[ゲームRev] AKIBA'S TRIP2

PS3/PS Vitaなどで発売されたアクション・アドベンチャー「AKIBA'S TRIP2」のVita版をクリアしました。
クリアルートは、雫ルート&妹ルート。
難易度はイージーで、プレイ時間は約12時間。クリア時点のLvは52でした。

2013年に発売された本作「AKIBA'S TRIP2」を、何故いまさらプレイしようと思い立ったのかと言えば、随分昔から気になっていたから。
1と「AKIBA'S BEAT」はクリアしておきながら、2はプレイすらしていなかったなと、心のどこかでずっと引っかかっていたのです。
今回、たまたま格安で入手できたので、プレイするなら今だと思ってプレイしました。巡り合わせの機会って重要。

1をプレイ済みなので,、アクション性がそこそこあることは知っていました。
むしろ、アクションゲームだよなあれ、という覚えがあります。
なので、最初から難易度はイージーを設定。
難易度イージーにすれば、アクションの難しさが劇的に改善されます。
攻撃やストリップアクションの上中下段をほぼ気にしなくて良くなるのは、アクション下手としては非常に助かりました。

攻撃の要となる武器には、種類ごとにクセがあります。
モーション前後のウェイトタイムの長さとか、攻撃範囲とか。
なるべく早めに自分のプレイスタイルに合う武器を選別して、あとはひたすら合成して攻撃力を上げれば、アクション下手でも連打ゲーでなんとかなります。

本作の特徴の一つでもあるストリップアクションは、慣れるととても楽しいです。
3つのボタンのうち、画面で指定される1つをテンポよく押す操作なのですが、連ストリップが決まると爽快感があります。

ただ、ストリップアクションそのものが、端的に言えば”服を脱がす行為”なので、プレイ時は背後に注意が必要です。
R18とまではいかないにしても、肌色成分が多めになります。
もっとも、それが本作の期待要素の一つでもあるのですが。
とはいえ、外出先でプレイするには少々気が引けました。
あ、でも、秋葉原にあるチェーン店のカフェでなら、わりと堂々とプレイできました(ぇ

舞台は、前作と同様に秋葉原です。
かなり緻密に2010年代前半の秋葉原が再現されています。
秋葉原に馴染みがあると、それだけで楽しいです。
ただし、2010年代から現在までの間に秋葉原の再開発が進んでいるので、一部、2019年現在と齟齬があります。
ゲーム内の秋葉原では、ラジ館が工事中だったり、電気街口のNEWD〇YSの入ってたビルが存在していたり。
そこは仕方ありません。街並みは生物ですから。

前作では、確か秋葉原駅電気街口~中央通り方面までしかマップになかったと思うのですが、今回は新たに昭和通り口方面まで拡張されました。
とはいえ、昭和通り口方面へ行けるようになるのは中盤以降ですが。
しかし、それでも嬉しいです。アキバヨ〇バシとか秋葉原公園を歩き回れるのが楽しいです。

秋葉原をかなりリアルに再現している分、ゲームをプレイする上でも秋葉原の地理に多少詳しい方が有利です。
「ソ〇マップへ△△を買いに行く」とか「とら〇あなへ同人誌を探しに行く」とか、そういう店舗指定のミッションがあるので。
一応、ガイドっぽいものはあるものの、あんまり頼りになりません。
リアル秋葉原の地理を知らないと、結構迷いそうな気がします。

秋葉原を精密に再現しているためか、タイアップの量がすごいです。
前作もかなりのものでしたが、今回はそれをさらに上回っていると思います。
リアルに存在している店舗を極力そのまま再現するために、背景として表示されてしまう企業の許可を極力得たのでしょう。
特に、スタッフロールのタイアップ企業の並びが、かなり見応えのあるものになっています。
よくここまで賛同を得られたものだと、感心しました。すごい。

あと、背景からもシナリオからも、秋葉原愛とヲタク愛をものすごく強く感じました。
”分かってる感”が強いです。
自分もわりとそっち寄りの住民なので、「だよねー」と納得する台詞が多かったです。
さすがは、秋葉原に居を構えるアクワイアだけのことはあります。よくわかっている。

シナリオは、ミッション制で進行。
ミッションにはメインミッションとサブミッションの2種類あります。
メインミッションは、メインシナリオを進めるための必須ミッション。
サブミッションは、やってもやらなくても良いミッションです。
進行中のミッションは「ToDo」リストに簡潔に記録されるので、次にどこへ行けばいいのかわかりやすいです。
中断してから次にプレイ再開する間に「あれ、今何やってたっけ?」と忘れてしまうことがあっても、とりあえずToDoを見れば一目瞭然。
それに助けられたことも、何度かありました。

冒頭に記述したプレイ時間は、サブミッションもほぼ全てこなした場合のものです。
メインミッションだけを進めれば、1周あたりにかかるプレイ時間はかなり短縮されます。
サブミッション自体はそれほど難しくはないものの、単純に面倒くさいサブミッションがちらほら。
お使いイベント的に、秋葉原中をあちこちを行ったり来たりすることが多々あります。
ただ、サブミッションをこなしていると、自然とLvも上がるので、サブミッションはLv上げには最適でした。

本作はマルチエンディング制となっており、好感度システムが導入されています。
とはいえ、1周目はあまり深く考えずに進めれば良いと思います。
気になるキャラがいるなれば、2周目以降にチャレンジした方が楽になります。
1周目クリア特典で、2周目以降は、どの選択肢を選ぶと誰の好感度が上がるのか表示する設定が追加されるらしいので。
# 自分は2周目プレイしていないので、目にしてないのですが。

一点、これはちょっと・・・という点を挙げるとすれば、ロード時間の長さ。
マップ切り替え時にローディングが発生するのですが、結構長いです。
マップのロードが完了して主人公を動かせるようになっても、周辺のオブジェクトの読み込みにさらに時間がかかります。
そのため、ミッション対象NPCが表示されるまで待つこともしばしば。
マップ切り替え後の最初のポイントからNPCを探すためにすぐに行動を開始し、マップ内のどこを探しても見つからなくて、最初のポイントまで戻ったらいた、というケースも、かなり頻発しました。
あれは、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか。

ただ、前作同様に、ローディング画面にタイアップ企業の広告が表示される機能は、やはり面白かったです。
「へぇ、こんなお店あるのか」と、初めて知った店舗もあったりして。
2013年頃の広告なので、2019年現在もテンポが存在するのかわかりませんが、リアルで行ってみたいと思うものもありました。

というわけで。
アクション性はそこそこあるものの、秋葉原愛とヲタク愛の溢れる尖った作品で、秋葉原に愛着のある身としては楽しめた作品でした。
数年前の秋葉原に馴染みのある方なら、ちょっと触ってみるのもアリだと思います。街中を歩き回るだけでも楽しくなれます。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック