[GMCD] NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks

PS4で発売されたA・RPG「NieR:Automata」のアレンジアルバム「NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks」が発売されたので、早速ゲットして一通り聴きました。
CD2枚組で、全20曲収録。
再生時間は、トータルで103分ほどです。

CD2枚組ですが、1枚目がOST収録曲のアレンジ集で、2枚目がゲーム未収録曲集になっています。
2枚目はなんだかいろいろな意味ですごいことになっているのですが、とりあえず1枚目について。

1枚目は、多数のアーティストが参加したアレンジ曲集です。
まずパッとセットリストを見たとき、選曲の納得感が強かったです。
NieR:Automataでよく聴く曲、人気のありそうな曲が、一通り揃っている感じです。
個人的には、この選曲には満足です。
「イニシエノウタ」や「エミール」も入っていたところが、NieR:Replicantからのプレイヤー兼BGM好きとしてはとても嬉しいところ。
選曲された方、さすがよくわかってらっしゃる。

で、肝心の曲の方ですが、こちらも特に不満は感じませんでした。
原曲があくまでBGMだったのに対して、こちらは原曲と原曲の流れるゲームシーンを踏まえて曲として自立させた感じです。
曲でゲームシーンを表現しようとしている、というか。
曲を聴きながら、「このアレンジはそういうことかな」と原曲の流れるシーンが脳裏を過ぎることも、しばしばありました。
特に「遊園施設」のアレンジは、聴く度に「お、おぅ・・・」と頭を抱えたくなるくらい狂気に満ちたアレンジになっていて、すこぶる満足です(褒めています

原曲の面影が色濃く残っているアレンジが多いので、聴いていて違和感を感じることも少なくて、すんなり聴けました。
「Weight of the World」が男声ボーカルで、最初に聴いたときこそ「お?」と思いましたが、それほど抵抗はなく。
むしろ、自分にはボーカルがニーア(前作の主人公)の声のように聴こえました。
こういうアプローチも面白いなぁ。

あと、「追悼」のパイプオルガンの荘厳な響きがすごく格好良くて、たまりませんでした。
「イニシエノウタ」のアコーディオン(かな?)も曲とすごくマッチしていて、郷愁感が半端ないです。
これ、生演奏で聴きたいです。

アレンジャーさんは、様々な方が参加されています。
別の作品で名前を見たことがある方が何人かいましたが、初めて名前を見た方もいました。
そのため、アレンジの方向性も十人十色なところが多少あります。
が、退廃的なところとか虚無感とか、大枠のところは外していないためか、妙な一体感もあります。
どのアレンジも原曲や原作ゲームの世界観を大事にされているようで、そこも好感を覚えました。

で、2枚目についてですが、ある意味問題作です。
2枚目には8曲収録されていますが、うち6曲は「生マレ出ヅル意思」、残り2曲は「取リ憑イタ業病」で、いずれも原曲に声を合いの手として乗せたようなものです。
この合いの手の影響で、ヒドい洗脳ソングになっています(褒めています
昨年末の大掃除の作業用BGMとしてこのアルバムを延々垂れ流していたら、原曲を聴いても合いの手が脳内補完されるようになりました。
そういう意味で、問題作です。

特に「生マレ出ヅル意思/社長」がヒドい。
ソロもヒドいが、デュエットはもっとヒドかった。
確か、DLC用のアレンジだと思うのですが、気になった方は一度聴いてみることをオススメします。
(2017年時の)スクエニの社長とプラチナゲームスの社長の声を、いい感じにノリノリな形で聴くことができます。
まさか、こんな形でメジャーCDデビューするとは思わなかっただろうなぁ。。。
ていうか、何やっているんですか社長・・・いいぞもっとやれ。

そんなわけで、1枚目と2枚目で随分毛色の異なるアルバムでしたが、個人的には両者で異なる楽しみ方ができて面白かったです。
1枚目はしみじみしながら、2枚目はトリップしながら、聴き入っていました。
# 冷静になって考えてみると、2枚目は聴き入っちゃダメなヤツかもしれませんが。
特に1枚目のアレンジは原曲や原作ゲームの世界観を踏まえたものになっているので、聴きやすいアレンジだと思います。
原曲絶対至上主義でなければ、一度聴いてみるのはアリだと思います。

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