[GMCD] OCTOPATH TRAVELER Arrangements -Break & Boost-

SwitchのRPG「オクトパストラベラー」(以下オクトラ)のアレンジアルバム「OCTOPATH TRAVELER Arrangements -Break & Boost-」が発売されたので、一通り聴いてみました。
全12曲収録で、再生時間はおよそ47分。

ちなみに、オクトラのOSTは結構がっつり聴き込みましたが、オクトラ自体はまだ未プレイです。
DL版は買ってあるんです、まだ一度も起動していないだけで(一番ダメなパターン

そんなわけで、ネタバレ全力回避中のため、ゲームの内容はほとんど知りません。
ただ、原曲は既にOSTで聴き込んでいて、曲だけは知っています。
そんな状態で、本作品を聴きました。

感想を一言で言えば、「めっちゃ良かった」です。

本作品の特徴は、前半と後半で楽器編成が異なる点。
前半「Break Side」の6曲はピアノ小編成、後半「Boost Side」はバンド編成。
購入前は、「Break Sideはたぶん間違いなく好みだけど、Boost Sideはどうかな・・・」という不安もありました。
バンドのガチャガチャしたサウンドは耳に痛くて頭に響くから、少々苦手だったりするのです。
が、前述の一言感想の通り、この作品のバンドサウンドはあまり苦手意識を気にすることなく聴けました。
聴覚に集中すると若干耳に痛いかなという程度で、耳障りという感じではなかったです。

アレンジアルバムという性質上、OST以上にゲームを知らなくても聴ける一枚になっています。
そもそもオクトラのOSTはゲーム未プレイでも十分聴けるアルバムでしたが、こちらはより一層これ単独でも聴けます。
OSTがゲームに寄り添って花を添える存在ならば、こちらはゲームから独立して音だけで魅せるような、そんな感じ。
「曲の評判の良さはよく聞くけれど、いきなりOSTは手を出し難いなぁ」という方でも聴けるのではないかと。

前半のBreak Sideはアコースティックなサウンドで、ゆったりした曲や心躍るような曲を歌い上げています。
どの曲も編成はとてもシンプル。
楽器の数で言えば、2, 3台という編成です。
しかし、奏でられた音色がもたらす表情が、ものすごく豊かで濃いです。
特に「決意」なんて、音数的にはすごくシンプルなのに、何故かすごい濃密。
叙情的というか情熱的というか、聴いていて胸が熱くなってきます。

Break Sideは公式サイトによると「ピアノ小編成」となっていますが、あまりピアノが前面に出ている感じはしません。
むしろ、弦楽器の方が目立っているように感じました。
自分の好きな「赤き断崖の集落」にピアノが入っていないから、その印象が強いのかもしれませんが。
なお「赤き断崖の集落」は、原曲以上にケルト音楽です。
好物が大好物になって帰ってきました。聴いているとワクワクしてきて、つい指でリズムを刻んでしまいます。

一方、後半のBoost Sideの方は、とにかくたぎる演奏の連発です。
原曲の時点でとても熱い曲でしたが、それが更に熱くなり、加えて激しくなっています。
特に「理を司る者」「旅路の果てに立ちはだかる者」「魔神の血を継ぐ者」の3連発が、もう本当に格好良いです。
この3曲が並んでいるだけでも卑怯なくらいヤバいのに、曲もヤバいくらい格好良いです。

「魔神の血を継ぐ者」は、自分の大好きなフレーズ(「ンタタタターター」の部分)がちゃんと入っていて、それが流れるたびに瀕死になります。
この部分、めっちゃ格好良いです。悶死しそうなレベルで格好良いです。
しかも2回も流れるんですよ、本当にもう、たまりませんね。

Break SideとBoost Sideで曲の方向性が全然異なるのですが、両方ともなんとなく空気感が似てるからか、全くの別物という感じはしません。
頭から通して聴いても、さほど違和感がないというか。
Break Sideの「ボスバトル2」からのBoost Sideの「バトル1」の流れが絶妙です。
さらに、Boost Sideでもヴァイオリンが多用されているからでしょうか、Break SideもBoost Sideも地続きな感じです。
片やピアノを中心としたアコースティックサウンド、片や電子楽器が中心のバンドサウンドなのに、なんとも不思議な雰囲気です。

なお、「ボスバトル2」はBreak SideとBoost Sideの両方でアレンジされているので、聴き比べてみるのも面白いです。
個人的な好みで言えばBreak Sideの方が好きですが、どちらも熱いアレンジで、どちらも好きです。

オクトラ待望のアレンジアルバムでしたが、とても格好良くて熱くてアレンジアルバムでした。すごく良かったです。
オクトラの曲が好きな方も、オクトラは気になってるけれど手を出せずにいる方も、ぜひ聴いてみてほしいです。
上記の公式サイトに試聴音源が公開されているので、気になっているけれど二の足を踏んでいる方は、まず試聴してみることをオススメします。

あわよくば、いつかオーケストラアレンジを・・・(オケサウンドが大好物なので言うだけ言ってみる

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