2017年も残すところあとわずか。
というわけで、本サイトにおける年末恒例の1年振り返りエントリを投下します。
本エントリ内のリンクは、公式サイト等ではなく全て過去のエントリに繋がっていますので、踏む際にはご注意ください。
■ゲームこの一年今年クリアしたゲームは、全部で10本。
1本プレイするのに50~100時間要するRPGやADVをメインにプレイしているためか、月1本未満のペースです。
クリアを断念したゲームや、クリアという概念のないスマホアプリゲームもいくつかあるので、それらも含めるともう少し増えるかもしれません。
今年、最も強く印象に残ったゲームは、
「NieR:Automata」です。
まず、シナリオや世界観がとても自分好み。
次に、A・RPGだけど、難易度はアクションのド下手な自分でもサクサクプレイできるレベルに設定可能(もちろん、アクション玄人好みの高難易度にも設定可)。
そして、音楽が神がかっているくらいに良質。
さらに、背景などのグラフィックが息を飲むほどに美麗。
ついでに、UIのデザインがシンプルでストイックで好感触。
そんな好ポイントが揃ったおかげで、ゲーム開始からEエンドまで、プレイしていてすごく楽しかったです。
時間を確保できたら、2周目プレイしたいところです。
ちなみに、セーブデータはサーバにアップしました。
次に面白かったのは、
「大逆転裁判2」かな。
「大逆転裁判」(無印)とのダブルパックを購入し、まとめて一気にプレイしたのですが、とてもよくまとまっていて面白かったです。
1ではものすごく消化不良感が強く残ったのですが、それが2で綺麗に解決されていて、非常にすっきりしました。
システムも「逆転裁判」シリーズ同様に、決まった時の爽快感がたまりません。
個人的には、共同推理がすごくツボでした。
あの、登場人物たちがスチャッとするモーションが、特に。
「ひぐらしのなく頃に粋」は、今年ようやく手を出せた作品です。
以前から「ADV好きなら、とりあえずやっとけ」と言われていたので気になっていた作品だったのですが、今年なんとか最後までプレイできて良かったです。
巷でネタにされているあれこれを、ようやく理解できてすっきりした感じもします。
あと、予想外にとんでもなく長大なテキスト量には驚きました。
かなりすっ飛ばしてプレイしたけれど、ボイスまでしっかり聴き込んでいたら、たぶん200時間を超えていたと思います。
あとは、個人的に推したい作品の続編である
「CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!」も挙げておきます。
こちらの続編は、CERO Z指定の本編とは打って変わって、かなりの桃色なゲームです。
本編とは逆方向に、コンシューマゲームでこれはアリなのか!?という表現の限界に挑戦しているようなシーンも多々あります。
ただ、作品内でも触れられている通り「蛇足」な作品なので、あくまで本編のファンディスクとして楽しむ分にはちょうど良いかもしれません。
とりあえず、本編の「CHAOS;CHILD」が名作なので、テキストADV好きはぜひゲームをプレイしてください。カオチャはいいぞ。
今年も、やりたいゲームをやり損ねていた李、積みゲーを多数残していたりするので、来年も率先してゲームをプレイしたい所存です。
とりあえず、いまだにプレイしていないFF15とDQ11は、来年中にプレイしたいです。
あと、買ったきり放置しているSwitchを、年明け早々にはセッティングせねばと考えています。
■ゲーム音楽CDこの一年今年ブログに感想を投下したゲーム音楽CDは、全部で22本。
ゲーム音楽のCDがゲームの初回限定版の特典だったり、聴いてみたものの感想を書いていない作品もあるので、実際に聴いたものはもうちょっと多いです。
今年聴いたゲーム音楽の中で一番印象に残っているのは、
「NieR:Automata」のOST。
どの曲も、とても良いです。
前作のOSTも神曲揃いでしたが、今作もそれを凌駕するほどの神曲が揃っています。
The Game Awards 2017のBest Score/Musicを獲得したのを始め、各所で絶賛されているのも肯けます。
全体的にはアコースティックなサウンドで、得も言われぬ神秘さや脆さを感じさせられます。
その曲の空気感が好きなので、時々無性に聴きたくなって、思い出した時に繰り返し聴いています。
ゲーム未プレイでも聴けるOSTだと思うので、興味を持たれたらぜひ一聴を。
聴いてみて損はないと思います。
次点は、
「KINGDOM HEARTS Orchestra -World Tour- Album」。
コンサート会場限定販売のCDでしたが、それが勿体ないほどの出来だと思います。
何よりも、会場で生演奏を聴き、それから間を置かずに同じスコアの演奏音源をCDで何度も聴けるのが、たまらなく幸せでした。
吹奏楽版と合わせて聴くと、より一層楽しくなります。
最近発売された
「サガ オーケストラコンサート2016」もコンサート音源が聴けて、サガシリーズファンにはオススメしたい作品です。
第一作目の「魔界塔士サガ」から最新作の「サガ・スカーレットグレイス」まで、比較的均等に網羅されているので、古くからのサガ好きとしては申し分ありません。
また、CD2枚組という大ボリュームと、大迫力の演奏なので、かなり聴き応えがあります。
バトル曲が多めなので、オケで奏でられたバトル曲が好きな方は必聴です。
今年聴いたゲーム音楽のOSTで意外とハマったのが、
「パタポン コンプリートサウンドトラック」。
同じフレーズをベースにした似たような曲が続くOSTなのですが、ずっと聴いていても飽きませんでした。
ゲームをプレイしていたときは気付かなかった良さを、OSTで聴いて初めて気付いた気分になりました。
そして、パタポンたちの声が可愛いです。
来年も色々な良曲に出会えるといいなぁと、期待しています。
とりあえず、今積んでるCDを聴き倒します。
■ゲーム音楽コンサートこの一年今年足を運んだゲーム音楽のコンサートは、アマプロ問わずで全21件。
去年に比べると少し減りました。
減った理由はなんとなく察しています。懐事情です。
今年は公式(公認)のコンサートが多くて、その度にチケット代であっという間に財布が軽くなりました。
懐に余裕がなくて、泣く泣く諦めたコンサートもいくつかあります。
そして、公式コンサートが増えた分、アマチュア楽団の企画コンサート(一回限りのコンサート)がかなり減った気がします。
公式コンサートの中で一番印象に残っているのは、GWに開催されたNieRシリーズの
「人形達ノ記憶 NieR Music Concert」。
今年のコンサートのチケットもかなりの争奪戦だった模様でしたが、運良くチケットが取れたので現地で鑑賞しました。
弦楽四重奏+ピアノ+ギター+ボーカル(+マニピュレーター)というシンプルな編成ながら、そのシンプルさが逆に曲の良さを引き立てるような、素晴らしい演奏会でした。
もういっそのこと、毎年開催してほしい演奏会です。
それと、
「魔女と百騎兵」のコンサートも印象的でした。
こちらもシンプルな編成ながらも、魔女百らしい妖しさと美しさを兼ね備えた大迫力の演奏で。
特にアコーディオンの生の音色が、良い意味で卑怯なくらい魔女百の世界観にマッチしていてとても良かったです。
あとは、今年はGAME SYMPHONY JAPAN(GSJ)の活躍が目覚ましく見えました。
懐的な事情から、GSJの全てのコンサートに行くことはできなかったのですが、行けた演奏会の中でも次の2曲がとても良かったです。
・5月開催の
「Jスタ音楽祭」のパタポン「ギョロッチのテーマ」
・10月開催の
ペルソナオケコンのペルソナ3「キミの記憶」
前者は、前述の「パタポン」のOST購入の直接的なキッカケになった演奏です。
ここで「なにこのパーカス無双、超かっこいい!」となった結果、OST購入に至りました。
なお、この「Jスタ音楽祭」の模様は、PS Storeで映像作品「Premium Musical Notes ”JAPAN Studio 音楽祭”」として有料配信されているようなので(2017年12月31日現在)、気になった方はぜひ。
後者は、去年のペルソナオケコンのときにもものすごく感動したのですが、今年も同様にやられました。
こちらは、去年のGSJ21stの模様が映像作品として一部店舗で販売されているので、ペルソナの曲が好きな方にオススメです。
アマチュア楽団の演奏会は、なんかもう色々あり過ぎて、どれが良いとか選べない状態です。
印象に強烈に残っている演奏をざっとあげるなら、
・4月に開催された
「MUSICエンジン 第二回演奏会」のルドラの秘宝全曲
・4月に開催されたNieR:Gestalt&Replicantの楽曲が演奏された
月オケ演奏会・6月に開催された
「GAMEバンド 第6回演奏会」のFF9劇中劇「君の小鳥になりたい」の再現
・7月に開催された
「シュデンゲンアンサンブル 第7回演奏会」のゼノギアス全曲
・8月に開催された
「リトルジャックオーケストラ 第14回定期演奏会」のアンコール最後の曲
・8月に開催された
「Foursomeジョイントコンサート」のBRAVELY DEFAULT
・9月に開催された
「吟遊詩人組合 2nd Concert」のアルトネリコ「EXEC_CHRONICLE_KEY/.」
・9月に開催された
「交響曲FFT」・11月に開催された
TMM 第7回演奏会のFF9「永遠の豊穣~Eternal Harvest~」
・12月に開催された
FSオケのロマサガ2「七英雄バトル」
という感じです。
この他にも、現地で鑑賞したコンサートには必ずどこか魅かれるところがあって、正直書き出したらキリがありません。
ただ、どのコンサートでもゲームに対する敬意と愛情がひしひしと感じられて、鑑賞する度にほっこりさせられたことは確かです。
影から応援することしかできないけれど、演奏会を企画して開催してくださる方々には敬意を表したいです。いつも本当にありがとうございます。
来年も、様々な演奏と出会えたらいいなぁ。
■その他この一年ゲーム以外だと何があったかな・・・と、この1年のブログ記事を見返してみましたが、99%ゲーム関連のことしか書いていませんでした。
唯一の1%は、連続ドラマ「BORDER」の続編のSPドラマ
「BORDER 贖罪」の感想記事ぐらい。
TVをほとんど見ない自分がひょんなキッカケで連ドラOA時にドハマりして円盤までゲットしたくらいのドラマの続編だったのですが、これがまた期待を裏切らないすごく良質なドラマでした。
いろいろ言いたいことはあったけれど、周りに感想を共有し合える友人知人がいなかったので、3日ほどかけてブログにぶちまけた結果、なんだかとんでもない長文記事になりました。
BORDERは、鬱展開好きにはたまらないドラマだと思います。BORDERはいいぞ。超オススメ。
特にブログには何も書いていないけれど、アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」の劇場版は、来場者特典の色紙を全種揃えた程度には何回も見に行きました。
何度見ても飽きなかったので、来年発売予定の円盤も予約済みです。
それと、劇場版公開日頃に開催されたコラボカフェも、結構足を運んだ覚えがあります。
「ノーゲーム・ノーライフ」(特にTVアニメ版)はちょこちょこゲームネタが挟み込まれるので、ゲーム好きにオススメのアニメだと思います。
TVアニメの第2期、やってほしいなぁ。
あとは、シン・ゴジラの地上波放送にワクワクしたり。
鉄道路線擬人化マンガ「青春鉄道」のプチオンリーのために新潟に行ったり(×2回)、鉄ミュ3の発表に狂喜したり貯金箱作ったり。
意外と色々やってたな自分。
というわけで。
今年も当ブログを閲覧していただき、ありがとうございました。
ブログの拍手やコメント、Twitterのリツイートやいいねなど、いつも励みになります。
あまり言う機会がないので表には出せずにいるのですが、ものすごく励みになっています。
この場を借りてお礼を申し上げます。
来年も、ゲーム中心に雑多な活動を続けていこうと思うので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。