[GMCD] 真・女神転生 デビルサマナー サウンド・ファイル

1995年にSSで発売されたRPG「真・女神転生 デビルサマナー」(以下、デビサマ)のOSTとアレンジ盤がセットになったアルバム「真・女神転生 デビルサマナー サウンド・ファイル」を先日入手したので、一通り聴いてみました。
CD2枚組で、1枚目にオリジナル音源、2枚目に「魔界召喚LIVE~悪魔咆哮!~」と銘打たれたアレンジ盤を収録。
1枚目が40曲収録で、再生時間は約70分。
2枚目が8曲収録で、再生時間は約40分。

ちなみに、デビサマは未プレイです。
というか、無印だけでなくデビサマ系統の作品は、「ソウルハッカーズ」も含めて、実は一作もプレイしたことがありません。
真・女神転生のナンバリングタイトルは何作品かプレイしているし、ペルソナシリーズならほぼ全作品プレイしているのですが。
なんというか、こう、「いつかプレイしよう!」という気持ちはあるけれど、機を逃しまくっていたら未プレイのまま現在に至ってしまっていた、みたいな。

そんな自分が何故このOSTを入手したのかと言えば、理由は3つ。
1つ目は、これまで聴いたことのある真・女神転生シリーズのBGMが、どれもわりと好みだったから。
2つ目は、ふらっと立ち寄った中古CDショップで、それほど高値ではなかった本作品が目に留まったから。
3つ目は、「デビルサマナー」という作品の名前と評判は昔から耳にしていて、ゲーム好き&ゲーム音楽好き的にフラグが立ったから。

2つ目に関して言えば、少なくともAmaz〇nの中古価格よりも安値でした。
むしろ、今さっきAmaz〇nで中古価格を見て、「あれ、こんなに高かったっけ?」と驚いているくらいです。

そんなわけで、事前情報まるで無しな状態で本作品を一通り聴いてみました。
率直に言って、自分はこのアルバム好きです。
2枚目のアレンジ曲は、曲によって好き嫌いのバラつきを感じたけれど、1枚目は総じて好みです。
派手さはないけれど、どことなく大人っぽいスマートさや、スタイリッシュな格好良さを感じました。

特に、ドラムやベースの低音隊が奏でるドコドコしたリズムが、すこぶるツボでした。
「シド・デイビス」や「会話・バトル」、「ボスバトル」のような疾走感のある曲は言うに及ばず。
それ以外の「自宅」や「丸瀬不動産」のようなアットホーム(?)な曲でも、「異界ダンジョン1」のような勇ましい曲でも、「スタッフロール」のようなほんのり切ない曲でも、味わいのある低音がとても好きです。
その一方で、低音部分はほとんどないけれど、「タイトル」や「笠置山」、「安全地帯」のような不思議な雰囲気の曲も好みでした。

どの曲も醸し出す空気感がすごくメガテンっぽいので、真・女神転生の曲が好きならば未プレイでもたぶん好きになれるのではないかと。
特に真1の曲が好きな方にオススメです。

個人的には、「異界ダンジョン」の名を持つ曲が、大体どれも好みでした。
曲名からしてダンジョンBGMだと思うけれど、これは飽きずに聴いていられる気がします。
中でも「異界ダンジョン(アストラル界)」の、パンを左右に大きく振られる電子音が印象的でお気に入りです。クセになる面白さを感じました。
また、「ホテル業魔殿」のパイプオルガンもたまりません。
荘厳な雰囲気がいかにも異世界っぽくて、生演奏で聴きたくなります。
あと、意外とツボったのが「中華街」。
曲名に偽りありまくるほどに「中華」っぽさはあまり感じられなかったのですが、この曲のベースとパーカッションの刻みがとても好きです。

そういえば、本作を作業用BGMとして垂れ流しながら聴いていたのですが、突然聴き覚えのある曲が流れたのにはびっくりしました。
「ゲーム未プレイなのに、この曲どこかで聴いたことがあるぞ!? なんで??」と思ったら、「葛葉探偵事務所」でした。
曲名を見て、なるほど納得。ペルソナ2でがっつり聴いたなぁ・・・と、懐かしさを覚えました。
ちなみに、「葛葉探偵事務所」もとても好きです。ペルソナ2で初めて聴いた時から好きです。

2枚目のアレンジバージョンについてですが、これは「魔界召喚LIVE~悪魔咆哮!~」という名前の通り、とてもライブっぽい音源になっています。
ライブを模した作りにしたのか、それとも実際のライブ音源を収録したものかは、わかりませんが。
歓声まで入っていて、ユニークな構成になっています。

とはいえ、ゲーム未プレイ民からすると、原曲がどれかわからないくらいに強いアレンジが加えられている気がします。
曲名も曲の雰囲気も全然違うので、どの曲も、まるで新曲を聴いているような気分になりました。
特に曲の雰囲気。オリジナル版の雰囲気とは違い、現代のバンド風にアレンジされていて、文字通りライブ感たっぷりです。
全く予備知識なく頭から聴いていたから、1枚目から2枚目へ変わった途端に急に雰囲気が変わって、正直驚きました。

あまりの変わりっぷりに、耳に馴染むまで少し時間がかかりました。
何度か聴くと「これって、原曲はアレだったのか」となるのですが、そこに辿り着くまでが結構長かったです。
今にして思えば、1枚目を繰り返し聴いてオリジナルを耳に覚えさせてから、2枚目を聴いた方が良かったかもしれません。

スマート&スタイリッシュな原曲が、この2枚目では全体的にロックテイストに変わっています。
どの曲もライブ感がとても強くて、聴く方のテンションをグッと押し上げてくるノリの良さを感じました。
ライブハウスで盛り上がりたくなる曲ばかりです。
もっとも、スタンディング形式のライブコンサートって、自分は少々苦手だったりするのですが。
# 最近、楽しみ方を感覚的に知って、少しだけ苦手意識が払拭されたけれど。

2枚目のアレンジ盤の中で一番のお気に入りは「魔界彷徨」。
5拍子で奏でられるエキゾチックなドコドコ感が、心底たまりません。
初めて聴いたときから、「あ、これ好きだ」となりました。
ラストの合成音声のような声も含めて、すごく好きです。
1枚目と2枚目を通して聴いても、これが一番好きな曲かもしれません。

というわけで。
真・女神転生のサウンド好きとしては、とても楽しいアルバムでした。
「あ、この曲好きだわ」「あれもいいね」ばかりが揃っていました。
それでいて、デビサマのオリジナル音源とアレンジバージョンが一挙両得で楽しめて、お得感もあります。
ゲーム未プレイでも、初期のメガテンサウンドが好みとマッチした方にはオススメです。おそらく、サウンドだけでも十分楽しめると思います。

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