[ドラマCD] 死印 青き終焉 第三章 狂騒の行方

PS Vita/PS4/Switch/Steamなどで発売中のホラーADV「死印」のボイスドラマ「死印 青き終焉」の第三章が届いたので、早速聞いてみました。
再生時間は約50分ほど(主題歌、CM、予告含む)。

第一章、第二章の感想に引き続き、第三章も感想を書きます。
繰り返し聞いていたら感想を書きたくてウズウズしてきたので、応援の意味も込めて、一思いに書き殴ります。
第一章、第二章のときと同じように、前半の本文ではネタバレなし感想を、後半の追記でネタバレありまくりの感想を記します。
なお、ネタバレあり感想に突入する前に、「ここから先はネタバレあり」と分かるようなワンクッションを、一応挟む予定です。

本作は、「死印」の初期設定案を元にしたオリジナルストーリー「青き終焉」シリーズの第三巻になります。
オリジナルとはいえ”完全”オリジナルとは言い切れず、ゲーム本編をベースにして再構成したような内容です。
ゲーム本編の名残が、そこかしこにかなり見られます。
そのため、ゲーム本編プレイ済みでの聴取が大前提です。

というか、本作の性質上、聞くならゲーム本編クリア後を強く推奨します。
悪いことは言いません、まずはゲームをプレイしてください。いきなり終焉から入ると誤解を招きそうで、いろいろマズいです。いや本当に、マジで。

忠告はさておき。
「青き終焉」第三章である本作は、本編の「くちゃら花嫁」と「観音兵」を軸に再構成したような内容になっています。
ゲームの2章分の物語を1本のドラマCDに詰め込んでいるため、ストーリー展開がかなりのジェットコースターです。
第一章では「花彦くん」を、第二章では「森のシミ男」を、それぞれCD1本分かけて描かれていた分、第三章は展開が随分早く感じました。
シーンの切り替わりがとても早いです。うっかりすると、置いてけぼりを食らいそうになるレベルです。

そして、情報量もかなり多いです。
オリジナルストーリー故に第一章、第二章も情報量が多かったけれど、第三章はそれにも増して多く感じました。
第一章、第二章でバラ撒かれた伏線が、第三章で回収されていく様が徐々に見え始めます。
そのため、およそ50分の尺の間、ずっと頭の中でこれまで開示されてきた情報を頭の中で整理しながら聞いていました。
で、そうしながら最後まで聞き終えて、「そこで終わるのかよっ! いや予想はしていたけれど、やっぱりそこで終わるのかよっっ!!」となっているのが、今の自分の心境です。
これは、第四章が楽しみで仕方ありません。第四章はまだですかっ!!(気が早い

登場人物は、第一章、第二章に引き続き、かなりぶっ飛んだ性格をしています。
ゲーム本編の登場人物たちが「青き終焉」にも登場するのですが、本編とは性格が大きく異なります。
異なる方向性が、良くないどころの話ではなく、完全に悪いベクトルへ、ですが。
この初期設定案の性格がゲーム本編で採用されなくて本当に良かったと、つくづく思いました。
これが採用されていたら、「死印」がここまで愛される作品になることはなかったと、冗談抜きに心底本気で思っています。
いや、本当に、本編の性格で正解でした。
本編は誰もが根は善人なので、出会った当初は「なんだコイツ」と思っても、最終的にはどの登場人物も愛せたので。

そんなわけで、「青き終焉」は本編と別物、という割り切りが必要です。
登場人物がどう変わっているか不安な方は、一度公式サイトで確認された方が無難かと。
誰が登場するのか、どんな設定になっているのかが、公式サイトで確認できます。

まぁ、「青き終焉」」の方の性格も、そういうものと割り切れれば、本編との違いを楽しめるようになれると思います。
事実、自分が今、そうなっています。

そういえば、ひたすらリピート再生していてしみじみ思いましたが、やっぱり八敷さんの声がすこぶる自分好み、という結論に達しています。
CVは大門と同じ方なのですが、大門でそう感じることはあまりなくて。
八敷さんの落ち着いた声の雰囲気が、相当自分に刺さるみたいです。
最近少々ささくれ立っていた自分の神経が、八敷さんの声を聞いて大分落ち着いた気がしました。
ストーリーの内容がかなりアレなのに、こんなに刺さるなんて、よほど自分の好みに合致する声質なのだろうか。

というわけで。
全四章編成の「青き終焉」の第三章となる本作でしたが、物語が佳境に差し掛かってきたということもあって、感情が忙しく右往左往しながらのあっという間の50分間でした。
次で最後となる第四章でどこに辿り着くのか、次章が今から楽しみで仕方ありません。とても期待しています。

・・・・・・にしても、次章の発売が10月中旬予定って、まだ1ヶ月も先なのか・・・この生殺し状態に耐えられるのか俺。


ここから先の追記パートは、予告通りネタバレありまくりの感想になります。
まだ聞かれていない方やゲーム未プレイの方は、ご注意ください。










あなた、見るの?
(訳:ネタバレOKですか?)



はいそこ、「ワンクッション、またこれか」とか言わない。









というわけで、これより下はネタバレ満載の感想になります。
「青き終焉」だけでなく、死印のゲーム本編はもちろんのこと、既出のボイドラ「九条館の日常」「災厄の目醒め」、設定資料集のネタバレも含むかもしれません。
それらを踏まえた上で、この先をご覧ください。

なお、前回同様、感想がまとまり切らないので、以降、思ったことを過剰書きでつらつら書き殴ります。
読み難いかもしれませんが、あらかじめご了承ください。


・タイトルコールで流れるメインテーマ(?)のピアノがすこぶる好みなので、音源ください。アルベジオが痺れるほどにめちゃくちゃ格好良い。
・開始早々、八敷さんとメリイによる二人きりのドライブ。
・声だけだと普通のように感じるけれど、絵面を想像するとなんとなくヤバい気がする。中年男性と美少女人形のドライブ・・・。
・クリスティが不在というだけで、八敷さんが急にアブない人っぽい。
・ロゼから調査結果が届いたって、第二章と第三章の間はどれくらいの時間が空いてるんだろう。
・90年代後半は第一次ブラウザ戦争の頃だからメールはまだメジャーな通信手段ではないし、八敷さんがPCに触れ始めたのは「死印」後だし、PHSにメール機能が付いたのが96年で携帯電話は97年だし、というかそもそも90年代後半はまだPHSも携帯電話もそれほど普及していないし、当時メジャーな通信手段だったページャー(ポケベル)で地図情報を送信するなんてトリッキーなことはさすがのロゼでもしないだろうから、きっと物理(郵送)だろう。ということは、早くても2日くらいは空いてるのかな。
・終焉栄太が、ガチでドン引くレベルで下衆い(真顔)
・愛とすずは、終焉栄太を全力でぶん殴って良いと思う。
・主題歌のサビは2番かな? 歌詞がこれまでと違うような気がする。
・栄太、口が悪いな。本当に下衆い。
・無意識に怪異へ心を寄せてる八敷さんが、なんかもう、危ういというかなんというか。
・くちゃら花嫁は、消える前に何て言ったんだ?
・舞台がパソ通全盛時代なのに、栄太のネットスラングが00年代あたりのものなのが、あーまぁ、うん、仕方ないか。
・「同志でござるな」で栄太のキメ顔が咄嗟に思い浮かび、次の瞬間には我に返って頭を振って消した。思わず気色悪いものを想像してしまった。
・栄太が気色悪い分、八敷さんの紳士っぷりが眩しい。
・これまでの印人の死に様は覚醒八敷さんの誘導や発言(呪い?)によるものだったけれど、栄太は純粋にくちゃら花嫁の呪いかな。
・くちゃら花嫁、出番こそ短かったけれど、八敷さんを観音兵の元へ導いてる分、実はキーマンなのでは。
・八敷さんとメリイの会話、シリアスで悲哀さを感じるけれど、どこかほんの少しほっこりする。
・メリイを「きみ」呼びする八敷さん。メリイを完全に人間扱いしてるようなところが、とても八敷さん。
・怪異も印人も誰一人救えていない自覚はあったのか、八敷さん。
・九条館への帰路中の八敷さんがイケおじ過ぎる件について。メリイじゃなくても言葉に詰まるわこれ・・・!
・九条館到着時の会話、ヘッドホンで聞いてると、抱えているはずのメリイの声が左後ろから聞こえてくる。お姫様だっこにしては、随分後ろから聞こえたように感じたけれど。八敷さんはどういう抱え方をしているんだ?
・終焉メリイが可愛い。
・「ありがとう・・・さようなら・・・」のメリイが切なさ乱れ撃ちで、なんか泣ける。
・「さようなら」の直前でBGMが消えるのが、もう・・・もう・・・っ! 演出、にくいよっっ!
・バンシーから見れば、八敷さんも「若者」グループに入るのか。本編の年齢差を考えると、まぁそうか。
・本編バンシーはかなり頭おかしいキャラだったのに、他のキャラが軒並みヤバさが天元突破している性格になったためか、本編とさほど性格に差異の無い終焉バンシーがどの印人よりもマトモに見える不思議。
・八敷さんの「対峙」を、バンシーは「退治」と誤って捉えてるよな、これ。
・バンシーの勢いに若干引き気味の八敷さん。
・バンシーが力持ちというより、八敷さんが非力なのでは。
・大門閣下が「悪魔」呼ばわりされてるの、ジャケ絵を見るとすごく納得。悪魔というか、もはや魔王のレベルに達してるような気もするが。第六天魔王とか、なんかそんな感じ。
・ずぅ先生が、まさか観音兵に組み込まれて回収されるとは。
・広尾も大門も、頭のネジが軽く数本飛んでる。そのぶっ飛んだ性格、第三章後半にもなれば慣れるかと思ったが、意外とそうでもなかった。終焉は終焉でこういう性格だと割り切っているが、やはり本編の性格の方が好ましい。
・八敷さんと大門はCV同じ方だけど、八敷さんの声は濁りが少なく、大門の声は濁りが強くて淀んでるからか、ちゃんと違う人に聞こえる。演じ分け、たいへんだったろうなぁ。
・大門のご高説、自分は一回聞いただけでは「・・・は?」だったのだけど、一回聞いただけで理解できた八敷さんの頭の回転がすごい。
・大門の赤いシルシは、観音兵を操るためのものか。とすると、青いシルシは何のためのものだろう? 呪いで付いたか、呪いを封印するために付けたか?
・バンシー、敵前逃亡!?
・覚醒八敷さんの台詞がよく聞き取れない。「そいつらを殺戮せよ」か?
・記憶シーンの「あれ」は、メリイか?
・九条兄妹の会話が、「災厄の目醒め」だけでなく終焉でも聞けるとは(九条兄妹の仲の良さが密かに好き)。
・終焉では、念持仏=呪い?
・メリイの身に宿る呪いを正宗さんが引き取って、メリイを呪いから解放。正宗さんは自身に取り込んだ呪いを自力で抑え込みつつ1ヶ月かけて浄化し、そうすることで九条家の宿命も解放しようとしていたけれど、本作最後に呪いが覚醒してしまった、ということかな。
・正宗さん(八敷さん)、自己犠牲精神が強過ぎて、優しさと危うさと儚さが爆発してる。サヤさんは怒っていい。
・広尾ちゃんの見事な手のひら返し。
・内輪揉めが、とても悪役のテンプレです。
・八敷さんの「逃げなくては」以降ずっと聞こえる足音は、八敷さんのもの? にしては、逃げる歩みが遅いというか単調というか・・・吹っ飛ばされたダメージのせいか?
・バンシーは生き残れるかと思ったら、やっぱりダメだったか・・・。皆殺しルートが本気過ぎる。
・これ、実は未登場キャラが勝ち組なのでは。
・覚醒八敷さんがとても妖艶。というか、ぶっちゃけエロいです。「うまいコーヒーの淹れ方 番外編」の八敷さん以上にエロいです。台詞もエロいが、言い回しもエロい。なんなんだこのエロさは! 一体何が起こった!?(大混乱
・「うまいコーヒーの淹れ方 番外編」の八敷さん=覚醒八敷さん説を唱えたくなるくらいエロい。
・メリイ逃げて! 超全力で逃げてっ!!
・覚醒八敷さんに頭をスパーンと撃ち抜かれて困惑しまくった直後の次回予告、通常八敷さんの落ち着いた声にすごくほっとさせられる。
・次回予告のバックで聞こえる声が、今回はほとんどない。
・第四章! 第四章はまだですかっ!! 第四章を早くっ!!(バンバン

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