[ゲームRev] デモンゲイズ2 Global Edition

PS Vita/PS4で2017年に発売されたDRPG「デモンゲイズ2 Global Edition」のVita版を、エンディング(スタッフロールが流れたあたり)までクリアしました。
その時点でのプレイ時間は約46時間で、主なPTメンバーのLvは36でした。

なお、クリア後(スタッフロール後)のオマケ要素っぽいダンジョンは未プレイです。
ラストダンジョンから先を一気にガッと進めたら、スタッフロールが流れた時点で満足して気力が尽き果てました。
ついでに、Vitaのバッテリーもちょうど尽きました。
スタッフロールが流れた時点で十分な達成感が得られたから、「うん・・・もう、いいか」という気分です。

そもそも自分、DRPGがあまり得意ではありません。
自分の想像におけるDRPGとは、PT編成や装備・アイテムの組み合わせをあれこれ工夫したり、ステ振りやスキル解放に気を使ったり、強敵の弱点を探るために試行を重ねたりと、とても頭を使うゲームという印象です。
それに対して自分の好みや性格の傾向はというと、システムよりもシナリオ重視、仕事後の疲労困憊している頭でアレコレこねくり回して戦略や戦術を試行錯誤するのはとても面倒くさい、という、どう考えてもDRPG向きではありません。
そのため、Lvを上げて物理で叩けば大概なんとかなる普通のRPGの方が、どちらかと言えば好みです。

そんなDRPGへの苦手意識の強い自分が、正統派DRPGである本作に手を出したのには、なんというか、まぁ、タイミングとか機会とか過去の経験とか、いろいろな事情が重なりまして。

そもそもの始まりは、数年前にセール価格で販売されていた「デモンゲイズ」(1の無印)が目に留まったこと。
当時、なんとなく評判を耳にしていたこともあって、興味本位から手を出してみました。
ポチポチとプレイし始めて、あれこれ苦労しながらも、どうにかラストダンジョン(たぶん)まで到達。
しかし、そこでどうにもならなくなって、結局投げ出しました。
何回も全滅を繰り返した末に攻略サイトを頼ったところ、今のPT編成ではどんなにLvを上げても先には進めないことが判明。
かといって、新規にキャラメイクして一から育て直すのはとてつもなく面倒・・・と認識した途端に、「やってられるかーっ!!」と一気に気力を削がれたのが、投げ出した一番の理由です。

それから数年後、今現在からすると約半年ほど前、そんなデモンゲイズ1の思い出(軽いトラウマとも言う)が薄れた頃に手を出したのが、ホラーADVの「死印」。
これが相当な沼でして、何気なく踏み込んでみたら頭までダイブインしてしまい、現在進行形でどっぷりハマっています。
で、「そういえば『死印』を制作したエクスペリエンス社って、以前どっかで見たことあるような・・・」とふと思い至り、調べてみたらデモンゲイズ1の開発会社だったことが判明。
それが頭に引っかかったまま今年(2019年)の夏を迎えたところ、デモンゲイズ2 GE版が今ならなんと500円!というワンコインセールを実施。
「1は途中で投げ出したけれど、2ならひょっとしてプレイしやすくなっているかも・・・まぁ、ダメでも500円ならいっか」と淡い期待を抱いて購入し、プレイ開始に至った次第です。
おそらく、「デモンゲイズ」(1無印)と「死印」のどちらか一方でもプレイしていなかったら、本作には手を出していなかったと思います。

とまぁ、そんな長い前置きはさておき。

結論から言えば、本作は1無印よりもプレイしやすくなっていました。
極端な面倒くさがりである自分ですらスタッフロールまで到達できたことが、プレイしやすくなっていることの証左と言えるでしょうか。
PT編成とかステ振りとかスキル解放とか、あまり深く考えずに適当にプレイしていましたが、それでも最後まで到達できました。

難易度は、開始から中盤までは2番目に簡単な「あったかい」を、中盤以降は最も簡単な「ぬるい」を設定。
最初はゲーム好きとしてのプライドもあって「あったかい」にしていましたが、何回かの全滅を繰り返した結果、そのプライドもあっさりもっきり折れて、最終的には「ぬるい」に落ち着きました。

とはいえ、難易度「ぬるい」でも、DRPG不得意な身には少々厳しい戦いでした。
ある程度Lvを上げて、そこそこ強い武器・防具を装備して、大抵のザコは余裕で倒せるようになっても、例外的に強いザコが出てくる時があり、なんかよくわからないうちにPTの1キャラが大ダメージの総攻撃食らってあっという間に死ぬし、死んだら死んだで蘇生手段が限られるし、そこから体制立て直すのにめちゃくちゃ苦労するしで、「えぇー・・・」とゲンナリすることが度々発生。
そんな難易度全然ぬるくない!という事態に直面する度に、心を折られそうになっていました。

そこでPT編成を見直す余力があれば良かったのでしょうが、PT編成を見直そうにも途中で加入するメンバーが大体Lv1で入ってくるものだから、「今更、一から育てるの面倒くさい」という俺理論発動。
そのため、PTメンバーは序盤加入キャラで固定化していまいました。
ちなみに、固定化したPTメンバーは、ペガサス・カプリコーン・ライブラ・キグナス。
この4人+主人公しか育てていなかったので、途中で編成を変更するとか、他のキャラをLv1から育てるとかいう考えには、全く至りませんでした。
いやだって、時間かかるし面倒くさい。

それと、Lvが上がり難かったことも、PT編成が固定化した要因の一つだったと思います。
あまりにも緩やかなLvアップペースに、「このペースで一から育成し直すのは、気力的にも時間的にもちょっと・・・」と躊躇われたほどです。
これで、低難易度なら経験値がガンガン入る救済措置があったら、他のキャラを育成する意欲が出たかもしれません。

Lvが上がり難かったこともあって、Lvを上げて物理で殴る戦法はあまり通用しません。
幸いにも固定化したメンバーが、前衛攻撃タイプ×2(主人公を含めると3)+後衛回復・支援タイプ×2とバランスが良かったので、そのままでも最後まで行けましたが。
これでまた1と同じ轍を踏むような事態になっていたら、DRPGに対する苦手意識が強化されて、俺は二度とDRPGには手を出さないと固く誓うことになっていたかもしれません。そうならなくて良かった・・・。

Lvが上がり難い分を補っていたのは、武器・防具の性能でした。
が、これもリアルラックの要素が強いです。
「サークル」というところに「ジェム」をセットすると戦闘になり、ドロップアイテムとしてジェムの種類に対応した武器・防具を入手できるのですが、その性能がかなりランダムで、強い武器・防具があっさりドロップすることもあれば、使えない武器・防具ばかりドロップすることもあり。
この機能は前作にもありましたが、今作でも変わらず運ゲーになっています。

と、ここまで愚痴っぽい話ばかりですが、改善されていた点もあります。

ダンジョンのトラップやギミックなどの凶悪的な面倒くささは、随分減ったような気がします。
前作では結構ずっとイラッとさせられていたものが、今作では軽くイラッとする程度に抑えられていました。
自分的にはダンジョン攻略を面白くするエッセンス程度に抑えられていて、程良い塩梅というか。
しかも、ちゃんと攻略のためのヒントが用意されているので、少し考えれば総当たりしなくても済むようになっています。
ギミックで手間取ることはあまりなく、比較的サクサク進められました。

それと、シナリオが面白かったです。
展開的には王道と言えばわりと王道なのですが、その分、安定感がありました。
特にラストバトル前後の真相が一気に明かされていく展開の熱さは、とても自分好みでした。
あれは実はこういう意味だった、という伏線回収も見事でした。

ラストバトル直前の演出は、胸にグッとくるものを感じました。
ああいうシーンに、きっと自分は弱いのだと思います。アルトネリコ2しかり、ニーア オートマタしかり。
N番煎じと言われようと、あのイベントシーンはとても好きです。

また、シリアスとコメディのバランスもちょうど良くて、重過ぎず軽過ぎずな空気感が楽しかったです。
ちょっとドタバタ感が強いけれど、あの程度なら許容範囲内でした。

世界観的には1と繋がりがあるようで、1のことを匂わせる台詞がチラホラありました。
が、知らなくても大きな問題にはなりません。
主要登場人物のうち数名が1からの続投ですが、1ではどういう役回りだったか知らなくても、あまり影響はありません。
自分も「そういえば、こんなヤツいたなぁ」ぐらいの薄ぼんやりした記憶しかありませんでしたが、特に不都合は生じませんでした。

あと、BGMがとても格好良いです。OSTが欲しくなったくらい格好良いです。
「EXP SOUND BOX 2017」を持っているので「スタリカ」のフルバージョンは聴けるのですが、それ以外の楽曲も音源が欲しくなるくらい格好良くて。
特に、キグナスとドラコの歌曲がハチャメチャに格好良かったです。
それと、ラストダンジョンのBGMも自分のツボに直撃しました。
以前、デジタルサントラが配信されていたらしいのですが、もう入手不可能なのでしょうか。
うぅ、これだからゲームのサントラは、買えるときに買っておかないと後々後悔する羽目になるんだよなぁ(泣

というわけで、DRPGを不得手とする自分が久しぶりにプレイした正統派DRPG「デモンゲイズ2」でしたが、前作に比べると随分プレイしやすくなっていて、途中棄権することなくスタッフロールまでプレイすることができました。
DRPGへの苦手意識の克服までは至っていませんが、面倒くさがりな自分でも最後までプレイできたという成功体験とスタッフロールで感じた達成感が得られただけでも、十分満足しています。
自分のように1は途中で挫折した方でも、2なら最後までプレイできるのではないかと思います。

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