[ゲームRev] 死印

ホラーアドベンチャーゲーム「死印」のVita版を、DLCも含めてクリアしました。
プレイ時間は、DLCを除いた本編のみで10時間強、DLC込みで13時間弱。なお、トロコン未達成。
ちなみに、途中から攻略サイトにお世話になりっぱなしの邪道プレイでした。理由は後述します。

「死印」というゲーム自体は、TwitterのフォローさんがよくRTされているので、以前から気になっていた作品でした。
現代日本(正確に言うと、現在より20年程前の日本)が舞台で、怪異を扱った心霊ホラーということで、「流行り神」シリーズ(真ではない方)が大好きな自分のアンテナに引っかかったのでした。
そんなときに、PS Storeの何かのセールでVita版の「死印」が安くなっていたので、ここぞとばかりに購入。
10日ほど前から、並行プレイ中のゲームの合間にちまちまプレイし始めてみたところ、だんだんこちらの方の先が気になるようになってしまい。
気が付いたら、一気にガッとプレイしていました。

ストーリーは、とても自分好みでした。
心霊ホラーなので空気感がすごくジメッとしているし、事件が解決してもシコリのようなものが残って後味すっきりしないのですが、だけどそこが良いです。
「この後、どうなるんだろう・・・」と先の気になる展開も、とても面白かったです。

物語は、身体に刻まれた謎の痣「シルシ」から始まる、章立て編成です。
その「シルシ」を付けた怪異について探り、原因を解決していく物語になります。
怪異を探る過程は非現実的なところが満載だけど、原因となった出来事には現実的なところもあり、胸糞の悪さと物悲しさが混ぜこぜになった背景があります。
たぶん、「流行り神」シリーズが好きな方なら好きになれるのではないかと思います。物語の雰囲気がめちゃくちゃ似てます。

怖さについてですが、自分基準ではほとんど怖さは感じませんでした。
深夜に電気消してプレイしても余裕だったくらいの怖さです。
ただ、ホラー耐性付きまくっている身なので、あんまりアテにしない方が良いです。
グロいシーンが度々あるので、苦手な方は注意が必要です。

ついでに言うと、ややエロいイベントスチルも時々あります。
場合によっては、背後に注意が必要かもしれません。

登場人物は、いずれも一癖以上にクセのある人物ばかり。
そんな登場人物たちですが、出会ったばかりの頃は「うわ、なんだこいつ、ムリ」と感じても、最終的には「良いところもあったな」と憎めなくなりました。
死線を共にするからでしょうか、欠点も多いけれど、それ以上に愛着が湧いてきます。

個人的に一番の推しは、主人公。
淡白で冷静だけど、自分に害を為す怪異に対しても非情になりきれない面に好感。
ホラーゲームの主人公によくある、大体において不憫なところ、苦労してるのにあまり報われないところも高ポイント。
プレイヤーにとって一番長く付き合うことになるし、常に主人公の一人称で語られるから感情移入しやすいこともあって、とにかく主人公推しです。

そういえば、この主人公、探索中にとんでもないところに手を突っ込んだり、とんでもないものをひょいひょいバッグに放り込んだり、意外な豪胆さを見せたりします。
慎重かと思えば大胆だったりして、慣れの問題とか感覚が麻痺してるとか、そういうレベルを天元突破しているような。
いや、そういうことをしないと話が進まないし、そうしないと自分や仲間が死ぬっていう状況だから、わからないでもないですが・・・行動力がすごいです。

主人公以外では、真下が好きです。
どこが良いのかよくわかっていないのですが、なんか好きです。
人を顎で使うような自己中心的なところが目立つけれど、稀に見せる気遣いと熱さと頼もしさとの意外性、でしょうか。
真下もしくは主人公好きは、DLCまでプレイした方が良いです。大門先生好きもDLC楽しめるかも。

システムは、テキストアドベンチャー特有のテキストを読み進めるパートの他に、現場を歩き回って怪異について調査する探索パートがあります。
この探索パート、一見難しそうに見えますが、そうでもなかったです。
探索ポイントが限られているので、総当たりでもほとんどなんとかなります。
あっちで調べて道具をゲットしたら、次はこっちでその道具を使って扉破って・・・と手順を踏まないと先に進めないところもありますが。

一番難しかったのは、「デッドリーチョイス」と言うシステムです。
制限時間内に正しい選択肢を選ばないと、次の選択肢の制限時間が大幅に減らされるか即死、というもの。
どちらかといえば、間違えると即死のパターンの方が多いです。
これが、結構面倒くさい。総当たりすればいずれ突破できるので難しくないのですが、面倒くさい。
話の先が気になって仕方ない時に限って割り込んでくるので、それも面倒くささに拍車をかけています。、
制限時間が設けられていることで緊張感が増しているのですが、ヒントが少なく、あっても分かり難いので、一発で突破するのは至難の技。
序盤のデッドリーチョイスで一撃死食らいまくって心が折れたことが、攻略サイトに頼りっきりになった理由でした。
もうちょっと、ヒントが欲しかったです。

ヒントが少ないと言えば、各章の最後に怪異との対決イベントがあるのですが、それに関するヒントも少ない気がしました。
こっちはデッドリーチョイス以上に難しく、探索パートナーと道具の選択をミスると、いくらやってもクリアできません。
特に探索パートナー選択。もうちょっとヒントが欲しかったです。

とまぁ、システム的な面(特に操作性)に細かい引っ掛かりを感じたものの、ストーリーの面白さで全部水に流せるくらい自分のツボを直撃したゲームでした。
主人公とメリイ(と真下)が怪異の絡む事件を解決する「九条館シリーズ」として正統続編を制作してほしいと願うくらい、好きな作品になりました。
攻略サイトがないとやや難しいけれど、心霊ホラー系のアドベンチャーゲームが好きな方にはオススメです。

今ちらっと調べたら、開発元のエクスペリエンスの新作「NG」に「死印」の主人公が出てくると知って、少しやりたくなってきてます。買ってこようかな。
TwitterのTLに流れてきたRTによると、開発元が「流行り神」とのコラボも望んでいるっぽいので、そちらの実現もお待ちしております。編纂室組の「流行り神」でぜひ。


[2019.05.06 以下加筆]
これより下は、ネタバレを含む章ごとの感想(とほんのり考察)になります。
まだクリアしていない方はご注意ください。




きっと他でもがっつり考察されていてN番煎じもいいところだと思うけれど、1ヶ月ほど悶々とした挙句、自分の中でも消化してみたくなったので、細かい感想とゆるい考察を箇条書きでつらつら書き連ねます。
これより先は「死印」および「NG」のネタバレをガッツリ含むので、まだクリアしていない方はご注意ください。


※前提
・Vita版「死印」クリア(DLC含む)
・PS4版限定版を追加購入し、ボイドラ「災厄の目醒め」&設定資料集鑑賞済み
・ボイドラ「九条館の日常」のDLC版は全部聴いたが、CD追加分の「うまいコーヒーの淹れ方」だけ聞けていない
 →PS4版「NG」限定版を追加購入して聞いた
・「死印」ノベライズは読了、コミカライズは2019年4月末日までに発刊済みのものは全部読んだ
・Vita版「NG」クリア済み、ただしノーマルエンドだけ見ていない(グッドとバッドは見た)
・「NG」ボイドラCD鑑賞済み
・EXPチャンネルの1st, 2ndシーズンはあまり見ていない(2019年4月回以降の3rd以外は、2018年1月回(居酒屋九条館)のみ)

という、やや中途半端な感じなので、公式との解釈違いが多分にあるかもしれませんが、ご了承ください。

「死印」ボイドラCDの再販してくれないかなぁ、噂のシュガーおじさん聞きたいです。
今夏発売予定らしい初期設定ボイドラに合わせて、再販をぜひお願いします。


【第一章 花彦くん】
・時間を確認するために左腕を見たっていうから、八敷さん右利きか。利き腕にシルシ刻まれてるってことか。
・「メリイ」の元ネタは、都市伝説の「メリーさん」?
・萌の質問に「九条サヤの親戚」と答えると「目元が似ている」と言われるのは、クリアした今にして思えば、伏線だったのか。
・つかさくんの毒舌はともかく、突然のゲス顔に「お、おぅ・・・」と絶句するまでが、きっとテンプレだと思ってる。
・廃校調査、初回プレイ時、操作に慣れるまでがたいへんだった。
・デッドリーチョイスが即死系ばかりで、何気に心を折られまくった。
・プレイ前から同人誌即売会のパンフレットで「死印」サークルさんのカットが目に留まる度に「なんか、某兵長似の目付き悪いヤツがいる」と気になっていたけど、お前か真下ぁぁぁっ!
・というのが、真下初登場時の第一の感想。
・しかも、曰く満載の部屋に置かれた汚れたベッドの下から這い出てくるとか、なんという強烈なファーストコンタクト。
・普通に考えたら恐怖しかない出会いシチュエーションなのに、妙に冷静な八敷さん。
・職員室あたりの各キャラの流れって、

八敷さんとパートナーが花彦くんと遭遇していたタイミングで、真下が何かやらかす(踊り場の鏡が割れるような何か?)
→花彦くんが真下追跡
→花彦くんに追われた真下が職員室→職員準備室→地下室に移動
→花彦くんが職員室に移動
→花彦くんの後を追うように、山下警備員も職員室へ(真下と花彦くんの騒ぎを聞きつけた?)
→花彦くんと遭遇した山下警備員が、花彦くんに襲われ悲鳴
→悲鳴を聞き付けた八敷さんとパートナーが職員室へ

 ていう感じで合ってるのかな?
・プレイ前から顔だけは知っていたキャラだったものの、高圧的で自分勝手で、どうしてこんなキャラが人気あるのか不思議だったけれど、後半で真下をパートナーにしたら意識障害発生時に八敷さんが真下の手を引く事態になり「あ…」といろいろ察し。
・そんなわけで、怪異との対決で真下を連れていくことにこだわっていたら全然クリアできなくて、何回も八敷さんの断末魔の悲鳴を聞く羽目に。八敷さん、ごめん。
・パートナーを真下のままでクリアしたかったんだよ・・・・! わかれよ・・・っ!
・このゲーム、デッドリーチョイスとかでゲームオーバーになると時間を巻き戻せるけれど、巻き戻す前の記憶が八敷さんに残るっていうタイムリープ要素があったらと考えると妄想が捗る。
・もしくは、時間遡行能力がメリイにあって、八敷さんに何度も恐怖と絶望を与えるために時間を巻き戻すとか。この場合、記憶保持はメリイの方か。
・いっそ、メリイと八敷さん両方というのも、こう、そそられるものが・・・(戻ってこい
・あと、1周目破壊ルートの記憶引き継いで2周目浄化ルートとか、2周目でパートナー変更しても破壊ルートとか、二次創作の定番だけど、もえるよね(あえての平仮名)。

【第二章 森のシミ男】
・真下が残ってくれたぁぁぁぁぁ!
・あれだけの人気キャラが第一章だけで去るとは思えなかったけど、第二章も助けてくれるのは純粋に嬉しい。
・メリイ、GJ!
・第一章の終わりあたりから、真下って口と目付きはすこぶる悪いし態度デカいけれど根は優しいヤツなのかも、と考え直しつつあった。
・そうこうしているうちに、分かりやすい不良キターッ!
・初回プレイ時、シルシのない真下を連れてくのもなぁ・・・と思って翔を連れてったら、意外と性格真っ直ぐでとてもチョロいヤツだった。可愛いかよ。
・2周目以降は、シミ男と因縁アリな真下を連れて行くのがデフォになった。
・少々話が飛ぶが、「NG」ボイドラ第一話で出てきた真下の台詞「蜂蜜は遠慮する」がとても好き。
・途中で出てくる死霊の皆さんに対して、全く動じない八敷さんの凄さ。怪異に慣れるの早過ぎ。
・木村正男は、面倒くさそうだなと思った。いきなりキレるとか、意味わからん。
・とはいえ、90年代後半っていうとバブル崩壊後だから、あーうん、そうね、という気もする。
・黒ウサギを追いかけていきなり突っ走る八敷さん。
・黒ウサギの鳴き声、最初は違和感あったけれど、一周回って段々可愛く思えてきた。
・クリスティって、どう考えても、元ネタは十中八九たk(以下、自主規制)
・シミ男の圧倒的嫌悪感。あの八敷さんが精神的特大ダメージ食らってるって、どんだけ。
・真下、警察官辞めてるはずなのに、なんで拳銃持ってるの? どこで入手したん!?
・後半は、初回プレイ時から真下を連れてった。必要なときだけ、クリスティとチェンジ。
・意識障害時に、再び真下の手を引くことになる八敷さん。またか。
・怪異との対決時に、八敷さんが真下(or 翔)をぶん殴るとは。驚いた。
・シミ男って、死ねなかった存在というより、蜜蜂に生かされ操られている存在だと思ってた。種の繁栄は生物の本能だし、そのためには巣の大量生産が不可欠で、それで蜜蜂に利用されているのかと。
・第二章解決後、真下離脱。ようやく真下の優しさに気付けたのに。マジか・・・寂しい・・・。

【第三章 くちゃら花嫁】
・金髪美少女人形を抱えて夜の樹海を歩く中年男性。どう考えても通報案件です。怪しさしかない。
・そして、満更でもないメリイ。
・すずちゃん、可愛い。家庭の事情が重いけど。
・インスタントカメラ、あったなー。懐かしい。
・くちゃら花嫁は、同情せざるを得ないレベルで切ない。これは怪異になっても仕方ない。
・5年前の事件の犯人は同情の余地なしというか、自業自得というか、それすらも生温い。
・最後、くちゃら花嫁が電話越しに謝ってくるのが、本当に真面目な人だったんだなぁと。

【第四章 ずぅ先生】
・「九条家は早世」というのが、身近に似た事例があるため他人事に思えない。自分の家系の主が3代(4代?)立て続けに60歳未満で亡くなっていて、「呪われてる」とまで言われたことがあるので。。。
※個人的には、循環器系の欠陥を引き起こしやすい遺伝情報が優性であることと、不幸な事故が重なっただけだと思ってる。その遺伝情報こそが、代々受け継がれてる「呪い」なのかもしれないが。
・メリイの途中退場は、正直意外だった。おおぅ。
・山下警備員の遺体発見時、安岡さんの母性に癒される。
・理科と算数と社会のテストが、普通に学力テストだった。
・CH3CH2OHって、エタノールか。高校化学の無機で覚えたな。
・暗算が苦手な理系人間なので、ダチョウの問題で手こずるなど。
・動物の首の切断面に手を突っ込むとか、八敷さんすごいな。なんというか、すごいっていう感想しか出てこない。
・八敷さん、ヨーロッパを旅していたならドイツ語は読めそうな気がする。記憶なくしてるから読めないのか?
・ずぅ先生との対峙は、何周やっても何故か手こずる。最後のトドメで「あれ、どれ選べばいいんだっけ?」てなる。
・夜明けが近づいて休みに入るときの八敷さんが、すごく当主様。

【第五章 観音兵】
・大門先生が、なんか好き。優し気でおっとりしていても、理路整然としてるところとか。
・モールス信号は、ミステリ好きの電気・電子・情報処理系人間としては、いろいろ心をくすぐられるものが。
・冷水に流されるシーン。八敷さんが死に直面するのはこれまで何度もあった(何度も死なせてしまったこともあった)けど、短時間でも意識を失うシーンってこれが初めてでは?
・水に浸かっても、カバンの中身って平気なのね。完全防水加工?
・生首をカバンに入れる八敷さん。ちょ、それは・・・入るのか?
・ある意味、カバンが怪異。「九条館の日常」第三話の皆の反応は正しいと思う。
・でも、ものすごく機能性高そうだから、そのカバン俺も欲しい。仕事用に使いたい。
・とはいえ、当主様の持ち物だから、お値段それなりに高そう。
・怪異戦、空砲銃を自分に向けて撃ったのは、八敷さんの意思ではなく操られてた?
・操ったのが、八敷さんの内にいる九条正宗という可能性。
・ひたすら神楽鈴を振りまくる広尾ちゃん。
・八敷さんが軍刀振るうの、初回プレイ時は「え、使えるの?」と驚愕だったけど、2周目以降は「あー、使えそう」と納得に変わるあたり、マジ当主様。
・ノミを持って駆けつけてくるの、初回は大門、2周目はバンシーだったけど、大門の方が好きだな。
・欲を言えば、ノベライズ版の真下が理想。
・「夏越の祓」の話のとき、バンシーの「今日が7月の第一日」発言から逆算して、さらにPS4限定版のボイドラ他もろもろを考慮すると、本編+αの時系列はこんな感じ?

7年前
 九条正宗、当主就任(九条村雨死去に伴うもの?)
5年前
 メリイ発見、覚醒
数年前
 九条正宗が行方不明→九条サヤが当主の座に
5月中旬~下旬?
 九条正宗、メリイを放置できないと判断し帰国
 →九条館に辿り着くも、帰国の経緯・道中に関する記憶喪失
 (記憶の欠如が見られるから、既にシルシ付き? or シルシがなくても記憶を消せた?)
 (ボイスレコーダーに記録を残したのも、この頃?)
6/1頃
 メリイが九条正宗を操って念持仏を取り出させて、完全復活
 直後、復活したメリイからシルシの力を授かった花彦くんが、九条サヤにシルシ付与
 メリイに念持仏を戻すも、効力は戻らず
6/21
 九条正宗が念持仏をH神社へ奉納
 →帰路の途中、バンシーと遭遇(この時点で元凶の正体に関する記憶喪失)
 →バンシーから解放された後、痣の噂話を耳にする(ゲーム冒頭シーン)
 花彦くんの呪いによって九条サヤ死亡
 九条正宗の記憶完全喪失&八敷一男誕生
6/21~22
 花彦くんと対峙
6/24~25
 森のシミ男と対峙
6/27
 H神社前でメリイと黒ウサギ対面
 黒ウサギがH神社から念持仏を持ち出す
6/27~28
 くちゃら花嫁と対峙
6/30
 メリイ破壊、黒ウサギ死亡
6/30~7/1
 ずぅ先生と対峙
7/1~2
 観音兵と対峙
 怪異メリイ戦
9/1頃
 メリイの再封印完了
9月中?
 雨の赤ずきんと対峙

・うーん、もうちょっと再考が必要かも。
・「ずぅ先生」前後の黒ウサギの動向は:

念持仏をH神社から持ち出す
→九条館へ運び入れ、九条サヤの血痕の中心に置く
→決死の覚悟でメリイに襲い掛かる

 て感じか。
・黒ウサギが念持仏を九条サヤの血痕の中心に置いたのは、サヤの血に含まれる霊力によって念持仏の在処をメリイから隠すためかな。
・マスターキーはメリイが隠し持っていた説を推したい。
・怪異メリイの絵面は、初見時ちょっとビビった。
・念持仏の50年分の穢れすら払っちゃうサヤさんに、メリイへの強い恨みと兄への深い愛情が垣間見える。
・仲の良い兄妹だったんだろうなぁ。設定資料集にあった、サヤの髪を結う正宗兄さんのイラストが、すごく好き。
・八敷さんとメリイのタイマン対決、熱かった。
・死して尚、最後の最後まで兄を守るサヤさんも、泣ける。
・メリイが八敷さん好き過ぎ案件。
・ボイレコで初めてまともに八敷さん(正確には九条正宗だけど)の声聞いて、なにこのイケボすっごいツボなんですけど!と大歓喜。
・印人たちはこのイケボをずっと聞いていたのか。しかも、あの性格であのスタイルであの顔だぞ。なんだそれ、うらやましいぞ。
・最後の選択肢で「許せなかった」を選ぶと、九条正宗の記憶を取り戻しつつも八敷さん自身が正宗と認められない展開になるのは、これはひょっとして二重人格フラグですか!? なにそれ超俺得展開!!
・九条正宗は「大を生かすためなら小を切り捨てることも厭わない」冷徹さ・冷酷さがあるけど、八敷一男は「全員を救う道を最後まで諦めない」優しさ・甘さがありそう。
・本質的には八敷さんの性格がベースだけど、九条家の一員(あるいは当主)としての経験(記憶)から冷徹にならざるを得ないことや、他人を巻き込まないために近親者以外を遠ざけていたこともあって、正宗みたいに人付き合いを極力しない内向的な人物になっていった可能性も。
・そういえば、八敷さんの名前には、「九」条-「八」敷=「一」(記憶)、ていう意味も込められているのかな。記憶が無くなったところで、本質や因果は変わらない、みたいな?
・「死印」の正統続編があるなら、百鬼夜行絡みでメリイの助けが必要になって、八敷さんとメリイで契約関係結んで、真下も加えたチームを組む展開がいいなぁ。
・いっそ、メリイと真下で八敷さんの取り合いをすればいい。
・で、その間でオロオロする愛され&ずれピュアな八敷さん。
・ケンカするメリイと真下の仲裁に入って、「論点が違います」「そこじゃねぇっ!」って双方からツッコミを入れられれば良いと思う。
・「NG」を見る限りでは、八敷さんと真下はともに行動しているようなので、そこのところもっと詳しく。
・まさか、メリイ=ロゼってことは・・・ないよなぁ、さすがに。メリイの八敷さん大好きっぷりとロぜの「中年男は守備範囲外」ってところが相反するしな。

【第六章 雨の赤ずきん(DLC)】
・本編含む全シナリオの中で、このシナリオが一番好きかもしれない。
・シルシによる死へのカウントダウンがないのに、ジメッとした死印らしい空気感と徐々に高まる緊迫感があって、これ書いたシナリオライターさん本当すごい。
・八敷さんが元印人たち皆に慕われているのが、なんか好き。
・しかも、慕われている事実に気付いていないし、その重要性にも気付いていない、天然な八敷さんが良い。
・本名が「九条正宗」と判明しても、元印人たちからの呼び名は「八敷一男」のままなのか。それ、なんか良いな。
・ボイス付き台詞が多い。特に真下。
・広尾ちゃんがとても良いキャラ。怪異を口では否定しても怖がりなところとか、「まてコラー!」とか。
・あと、意外とセクシー担当。広尾ちゃんのナイスバディと、冷静にキョドる八敷さんのピュアっぷり。
・八敷さんの頭痛の描写が、片頭痛持ち目線で見るとめっちゃ的確で「それだっ!」と思った。片頭痛の発作起こるとマジで動けなくなるんだよ。3日目朝の描写がほんとそれ。このテキスト書いた人も片頭痛持ちなのかな?
・八敷さんの頭痛に対して、テキパキと診断・行動する大門先生。
・八敷さんのズバ抜けた発想力と行動力の本領発揮。どこにでも躊躇いなく手を突っ込んで探るの、ほんとすごいよ。
・分電盤のスイッチ固定は、なんかすごかった。発想が。
・八敷さん、怪異が絡むと、途端に人を遠ざけようとする傾向があるような。九条家の宿命を理解した上で、巻き込みたくないからなのだろうけど。真下以外は。
・真下には殺しても死ななそうな図太さと鍛力があるし、元刑事で死の現場を何度も経験しているからか八敷さんと似た闇を纏ってるし、彼だけは怪異絡みでも背中を預けられる存在なのかも。
・3日目のパートナーは真下なのか。やっぱり一番安定感があるな。
・本編プレイ時から思ってたけど、不意に発動する八敷さんのメトラー的能力は、それなりの霊力とか素質とかがあるから発動するのかな。「NG」の鬼島のようなコントロールはできていないみたいだけど。
・蜘蛛で錯乱する八敷さん。過去の映像で錯乱状態になるなんて、これまでになかったような。それだけ感情移入しているのか、精神的に参っているのか。
・一人で怪異の元へ乗り込む八敷さん。やむを得ないし格好良いけど、どこか行ってしまいそうな危なっかしさもあって、すごくハラハラした。
・窓から引きずり落されそうになった八敷さんを真下が間一髪で助けるシーン。なにこれ胸熱。真下、最高かよ!!
・やっぱり最後に頼れるのは真下だった。
・この胸熱シーン、カタルシスみたいな大興奮は間違いなくあったんだけど、それと同時に、ニュートン力学の運動方程式と八敷さんの体重が瞬間的に頭を過り、八敷さんも真下もよく肩の骨外れなかったなと思ったあたり、自分の理系脳が若干恨めしくもある。素直に楽しめよ俺。
・あれだけの仕打ちを受けてもなお、蜘蛛の死骸を丁寧に拾う八敷さんの非情になり切れない性格、率直に言ってとても好きです。
・真下が八敷さんに言い放った「だから貴様の周囲には闇が付き纏う」は、もうどうしようもないんじゃないかな。九条家とメリイの因縁があるうちは、闇から逃れられないだろうし。真面目で責任感が強くて、怪異絡みとなると全部一人で抱え込んじゃう八敷さんが、九条家の宿命を途中放棄するとは思えない。
・八敷さん、真下の誘いを断ったり、怪異事件に関わるのを避けたりする言動をしておきながら、「NG」のDマンのカードではガンガン活躍してるの、「死印」と「NG」の間で何か心境の変化があったのだろうか。百鬼夜行を放っておけなくなったからとか、九条家当主としての使命感からか。
・「NG」バッドエンドでは、後者のニュアンスの方を強かった気がする。
・あ、百鬼夜行を追っていれば、メリイを消滅させる手掛かりに辿り着けるかもって、考え直したのかな?
・そうすると、死印組とNG組が共闘する展開もアリなのでは。人形怪異(メリイ、かくや)を滅するっていう共通の目的ができるから。
・ほんと「死印」と「NG」の間で、八敷さんに何があったんだ。わざわざ太平洋沖の離れ小島まで出かけていたみたいだし。説明plz。

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