[本] 殺人の門

2006/08/20(日) 19:29:40 | カテゴリ:
東野圭吾「殺人の門」(角川文庫)読了。

人が殺人を犯すとき、その一線を越えるときはどんな心境なのだろうか・・・。自分を不幸にする元凶である倉持を殺そうと決意しては失敗する田島にとって、それは幼少の頃より抱いていた疑問だった。どうしても殺人という一線を超えられない。祖母を殺したと噂された母や、自分を殺そうとした会社の同僚にはあって、自分にはないもの。一体何が足りないのだろうか・・・。


あらすじ書き難いな、この作品。

全体的にひどく淡々とした話です。
前半はどんな話なのか全く見当もつかなくて、ただ読んでいた感じでした。
後半になって話の目的が見えてきて読むスピードにも加速がつき、
後半3分の一はあっという間に読み進めていました。

見どころは、主人公に降りかかる不幸のオンパレードですかね。
ちょっと幸福になるときもあるけど、
その直後にずどーんと不幸に突き落とされる。
一番最初が一番幸福で、
何度か回復することもあるけど、ラストに向けて不幸へ落ちていく感じ。
そういう意味では、精神的に参ってるときに読む作品ではないかも。

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