[GMCD] OCTOPATH TRAVELER 16bit Arrangements

Switch等で発売されたRPG「オクトパストラベラー」のアレンジアルバム「OCTOPATH TRAVELER 16bit Arrangements」を、一通り聴いてみました。
収録曲数は、全8曲。
再生時間は、約30分ほど。

なお、本作はスクエニオフィシャルショップ限定商品として販売されています。
他のショップでは販売されていないようです。

「16bit」と銘打たれている通り、オリジナル音源よりチープな音色によるアレンジアルバムになります。
チープと言っても、「8bit」ではなく「16bit」なので、FC音源ではなくSFC音源です。
最初、そこを勘違いしていて、「あれ、思ってたよりピコピコしてない・・・」と困惑したりもしましたが、アルバム名をよくよく見てみたら「16bit」という文字列。
そこで、SFC音源をモチーフにしたアレンジなのか、と気付きました。

原曲の記憶がまだ濃く残っているため、最初はどうしても原曲と比較してしまい、かなりのチープ感を感じました。
特に「フラットランド地方」と「聖火の都フレイムグレース」の高音域の音色のチープ感には、強い違和感を覚えました。
が、それも最初の数周だけ。
繰り返し聴いているうちに、耳が慣れたためか、違和感が仕事をしなくなりました。

原曲を知っているからこその違和感が最初はあったものの、曲としてはすごく滑らかです。
もしオクトラのゲームやOSTを知らずに、人から「原作はSFCのゲームで、そもそもこっちが原曲だから」と言われたら、素直に信じてしまいそうです。
「こういう曲、SFCのゲーム音楽に実際ありそう」と思わせられるくらいの高い再現度になっています。

とはいえ、その状態からOSTを聴いたら、「あ、やっぱりこっちだな」って急に戻るような予感もしますが。
幻想から現実に一気に引き戻されるような、そんな感じに。
・・・これ書き終わったら試してみようかな。

全8曲ととても少ないですが、ピックアップされた曲はバトル曲やフィールド曲だけでなく、イベント曲まで幅広いです。
個人的には「なんて滑稽な!」が含まれていることに驚きでした。
あんなコミカルな曲を、このわずかな枠に採用するとは。
しかし、SFC時代はこういう曲が欠かせなかったので、逆に強烈な懐かしさを感じました。

音色がSFC音源に近いため、曲の雰囲気がどことなくロマサガっぽいです。
特にバトル曲のベースの動きが、とてもロマサガです。
バトル曲が流れる度に、何故かロマサガ(2か3あたり)のバトル画面が脳裏を過ぎります。
旋律は確かにオクトラなのですが、思わずロマサガを連想してしまうくらい、強いロマサガ感があります。

また、曲によっては、ループの合間にオリジナルフレーズがあります。
これに関しては賛否両論出てきそうですが、自分的には問題なかったです。
最初こそ「ん?」と感じはしたものの、あまりに何周も聴いているためか、そのうち慣れました。
今では、オリジナルのフレーズすら「そういうもの」として捉えて、特に抵抗なく受け入れています。
・・・俺は、ひょっとして、流されやすいタイプなのか?

一つ、若干の不満点を挙げるなら、ボリューム不足。
値段並みと言ってしまえばそれまでなのですが、なんとなく物足りなさを感じました。
あと2曲ほど欲しかったなぁ、と思わないでもないです。
それと、可能であれば「理を司る者」か「旅路の果てに立ちはだかる者」か「魔女と呼ばれる者」か「魔神の血を継ぐ者」のいずれかが聴きたかったです。
16bitにアレンジするのが、さすがに難しかったのでしょうか?

そんなわけで。
原曲が壮大なオーケストラや民族音楽、ロックをベースとしたものを、あえてSFC音源っぽくアレンジするという面白い試みが為された本作ですが、興味深く楽しみました。
あえて8bitではなく16bitにしたところが、個人的にはポイントが高かったです。
SFC音源感がたっぷり盛り込まれているので、SFC時代のゲーム音楽に耳馴染みがあれば、オクトラの曲を知らなくても意外とハマるかもしれません。

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