[ゲームRev] OCTOPATH TRAVELER

Switch用RPG「OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)」(以下、オクトラ)の全メインストーリークリアおよび隠しボス撃破までプレイしました。
プレイ時間は、全メインストーリー完遂時点で約90時間、隠しボス撃破時点で約120時間。
気が付いたら、今年の3月下旬から延々とプレイしていました。
まぁ、とある別のゲームと並行プレイしていたから、余計に時間がかかったのかもしれませんが。

なお、サブストーリーは制覇していません。
クリアしたサブストーリーは、全体の3分の2ぐらいでしょうか。

オクトラの存在は、発売前から知っていました。
その時の印象は、BDFFの開発メンバーが制作している完全新作らしいというもので、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
とりあえず様子見を決め込んでいたところ、あちこちから「面白い」という評判が続出。
早々にゲームをプレイした友人も「面白い」と言っていて、そのあたりから気になり始めました。

プレイまで後押しした決め手となったのは、OSTの良さ。
ゲーム自体の評判とともに急上昇したBGMの評判の良さがゲーム音楽好きとしてとても気になり、ゲームプレイ前にまずOSTを購入して聴いてみたところ、これがめちゃくちゃ格好良い神曲揃い。
特に、位置的にラスボス戦と思われる曲がとても好きで、ゲーム中にどんな風に流れるのか非常に気になったことが、ゲーム本体を購入する決定打になりました。

で、そうこうするうちにライブイベントの開催が決定。
運良くチケットがゲットでき、これはライブまでにゲームをクリアせねばなるまい、という使命感に駆られ、ひたすらもさもさ2か月もプレイしていました。

それだけ長時間延々プレイし続けても飽きなかったのは、ひとえにバトルの面白さだと思います。
とにかくバトルが楽しかったです。
数ターン耐えて貯めたBP(ブーストポイント)を一気に開放して、敵の弱点を突いてブレイクしてからの一掃する爽快感が、たまりませんでした。
また、Lvを上げればキャラがしっかり育っている実感も明確に感じられたので、単調作業になりがちな経験値稼ぎが本作ではそれほど苦になりませんでした。
RPGはどちらかと言えばストーリー重視派な自分ですが、オクトラはストーリーだけでなく、バトルもとても楽しかったです。

とはいえ、Lvも80ぐらいまで上げるとなかなか上がり難くなり、いくらバトルが楽しいとはいえ、そのあたりが限界でした。
幸いにして、全キャラLv80以上にしたあたりで隠しボスまで倒せたので、楽しさが苦痛に転じる前にやり切れましたが。

バトルで重要になってくるのが、「ジョブ」と「サポートアビリティ」。

まず「ジョブ」について。
各キャラには、変更不可のベースジョブがそれぞれ設定され、そこに更にバトルジョブという付替え可能なジョブを付けることができます。
この2つのジョブを組み合わせて、戦略を練ることになります。
ジョブによって使える技が大きく異なるため、ダンジョン攻略では敵の特性を考慮して、どのキャラをPTに加えて、そのキャラのバトルジョブを何にするか、という点に頭を捻ることになります。

さらに、「サポートアビリティ」によってキャラの性能を強化することができます。
これらの「ジョブ」と「サポートアビリティ」の組み合わせが、戦略上の要になります。

とはいえ、メインストーリーに関して言えば、Lvを十分に上げていれば深く考えなくても力技で敵をぶっ飛ばせます。
「そんな小難しい戦略なんて、考えるのが面倒だ」という方でも、Lvさえ上げればボコれるので心配無用です。
自分も、どちらかと言えば、戦略をアレコレ練るよりは、Lvを過剰に上げてボスをボッコボコにする方を好むタイプなので。
メインストーリーであれば、Lv60ぐらいあれば、かなり余裕でボスをボコれます。

強敵が出現する一部のサブストーリーでは、ジョブとサポートアビリティの組み合わせがとても重要になります。
逆に言えば、ジョブとサポートアビリティの組み合わせに失敗すると、簡単に全滅します。
被ダメが半端ないので、一撃死も余裕であります。

特に隠しボスは、本当に苦労しました。「隠しボス」というだけあって、ものすごく強かったです。
Lvを全キャラ80以上にし、攻略サイトを参考にしつつジョブとサポートアビリティを組み合わせて戦いに挑んだところ、本戦前の前座も含めておよそ3時間の激闘の末、なんとか撃破。
めちゃくちゃ疲れましたが、その分達成感も半端なかったです。
まぁ、あまりにも疲れたので、再戦はしばらく勘弁願いたいですが。
こんなに疲れたRPGのバトルなんて、久しぶりだなぁ。

なお、前述の「OSTで気になったラスボス戦っぽい曲」は隠しボス戦の曲だったのですが、バトルに集中し過ぎてBGMを聴くほどの余裕はありませんでした。
「やっべ、HP無くなりそう!全滅しそう!」とか「せっかくかけたバフが消された!」とかで、隠しボス戦中は脳内大騒ぎ状態だったので。
少々勿体ないことしたような気がします。
まぁ、OSTでいくらでも堪能できるから、それはそれでいっか。

次に、ストーリーについて。
メインストーリーでは、8人の主要登場人物に纏わる8本の物語が紡がれます。
最初、8人の主要人物の中から主人公を1人選ぶのですが、誰を選んでも大きな問題はありません。
別の登場人物がPTインするタイミングで、回想シーンとしてそのキャラの背景を辿ることができます。
周回プレイしなくても、全キャラのストーリーを追えるのは、とても素晴らしい配慮だと思います。

ちなみに、自分は主人公にサイラス先生を選択。
理由は、見た目でも性能でも巷の評判でもなく、単に最初に表示されたカーソルから一番近いところにあったアイコンがサイラス先生だったから。
自分でも呆れるくらい、わりと、どうしようもない理由です。
ただ、最後までプレイした今では、メインキャラクターの中でサイラス先生が一番好きです。
ああいうおっとりした無自覚天然ボケ学者肌キャラ(ただし、怒らせると怖い)が、高確率で自分の好みにハマるのだと思います。最近、なんとなく気付きました。

魔法使い系キャラを主人公にすると序盤ですごく苦労するというのが、世のRPGではよくあるパターンなのですが、オクトラに関してはあまり苦労しませんでした。
サイラス先生が最初から使える属性魔法がデフォルトで全体攻撃な上に弱点を突くのに有用で、しかも強力。
Lvアップ時にはHP/SPが全回復するし、さらに魔法を使うのに必要なSP回復アイテムが序盤からかなり豊富に入手できたため、魔法撃ちまくって敵を殲滅しまくっていました。
あの爽快感、たまりません。

メインストーリーは、どのキャラのものも面白かったです。
章立て構成だったので、当初はこじんまりとしたミニシナリオを寄せ集めた感じなのかなぁ、と軽く見ていましたが、とんでもない誤解でした。
どれも重厚で、考えさせられるところがあります。特に後半。
また、NPCも含めた登場人物たちの迷いや決意などもしっかり描かれていて、息吹を感じました。
さらに、各キャラがそれぞれ明確な目的を持って、しっかりと「旅」をしている感じが出ていたところも好印象です。

あえて1つ好きなシナリオを選ぶなら、サイラス先生でしょうか。
第二章あたりから一気に血生臭い展開になるのが衝撃的で、印象に残りました。
たぶん、こういう仄暗い雰囲気、自分好みです。

そういえば、登場人物は2Dドット絵、背景や演出は3Dでゴリゴリ描かれいる点も、ユニークというか興味深い点でした。
登場人物が2Dドット絵なので、操作感も古き良き時代のRPG。
それでいて、背景は3Dで描画されているから、見惚れるほどの美麗さがあり、また強い遠近感が加わえられています。
そして、演出も3Dだから、カメラワークがゴリゴリ動く。
そんな懐かしさと新しさが乖離せずに絶妙なバランスで融合しているのが、とても面白かったです。
これは、実際に動いている画面を見て実感してもらいたいです。

他にもオクトラの良さはたくさんあるのですが、とても語り尽くせません。
それほどまでに、プレイしていて楽しいRPGでした。
スマホで前日譚的な物語が描かれるそうですが、最後までクリアした今、そちらも気になってます。

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