマスター版でもショパンフレンを選択できるのが、とても嬉しかったです。
なお、DLC称号はアイテム欄に入っているだけの未適用状態なので、対象キャラがPTインしているタイミングでアイテムを使う必要があります。
これに気付かなくて、「あれ、DLC称号選択できないな、シナリオ進めれば選択できるようになるのかな?」と中盤まで悩んだりしてました。

その他に細かい違いと言えば、ギガントモンスターのLv設定が少し違っていたように思いました。
というのも、PS3版の攻略本を引っ張り出してプレイすることがあったのですが、攻略本に記載のLvとスペクタクルズを使用したときに表示されたLvが違っていて「あれ?」と思ったことがあります。
やや上方修正(リマスター版のLv>攻略本のLv)されているような。気のせいかな?

メインシナリオやサブシナリオに違いは、多分ないように思いました。
何分PS3版をプレイしたのが9年前で細かいところは覚えていないため、「たぶん」としか言えませんが。

9年ぶりにプレイしたTOVでしたが、作品自体は大きく変わっていないけれど自分自身に9年分の変化が蓄積されていたためか、9年前には気付けなかったいろいろに気付けて、予想以上に楽しくプレイできました。
シナリオはもとより、バトルの難易度もほどほどなので、アクション下手な方でもプレイできて、万人にオススメできる作品です。
TOV未プレイの方はぜひこの機会に。また、リマスター版はPS3版がベースになっているので、Xbox360版しかプレイしていない方にもオススメです。

2周目プレイは、他の積みゲーを崩してから考えます。
2周目以降しか潜れないダンジョンもクリアしたいんだけど、他にもやりたいゲームがあって、時間がいくらあっても足りないっ。

[GMCD] FINAL FANTASY XV Original Soundtrack

PS4などで発売された「FINAL FANTASY XV」のOSTを、ようやく紐解いて一通り聴きました。
聴いたのは、初回生産限定版の映像付きBlu-rayディスク仕様(MP3同梱)で、収録曲数は全96曲。
なお、通常版ならCD仕様のものもありますし、DL配信もされているようです。

ゲーム本体の方は、PS4の無印を買ってプレイしてみたものの開始数時間でアクションの難しさに付いていけず最初のマップで迷っいまくった挙句に最初のバトルでノクティス倒れまくりで、あえなく断念。
改めてSwitchのPOCKET EDITION版を購入して、つい先日クリアしました。
PE版とはいえ同じBGMを使っているので、とりあえずのクリア記念にOSTの封を切った次第です。

ちなみに、OSTは初回生産限定版を予約して購入したまま、かれこれ3年近く積んでいました。
いつかゲームをクリアしたら聴くんだと決意を胸に秘めたまま、気が付けばあっという間に月日が経過していました。
決して購入したまま存在を忘れていたわけではないです。たぶん。

曲調は、オーケストラやピアノなどのクラシカルなサウンドをメインにしつつ、時々ロックっぽかったり、ブルースっぽかったり、民族音楽っぽかったり。
個人的には、わりと好みの曲調で聴きやすかったです。

一通り聴いてみて感じたのは、全体的に空気みたい、でした。
PE版プレイ中も思ったのですが、BGMの存在感がとても薄いです。
特にフィールド曲は、あまり印象に残りません。
でも、無いなら無いで盛り上がりにかけてつまらない。
そういう意味では必須の存在だし、BGMとしては正しい立ち位置のような気がしました。

そういう薄さのためか、OSTを聴いても「これ、どこで流れてたっけ?」と思うことがしばしば。
確かあの街でうすーく流れてたような気がする、という程度の朧げな記憶としか、なかなか結びつきませんでした。
ダンジョンに至っては、戦闘に必死だったからか、まるで覚えてなく。
OSTで初めて「こんな感じのBGMが流れてた・・・の、か?」という体たらく。
なので、PE版をクリアしたにも関わらず、半分以上の曲が初めて聴くような感覚でした。

例外的に、バトル曲はかなり強く印象に残っていました。
BGMに耳を傾けている余裕なんてなかったはずなのに、フィールド曲よりも記憶に刷り込まれていました。
バトルに手こずってばかりで、意外と長時間聴いていたからでしょうか。

改めてOSTでじっくりBGMを聴き直してみたところ、3周目ぐらいから「良曲も多いな」と感じるようになりました。
1周目、2周目は「存在感が薄い」しか感想が出てこなかったのですが、3周目あたりから耳に馴染んできたのか「あ、この曲いいな」というものがちらほら。
PE版プレイ中にあまりじっくり聴くことのなかった「Somnus」や「NOCTIS」の良さに、3回聴いてようやく気付きました。

ゲームプレイ中から存在感をひしひしと感じていたバトル曲は、OSTで聴いてもとても格好良いです。
中でも、どこかの演奏会で初めて聴いて格好良いと思った「APOCALYPSIS AQUARIUS」は、原曲を聴いてもやっぱり格好良かったです。
これ、めっちゃ切なくて熱くて格好良くて、好みです。

それと、終盤の曲はどれも好きです。
「Somnus」は聴くだけで切ない気持ちが込み上げてくるし、「Helfire」や「Magna Insomnia」は負けられない戦いっぽくてとても熱い。
クライマックスなだけに聴き逃せない曲が目白押しで、この流れはすごく好きです。

とはいえ、ゲーム未プレイでも聴けそうな曲が部分的にあるものの、全体的に言えばゲームプレイ済み推奨です。
正しくBGMしているので、ゲーム未プレイで曲だけ聴いても、イマイチピンと来ない気がします。
自分も無印はプレイしていないし、PE版でメインストーリーを追っただけなので偉そうなことは言えませんが、たぶんプレイ済みの方がハマるOSTだと思います。
ゲームプレイ済みの上でじっくり聴き込むと曲の良さがじんわり伝わってくるような、そんな曲が多かったです。

[GMCD] FINAL FANTASY XIV - THE BEST

FINAL FANTASY XIVの楽曲のベストアルバム「FINAL FANTASY XIV - THE BEST」をひとしきり聴き込みました。
Blu-rayディスクに映像付き音楽とMP3収録で、全50曲。
再生時間は、トータルで4時間35分ほどです。
収録曲数はそれほど多くないけれど、1曲1曲が長尺だからトータルするととても聴き応えのある長さです。

これまで多数のOSTを発売しているFF14の、初のベスト盤がリリース。
FF14のゲーム自体は未プレイだけど曲は好きだったので、元旦早々に正月気分の勢いでゲットしてきました。
あと、先日の光のオーケストラ(ヒカオケ)の予習がしたかった、という理由もあります。

で、一通り聴いてみたところ、好き嫌いの差はあるものの、好みの曲はめっちゃ好みでした。
さすがは、収録曲をヒカセンによる投票で決めただけのことはあります。
OSTを一部しか持っていなかったので一部楽曲しか知らなかったのですが、どの曲もとても格好良いです。
ヒカオケが開催されたのもよく分かります。

ただ、個人の好みによって曲の好き嫌いが分かれそうな気がしました。
収録曲の傾向としては、オーケストラっぽいサウンドと、ロック・メタル系サウンドが、大体半々ぐらいです。
他に、エキゾチックな感じの曲も少々。
自分は、エレギ主体のガチャガチャしたサウンドが苦手で、オーケストラのようなサウンドを好む傾向にあるので、「こっちの曲はめちゃくちゃ好きだけど、こっちは・・・うーん」というのもチラホラ。
まぁ、好みの問題なので仕方ありません。

それよりも、FF14のサウンドの幅広さと妙な統一感がすごいです。
オケサウンドやロックサウンドが多いけれど、他にエスニックやパレード調など、結構雰囲気が多種多様です。
それでいて全体として一体感があって、他から浮く曲がほぼありません。
これは、実はすごいことなのではないかと思います。
聴きやすくて、安心感すらありました。

ファン投票によるベスト盤なので討滅戦のような戦闘曲っぽい激しい曲が多めです。
戦闘曲なのかイベント曲なのかそれ以外なのか、ゲーム未プレイの自分には判別尽きませんが、「天より降りし力」があったのは嬉しかったです。
その他に、今回のアルバム(と先日のヒカオケ)で初めて聴いて良いなと思ったのは、「最期の咆哮 ~ニーズヘッグ征竜戦~」と「イマジネーション ~蒼天聖戦 魔科学研究所~」。
前者は、蒼天編の集大成っぽい感じがとても好きです。
というか、蒼天編の曲によく出てくる3つぐらいの主題が、そもそもとても好きです。
後者は、長音のぐぃーんと伸びるところが、なんだかクセになっています。

それと、「究極幻想」は原曲版とオケ版の2パターン収録されています。
「究極幻想」も大好物な俺大勝利です。
やっぱり、原曲だけでなくオケ版の人気も高いのね。

全体的にテンション高めの激しい曲が多いですが、時々しっとりした曲もあります。
しっとり系の中では「雲霧街の夜霧 ~イシュガルド下層:夜~」が好きです。
ピアノとハープの涼やかな音色が、とても落ち着きます。

意外と、過去作のBGMのアレンジも多かったような気がします。
「ビッグブリッヂの死闘」が別作品に出張することはよくあるのですが、「マトーヤの洞窟」や「妖星乱舞」もあったのは意外でした。

他にもハマった曲を上げたらキリがないのですが、それくらい良曲が多いです。
(多分)まだOST化されていないVer4.xのOSTも、今から楽しみです。

好みはあれど素晴らしく良曲揃いだった、このベスト盤。
ベスト盤に泣く泣く漏れてしまった他の曲も聴くために、全OSTを揃えたい欲求でウズウズさせられるほどに、とても良いベスト盤でした。
やっぱり全OST揃えようかなぁ。しかし、懐が。でも、欲しいしなぁ(以下エンドレス