[本] リアル鬼ごっこ

2007/02/04(日) 00:26:11 | カテゴリ:
山田悠介「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫)読了。

西暦3000年。全国の”佐藤さん”を抹殺したいと言い出した国王の発案により、「リアル鬼ごっこ」が計画された。兵士を鬼にして、全国に存在する約500万人の”佐藤さん”を追いかける。捕まった佐藤さんは人知れず処理される。それは、まさに悪夢のゲームだった。
大学の陸上部のエースである佐藤翼も、過酷な「リアル鬼ごっこ」に巻き込まれる。どうせなら、一目生き別れた母と妹に会いたい。ただそれだけを胸に、翼は母と妹の行方を探しつつ7日間逃げ切ることを誓う。


俺の頭の中では、国王=長髪ルーク(@TOA)に変換されていました。。。
きっとルークが国王になったら、
こんなわがままな国王になるんだろうなぁ・・・みたいな。

そんなことはおいといて。
文体がさらりとしている上に、世界観が現代日本と似て非なるものなので、
それほど「怖い」っていう感じはなかったです。
動きが激しいこともあって、ジメッとした冒険小説を読んでる気分でした。

鬼ごっこのルールが決まった時点でラストが見えてしまったのだけど、
これはどちらかと言えば、ラストのどんでん返しを楽しむと言うよりは、
「リアルに鬼ごっこ」というネタの新鮮さを楽しむ小説かと。
後半、リアル鬼ごっこ4日目あたりからは緊迫感に後押しされて、
一気に読み上げてしまいました。

あと、自分が同じ状況に置かれたら一体どんな対策を練るだろうかと、
あれこれシミュレーションするのも楽しかったり。
とりあえず地元の山奥の数箇所に拠点を作って、
その拠点の周辺に様々な罠をしかけて耐えるかなぁ、とか、
単純に動物園の檻の中に入って頑丈な鍵かけたら、
簡単には捕まらなさそうじゃんね、とか。
まぁ、自分の足だけで逃げ切れるなんて端から期待できないなw

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