[GMCD] STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack

FINAL FANTASY XIVの拡張パッチ4.0~4.3のゲーム内音源を収録したOST「STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」を一通り聴きました。
OST自体は、もはやお馴染みのBlu-ray映像付きディスク仕様。聴いたのはその中に入っていたMP3音源です。
収録曲数は、全105曲。
再生時間は、トータル約6時間10分ほどです。

前作「THE FAR EDGE OF FATE」がいつもより小振りだなぁと思っていたら、今作「STORMBLOOD」はとんでもないボリュームになって帰ってきました。
とはいえ、立て続けにFF14のOSTを聴いていたためか、ある意味容赦がないとも言えるこのボリューム感にすらFF14感を感じている時点で、自分の感覚は少々ズレてしまったような気がします。
いやまぁ、良い楽曲を浴びるようにたっぷり聴けるので、不満も問題もありはしませんが。

というわけで、「BEFORE THE FALL」と「THE FAR EDGE OF FATE」から引き続きのFF14のOST3連続です。
ようやく「STORMBLOOD」まで辿り着きました、
今年の初春に勢いでベスト盤を購入し聴いたときは、「ベスト盤だけじゃ物足りないからOSTを余すところなく全部聴きたいけど、今からこれを1枚ずつ揃えるのは骨が折れるな・・・」と半ば諦めを抱いていたものです。
それが、その後のアレコレの影響と幸運に導かれるように、気が付いたらあっという間にFF14のOSTが積み上がっていました。
未来のことなんてわからないものだな。うん。

とはいえ、まだ「HEAVENSWARD」を聴けていないので、完走には至っていませんが。
ちょっとポチれば良いだけなのですが、その一歩がなかなか難しいのです。

閑話休題。

FF14のゲーム自体は、相変わらず未プレイの非ヒカセンです。
最近実装された「漆黒のヴィランズ」の評判がとても良いので気にはなっているのですが、FF14の世界にこれから単身で飛び込むのは、清水の舞台から飛び降りるぐらいの勇気が必要なレベルではないかと。特に、人と会話をするとものすごく言葉を選ぶし後で後悔するしと、とても疲れるタイプのコミュ障なので。
プレイまでの壁が、とても、高いです・・・(遠い目

そのため、OSTに収録された曲たちがどこでどんなシーンで流れるのかは、いまだにさっぱり把握できていません。
でも、FF14の曲はとても好きです。ゲーム知らなくても好きです。

で、今作についてですが、一通り聴いてみたところ、全体的に和風テイストやケルト音楽、エキゾチックな楽曲が多いことと、過去作品のアレンジ曲が多かった印象を抱きました。

まず、テイストについて。
これまで聴いてきたFF14のOSTはどれもオケかロックが大多数を占めていたのですが、今作ではそれ以外の雰囲気の曲がかなり多いです。
和風テイストな楽曲としては、「紅の夜明け ~クガネ:昼~」や、日本の祭りのような太鼓の勢いがある「終始 ~蛮神スサノオ討滅戦~」、三味線や尺八(かな?)が合いの手として入る「月亮門 ~解放決戦 ドマ城~」などがあります。
どちらも和風オケという編成なのでそれほど強い和風感はなく、昨今の和風テイストのゲーム音楽に慣れていればすんなり聴けると思います。
また、中には「啓示 ~蛮神スサノオ討滅戦~」という直球で”ザ・日本の祭”と言わんばかりの曲もあります。こちらもこちらで何気に好きです。
あまり強い和風の曲は好みではないことが多いのですが、これは振れ幅が思いっきり吹っ切れていて逆に好きになれそうです。

ケルト音楽っぽさと言えば「父の誇り ~ヤンサ:昼~」。
優しく響く弦と笛の音が軽やかな、シンプルで穏やかな曲です。
この曲の雰囲気がかなり好きです。好物です。一発で好きになりました。

エキゾチックさで言えば、ボーカルの付いている「月下彼岸花 ~蛮神ツクヨミ討滅戦~」や「美の謀略 ~蛮神ラクシュミ討滅戦~」が筆頭かと。
この2曲の存在感が半端ないです。
なんとも表現し難い妖しげな雰囲気を放つだけに、妙に耳に残る曲です。
曲名から察するに、この曲を聴きながらバトルするのでしょうか。なにそれ熱い。

あと、OSTを頭から通して流してようやく、最後の「美の謀略 ~蛮神ラクシュミ討滅戦~」の人気が分かった気がしました。
ベスト盤で聴いたときは「ふーん、この曲が人気あるのかぁ・・・」程度にしか感じなかったのですが。
前の曲からの流れがあると、この曲の良さが一層引き立ちます。

とはいえ、オケやロックが全くないわけでもなく。
他作品よりもそれ以外の雰囲気の楽曲の割合が高い、という程度です。
そういう意味では、多国籍感というか無国籍感というか、表現が良くないですがごった煮感がすごくあります。
まぁ、強過ぎるロックサウンドでなければどれも好物な雑食なので、個人的には聴きながら「うっはー♪」という恍惚感があったりもしましたが。

なお、過去のOSTと似たような雰囲気の曲の中では、「龍の尾 ~神龍討滅戦~」がものすごく好みでした。
自分にとって、好きにならない要素が見つからないレベルで好きです。
それと、チップチューンの「うぃざーどりー」も、何気にツボりました。
どこがどうツボったのか分からないのですが、なんか好きです。

次に、過去作品のアレンジ曲についてですが、これまでのどのOSTよりも比重が高い気がしました。
まず、FF5のラストダンジョン~ラスボス戦で聴ける曲のアレンジは、意外に感じました。
正確に言うと、意外というか、まさかというか、よくぞやってくれた!というか。
FF5の終盤の曲が特に好きな身としては、とても感慨深いものを感じました。

また、FF6の「妖星乱舞」が第1楽章から第4楽章までフルで入っていたのも、驚愕しました。
第4楽章はベスト盤に収録されていたので「どこかのパッチで実装されたのか」と知っていましたが、てっきり第4楽章だけがアレンジされて実装されたのだと思っていました。
あの歴代最長とも言えるほど長大なラスボス曲をフルでアレンジして実装するとは・・・正直頭がおかしいとしか(誉め言葉
いいぞ、もっとやれ。

そして、FF12の楽曲も数曲収録。
多少のリマスタリングはされていると思いますが、上記のFF5やFF6の楽曲とは異なり、ほぼ原曲のまま収録されています。

FF12の楽曲は、ぶっちゃけてしまうと、自分の中ではとても印象の薄いナンバリングタイトルです。
無印はクリア済みだしOSTも持っているのですが、楽曲の記憶が何故だかとても薄い。
今回のFF14のOSTを聴くまで、ずっとそう思っていました。
それなのに、今作に収録された楽曲は、どれもものすごく聴き覚えがあるものばかりでした。
選曲の妙なのか、「なんか、すごく聴き覚えがある・・・っ!」と感じた曲ばかり。
しかも、これまでずっと感じてきた印象の薄さが不思議に感じるほどの良曲揃い。
なにこれ、めっちゃ格好良いじゃん。自分の好みド直球じゃん。と、身を震わせて感動したほどです。
FF12の楽曲って、何故これまでずっと自分の中で埋もれてしまっていたのだろう・・・本当に不思議です。
FF12のOSTを聴き直してみようかな・・・いや、そういえば、TZA版のOSTを買ったもののまだ聴いていなかったな・・・と、ふと思い出してみたり。

ある意味順当だけどある意味意外に感じたのは、FFTの楽曲。
前作「THE FAR EDGE OF FATE」にタクティクスオウガの楽曲が収録されていることから、もっと早く実装されているかと思っていました。
FFの名を冠している分、タクティクスオウガよりもFFTの方が実装が先だと考えていた節があり、てっきりまだ聴けていない「HEAVENSWARD」の方に収録されていたのかと。
予想に反して遅かったけれど、ただ、満を持しての登場と言わんばかりの貫禄もあります。
ちなみに、FFTの楽曲もFF12同様、ほぼ原曲のまま。
それでもFFT独特の重厚さや威厳が上手い具合にFF14の楽曲に溶け込んでいて、古臭さや違和感がなくて、他の楽曲から浮くこともなく。
むしろ、ここでFFTの楽曲を聴けたことにたぎりました。
「Trisection」とか、やっぱり格好良いな。

そういえば、ここまでものすごい駆け足で積み上げたFF14のOST聴いてきましたが、どのアルバムも良曲ばかりなので、意外と「もう聴き飽きた」と感じたことはありませんでした。
どのアルバムも曲の雰囲気が多種多様で、飽きることなくいくらでも聴いていられました。
また、オケ風と民族音楽風のゲーム音楽大好き人間からすると、「あ、これ好き、これも良いね!」の連発で。
それに加えて、過去作品のアレンジ曲もふんだんに散りばめられていて。
FF14メインコンポーザーの祖堅正慶氏の才能の凄さを、OSTを通じて実感しています。本当にすごい。

というわけで。
3連続で聴いたFF14のOSTの3枚目でしたが、ボリューム感といい楽曲自体といい、すこぶる満足した作品でした。
今は、いまだ聴けていない「HEAVENSWARD」が聴きたくてウズウズしています。
積みCDを崩しつつ、今年中には入手して聴きたい所存。
近々、新作OST「SHADOWBRINGERS」が発売されるそうなので、それと合わせて購入するのも検討しています。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック